サクラマル(弁天島)~表浜名湖の釣りポイント紹介~

サクラマル(弁天島)~表浜名湖の釣りポイント紹介~

『釣!浜名湖』をご覧いただきありがとうございます!

ポイントの詳細からはじまり、季節ごとに釣れやすい魚と方法などをまとめています。

本記事では、キビレ釣りで有名な「サクラマル(弁天島)」を解説しています。

目次

サクラマルの基本情報

サクラマルはJR弁天島駅から、西へ橋を1個渡った島の南側が該当します。

  • ポイント名:サクラマル(通称)
  • 所在地:湖西市新居町新居3392周辺
  • アクセス方法:JR弁天島駅を目印に、西へ
  • 駐車場浜名湖県立公園駐車場を推奨
  • トイレ:JR弁天島駅と乙女園公園に有り
  • 近くの釣具店:大橋屋つり具センター、あけぼの釣具店
  • 近くのコンビニ:東にファミリーマート、西にローソン

駐車場は有料なら近く、無料を選ぶとけっこう歩くことになります。

JR弁天島駅から徒歩で来れるので、電車移動でも来やすい唯一のポイントですね。

青春18切符など途中下車有りを利用すれば、「浜名湖で釣りをしてみたい!」と考えている他県のかたでも、サクッと釣りをした思い出が作れます。

サクラマルの特徴

サクラマルは浜名湖キビレにおいて、昔から釣果の多さと型の良さで有名です。

ポイントの特徴は概ね「3等分」することで、それぞれ適した釣り方があります。

東側(投げ釣り・ウェーディング)

駅に近い東側は、赤鳥居を正面にみすえつつ釣りができるロケーションが最高です。

橋脚下は潮が動いていると流れが強く、上げ潮は橋に仕掛けが近づく構図になるので、やりにくい時間帯ですね。

逆に下げ潮だと、仕掛けが流れつく先がかけあがりを上がるため、投げ釣りに適しています。

ウェーディングは南岸の浅い地点を少し歩いて、流れの出口を広範囲に狙えるから、シーバス狙いに向いています。

中間(ウェーディング・ウキ釣り)

中間部は養殖棚がある地点以外、ほぼ水深が一定なので、狙い所を絞るのが難しいですね。

一定だからこそ、どこに投げてもチャンスがあるともいえます。

下げ潮一杯ならウェーディングが向いており、沖合のかけあがりからルアーを通せるので、砂地のボトムにいるキビレとマゴチ・ヒラメを狙うことができます。

夜間は電気ウキ釣りで仕掛けを流しながら、シーバスを狙うのにも向いています。

西側(投げ釣り・ルアー)

西側の橋脚周りは流れも早く、手前からけっこう深いポイントです。

投げ釣りでは仕掛けを安定させることが難しく、潮止まり前後できっちり狙う戦略が重要です。

流れを攻略できる上級者にとっては、ライバルが探りきれない魚を狙えるため、穴場ポイントになりますね。

広範囲の魚を狙うには、仕掛けが自然に動くのはメリットです。

さしし@管理人

冬は北西の季節風が強くなりますが、サクラマルは風裏になりやすいため、カレイにメバルが爆風でも狙える稀有なポイントです。

シーズンごとに釣れやすい魚

春:キビレ、シーバス、キス、ヒラメ

キビレとシーバスは早くて2月中盤以降、安定なら3月以降。キスはサイズが出るものの数は少ない。ヒラメは居ないわけじゃないけれど、専門で狙うと厳しい。

夏:キス、ベラ、キビレ、シーバス、タコ、マゴチ

3本針仕掛けででいろいろ釣れる時期。タコは5月から梅雨明け前後くらいまでが勝負どころ。東西の橋脚沿いで石周りが狙いどころ。全体的にサイズは小さめだけど、活性が高く釣りやすいので初心者向け。

秋:キス、キビレ、シーバス、カワハギ

キビレとシーバスの乗っ込みシーズンでサイズが期待できる時期。シーバスは夜の電気ウキがおすすめ。キビレも棚さえ合えばウキでもいいけれど、ブッコミで待ったり広く探したりが基本。

