ホトニクス下(通称:マイマイ)~奥浜名湖の釣りポイント紹介~

ホトニクス下(通称:マイマイ)~奥浜名湖の釣りポイント紹介~

『釣!浜名湖』をご覧いただきありがとうございます!

記事内容は、ポイントの詳細からはじまり、季節ごとに釣れやすい魚と方法などをまとめています。

本記事は「ホトニクス下(マイマイ)」を紹介しています。

記事のポイント
  • ホトニクス下(マイマイ)の基本情報
  • シーズンごとに釣れやすい魚
  • 釣れやすい魚を狙うタックル
  • 周辺情報
目次

ホトニクス下(マイマイ)の基本情報

ホトニクス下は名称通り、呉松町にある「浜松ホトニクス産業開発研究所」の東にあるエリアのこと。

小さな湾の形状がカタツムリぽいからか、昔からの人は「マイマイ」の呼び方が定着しています。

  • ポイント名:マイマイ
  • 所在地:静岡県浜松市中央区呉松町
  • アクセス方法:東名「舘山寺スマートIC」より2分ほど。
  • 駐車場:数台あり
  • トイレ:なし
  • 近くの釣具店:はなぞの釣具店
  • 近くのコンビニ:セブンイレブン細江町気賀店、セブンイレブン浜松舘山寺町店

ホトニクス下への入口は、動物園からの大草山ルートか、舘山寺スマートIC近くからのルートの、2通りあります。

はじめての人は道路から曲がる位置がわかりにくいと思うので、ナビの目的地設定を「浜松ホトニクス産業開発研究所」にして、ナビを頼りにしたほうが無難です。

大草山のルートは、道が狭いし分岐でナビがバグるので、県道320号線を通り、信号「新呉松橋北」よりも北へ進んだ先からのルートを推奨します。

マイマイはキビレの釣果実績は浜名湖内でもかなり有名なポイント。

地図で見ると小さな湾にしか見えませんが、中央部に向けておよそ水深6mまで落ち込んでいく急深スポットです。

春と秋はサイズ狙いがしやすく、夜のブッコミ釣りがセオリーなポイント。

マイマイの特徴

マイマイの特徴は、見た目のわりに急深だと理解するところから━━。

特に深いの湾の出口で、その水深はおよそ7m。

岸から約200mかけて落ち込んでおり、中央部に向かって「0-700cm」の地形変化があるわけです。

ルアーと電気ウキは急深すぎて、魚にエサを届けるための”棚”が合わないため、オモリ使った投げ釣り(通称ブッコミ)がもっとも効率的な釣り方になります。

湾の奥(駐車スペース近く)は水深が2m前後なので、チョイ投げに電気ウキ釣りもできるし、ルアーも1m程度の潜行レンジでも釣りができます。

マイマイでシーズンごとに釣れやすい魚

春:キビレ、シーバス、サヨリ

キビレは早くて3月から。シーバスともども落ちから戻る個体狙いでサイズに期待。サヨリは大型が来るものの回遊次第で、ルアーでシーバスを狙う際の外道扱い。Notダツ。

夏:キビレ、クロダイ、シーバス、ハゼ、マゴチ

夏のマイマイは浅い場所の水温が上がりやすく、水質も悪化しやすい。ハゼと手の平サイズのチヌ系を釣るなら、湾奥で夜の電気ウキがベスト。マゴチは日中に北側の自転車道路でランガン。ついでにシーバス。

秋:キビレ、クロダイ、シーバス、ハゼ、サヨリ

実績は大草山側のほうが多いが、所見かつ夜で入る場所じゃないので注意。キビレのサイズ狙いは基本的に湾の入口付近がポイント。ハゼとサヨリは奥のほうでのべ竿でも楽しめる。

