村櫛海水浴場～中浜名湖の釣りポイント紹介～

『釣！浜名湖』をご覧いただきありがとうございます！

記事内容は、ポイントの詳細からはじまり、季節ごとに釣れやすい魚と方法などをまとめています。本記事では「村櫛海水浴場」についてご紹介！

村櫛海水浴場は密かなサイトフィッシングエリア。

干潮時は膝下くらいの水深が続いているため、ウェーディングでシャローゲームが楽しめる場所。

立ち込むと周りが広いので、フライフィッシングをするのにも向いています。

村櫛海水浴場の基本情報

駐車場にトイレもあるので安心。

夏は海水浴客もいるので、日中に釣りをするときは、駐車場が空いてない可能性もあります。

村櫛海水浴場の特徴

村櫛海水浴場は釣りポイントとして、大きくわけて2つの顔があります。

まず駐車場付近のエリアはエサで投げ釣りが向いています。

南岸は潮通しがよくて水深もあり、投げでキビレにシーバスなどを釣ることが向いています。

駐車場から北側は全体的に浅くなっています。

手前が海水浴場として利用でき、さらに北は遠浅なシャロー帯が続いています。

干潮になると、岸から100～150mは水深1m以下になるため、シャローゲームがとても捗るポイント。

腰付近まで浸かると後方100mはフリーになるので、フライフィッシングをするのにも最適です。

ウェーディングはアカエイ対策をきちんとしましょう！

シーズンごとに釣れやすい魚

春：キビレ、シーバス、カレイ

釣れだすのは早くて3月頃。産卵からの戻り個体が多く、エサを多く食べる時期でチャンスもある。

夏：キビレ、クロダイ、シーバス、ハゼ、キス、カワハギ

チヌ系とシーバスは北側のシャロー帯、おまけでハゼも。投げ釣りは3本針仕掛けでキスとカワハギが狙えるけど、エサ取りがかなり多い。

秋：キビレ、シーバス、カワハギ、キス

南岸の投げ釣りで五目が狙いやすい。キビレとシーバスは夜の投げ釣りかウェーディングで。

冬：カレイ

カレイ狙いの投げ釣りは追い風になりやすく釣りはしやすい。

海水浴場の駐車場を起点に、南と北でエサとルアーの住み分けがされている感じ。

南は駐車場が近く、投げ釣りも岸からできるため、ここに記載している魚のほとんどを釣ることができます。

北側は遠浅のシャロー帯が続いているため、水温が低い冬はかなり厳しい。

エサで釣れる魚とおすすめタックル

対象魚	キビレ
おすすめエサ	青ジャムシ、ユムシ
おすすめタックル	オモリ負荷20号前後の投げ竿にブッコミ仕掛け

もっとも期待できるのは秋の夜釣り。夏でも釣れるけど、小物が多いし潮流もきつめなので、手返しで疲れるかも。

小物でもいいなら、海水浴場の砂浜で電気ウキ釣りのほうがいい。南の深場で電気ウキはシーバスも狙える。

ルアーで釣れる魚とおすすめタックル

対象魚	キビレ、クロダイ、シーバス
おすすめルアー	トップ系ルアー、SSミノー
おすすめタックル	8ftくらいのシーバスロッド、ウェーディング

シャローゲームは夏から秋にかけて。

北側は潮の淀みでわりと平坦な砂地が続いており、ところどころに海藻がある。

満潮時でもシャローゲームができるし、干潮なら遠く広く場所がとれるので、広範囲にキャストして探ることも可能。

浜名湖で干潟渡船を利用せずに、シャローのフライゲームをするなら、ここが最善かも。

周辺情報

コンビニまでが絶妙に遠いので、到着前に寄っておくことを勧めます。

海水浴場が開いている夏なら、カフェにキッチンカーで充実しているけれど、それ以外のシーズンで飲食店の選びどころがなかなか無い。

村櫛からの選択肢なら━━。

北へ向かうと定食屋がメインで、南へ向かうとチェーン店に出会える……みたいな位置取りです。

村櫛海水浴場のまとめ！

村櫛海水浴場は駐車場もあるしトイレもある貴重な釣り場。

夏から秋にかけてはエサ釣りでいろいろな魚と出会えるし、まったり夜釣りで大物に会うこともあるでしょう。

シャロー帯が広く大きいので、ウェーディングで1日過ごすことも可能。暑い時期は熱中症対策をしっかりしておきたいところ。

総合的には、ある程度釣りに慣れた人ほど、自分で楽しみ方を見つけることができるポイントだと思います。

釣り場を綺麗に保つため、自分で出したゴミを持ち帰るのはもちろん、目についた他のゴミも拾うことが、ポイントとアングラーを守ることに繋がります。

ルールとマナーをしっかり守り、楽しい釣り体験をしてみてください！