冬:カレイ、メバル

爆風でも追い風になるから、投げでカレイを狙いやすい。メバルは夜間にフライとプラッキングでシャローゲームが楽しめるけど、寒さとの戦いになるので、防寒ウェーダーなどの装備はしっかりしたい。

サクラマルにおけるメインは、春と秋のキビレ・シーバスに冬のカレイ。

投げ釣りは表浜名湖でもやりやすいポイントで、他では最低でも20号は欲しかったオモリは、サクラマルの中間部なら10号程度のオモリでも大丈夫です。

初心者なら、やりやすい中間部からはじめて慣れてきたら、東西の流れが強い時間帯を経験してみるといいでしょう。

東西は流れを攻略できる上級者向けで、安定して底を取れるほど大型の釣果が望めます。

エサで釣れる魚とおすすめタックル

対象魚キビレ
おすすめエサ青ジャムシ、ユムシ、弁天ジャムシ
おすすめタックルオモリ負荷10~20号の投げ竿。15号前後のオモリでブッコミ仕掛け。

エサ選びのコツ

キビレのエサは時期によって使い分けると効果的。

青ジャムシはオールシーズン対応だけど、夏から秋にかけてはエサ取りに悩まされる。

ユムシは夜釣りの定番で、30cm以下をほぼ無視できるから、デカいのだけ狙いたい人向け。

弁天ジャムシは釣果報告は多いものの、高価かつ希少だから、エサ取りが多いとコスパ最悪になるので、全体的に食いが渋いシーズン始まるか?ってタイミングにこそおすすめです。

オモリ負荷20~30号の投げ竿があればOK

サクラマルの投げ釣りで使うオモリは、10~20号で場所によって使い分ける感じ。

そのため最低でも、20号まで対応する竿は欲しくて、余裕をもたせるなら30号がおすすめです。

例をあげると、DAIWAのリバティクラブあたりが汎用的でおすすめです。

使いやすさを優先するなら、だんぜん3m(300)です。

しかし、4mあると今切口の堤防でも活躍するし、ウキ釣りで飛距離を稼ぐのにも向いているので、長いと他にもいろいろ出来ておすすめですよ。

ルアーで釣れる魚とおすすめタックル

対象魚シーバス・マゴチ
おすすめルアーボトムワインド(ジグヘッド+ピンテールワーム)
おすすめタックル9ft前後のシーバスロッド

サクラマルは全体的に砂地なので、岸からのボトムワインド釣法が向いています。

おすすめシーズンは春から秋にかけて。

橋脚沿いの流れが早いエリアは、底を取るよりも流れで転がすドリフトが最適で、プラグよりも比重を重くしやすいジグヘッドが向いているわけです。

使うロッドは9ft前後の一般的なシーバスロッドでよく、ウェイトは30gまで対応していれば文句ないですね。

この辺りのスペックは豊富にあるから、下のソルパラと似たスペックから、好きなメーカーを選ぶといいでしょう。

周辺情報

サクラマルは自動車で来れるなら最強のポイントかもしれません。

表浜名湖を一望する国道沿いを走りつつ、各地の状況を見ながらポイント探しも悪くありません。

もし宿泊まで考えているなら、島にある「活魚の宿 あさしお」を利用する手も。

部屋からは太平洋とつながっている今切口を一望でき、弁天島のシンボルである赤鳥居もチラっと見えるロケーション。

そしてランチの場として、浜名湖ならではの料理を楽しむこともできます。

まとめ:表浜名湖の投げ釣りなら最適のポイント!

サクラマルは自動車で来にくいポイントなので、ハイシーズンでもわりと空いてます。

表浜名湖エリアは今切口周辺の堤防が特に混むけど、海水浴場の実質隣にあるここは、夏の投げ釣りでは穴場ポイントといえます。

春と秋の乗っ込みシーズンでは、大型キビレの実績が有名。

他のシーズンが全くダメなわけでもなく、年中何かしら狙えるポイントですし、位置によって性格も変わるため、通うほど味が出てくるタイプのポイントです。

9~11月は特にいろいろ釣れる期待があるので、ぜひ試してみてください。

最後に━━。

釣り場を綺麗に保つため、自分で出したゴミを持ち帰るのはもちろん、目についた他のゴミも拾うことが、ポイントとアングラーを守ることに繋がります。

サクラマル(弁天島)~表浜名湖の釣りポイント紹介~

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