冬:キビレ、シーバス

水深があるエリアで投げ釣り。釣れたらラッキー程度なので過度な期待はしないこと。朝夕のマヅメタイム、上げ潮下げ潮で少しでも活性が高まる”時合”を狙った短時間勝負。

マイマイは浜名湖の釣り情報で年に数回は出てくるポイント。

特に大型キビレの報告が多く、水中の地形を理解してこそ投げ釣りで釣れる対象魚ですね。

夏から秋はベイトが多く、ウキ釣りで水深1m前後にエサを流せば、小さいシーバスや手の平サイズのチンタが遊んでくれます。チョイ投げでも可。

水深があるエリアなので、ルアーは陸から投げて沈めるより、船から上下に動かすジギング・タイラバのほうが釣れる可能性が高いでしょう。

マイマイのハイシーズンは8~11月で、サイズ狙いなら初夏と晩秋がおすすめ。

なんでもいいから釣りたいのであれば、7~9月の夕方から夜がおすすめですね。

エサで釣れる魚とおすすめタックル

対象魚キビレ
おすすめエサ青ジャムシ、ユムシ
おすすめタックルオモリ負荷10~20号の投げ竿でブッコミ仕掛け

マイマイは急深のカケアガリを狙うスタイルが基本。

流れはきつくないので、オモリは10~15号くらいの範囲で竿に合ったものを。

竿が4m程度だとすると、オモリ10号で投げれるのはせいぜい70m手前くらい。

オモリは重いほど飛距離が伸びるわけでもなく、飛距離を追求するなら竿とのバランスが大事です。

50m以上も投げれば水深4mクラスに届くし、カケアガリでもオイシイ部分にエサを届けることができます。

もし30m以内しか投げられないなら、飛ばし電気ウキのほうが飛ぶと思いますし、この場でキャスティングの練習をかねた釣りをするのがおすすめです。

ルアーで釣れる魚とおすすめタックル

対象魚キビレ、シーバス
おすすめルアーシンキングペンシル、ペンシルベイト、レンジバイブ
おすすめタックル8~9ftのシーバスロッド

マイマイの北側(伊奈)は隠れたウェーディングスポット。

干潮時は自転車道路下に海岸が出てくるため、カケアガリまでに必要な飛距離を短くすることが可能。

立ち込めるギリギリから50mも投げれば、水深7mクラスに届くため、遠州灘サーフでもそうそうない海岸の形状が浜名湖内にあるのは驚くと思います。

しかし、急深だからルアー釣り自体が難しい……。

ルアーは真正面にぶん投げたくなりますけど、マイマイのような急深の攻略は、カケアガリに沿ってナナメにキャストで巻くほうが、魚にアプローチできる”時間”が正面投げよりも増えます。

シーバス狙いなら、カケアガリを斜めにレンジバイブで狙いましょう。

おまけでマゴチが釣れるかもしれないし、偶然通りがかったキビレ・クロダイが来るかもしれません。

周辺情報

この辺りで観光といえば……、大草山のしだれ梅とロープウェーの展望台だろうか。

浜松市を代表とする企業の研究所があっても、驚くほど周囲に何もないから困る。

大草山の頂上までは車で行けるし、ロープウェー乗り場もかねた展望台は無料で入れるので、写真映えスポットにいい場所です。

日が落ちる夕日タイムは、空気が凛と澄んでいる冬に、あのオレンジ色を一度でも見てほしいですね。

浜名湖オルゴールミュージアム
浜名湖オルゴールミュージアム 浜名湖オルゴールミュージアムは、人々の音楽再生への夢と共に誕生したさまざまなオルゴールから自動演奏オルガン、自動演奏ピアノ、エジソンの蓄音機、カリヨンまでを集め...

ホトニクス下(マイマイ)のまとめ!

メモするべきこと
  • キビレのサイズ狙いなら春or秋
  • 年配には「マイマイ」、若めには「ホトニクス下」が通じる
  • エサの投げ釣りがおすすめ
  • ルアーは急深レンジをどう攻略するかの練習にもおすすめ

マイマイはキビレの釣果実績で有名です。

平成中期くらいまで浜名湖のキビレサイズでは、マイマイかサクラマルがトップ10の大半に挙がってたくらいです。

キビレ自体はエサとルアーどちらでも狙えます。

━━が、浜名湖内でも水深がかなりあるエリアなので、他とは違う仕掛けが必要になります。

百聞は一見にしかずといいますし、とりあえずやってみて、ポイントの地形を知ってから攻略を組み立てていくべきでしょう。

釣り場を綺麗に保つため、自分で出したゴミを持ち帰るのはもちろん、目についた他のゴミも拾うことが、ポイントとアングラーを守ることに繋がります。

ルールとマナーをしっかり守り、楽しい釣り体験をしてみてください!

ホトニクス下(通称:マイマイ)~奥浜名湖の釣りポイント紹介~

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアお願いします!

コメント

コメントする

目次