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記事内容は、ポイントの詳細からはじまり、季節ごとに釣れやすい魚と方法などをまとめています。本記事は「村櫛漁港」と「浜名湖ガーデンパーク」をご紹介!
村櫛漁港とガーデンパークはほぼ隣接しており、それぞれ特色が違います。
漁港付近では夏の夜釣りと秋のハゼ釣りがメイン。
ガーデンパークはウェーディングに砂浜での投げ釣りがメイン。釣りたい魚に合わせてポイントを変えるのがおすすめです。
村櫛漁港の基本情報
- ポイント名:村櫛漁港(むらくしぎょこう)
- 所在地:静岡県浜松市中央区村櫛町
- アクセス方法:東名「舘山寺スマートIC」から14分ほど。国道1号線バイパス「馬郡IC」から18分ほど。
- 駐車場:漁港内は基本的に禁止。村櫛海水浴場の駐車場なら24時間無料で、徒歩数分の距離。浜名湖ガーデンパークを利用するなら営業時間内無料(イベント中は有料もある)。
- トイレ:村櫛海水浴場のトイレかガーデンパークのトイレを利用。
- 近い釣具店:フィッシング沖、はなぞの釣具店
- 近いコンビニ:セブンイレブン浜松雄踏西、ファミリーマート浜松庄和町店
コンビニは車で10分ほど離れているため、事前に寄ることをすすめます。
村櫛漁港の特徴
村櫛漁港は特別有名なポイントでもなく、競争率は低め。
港内は特別深いわけでもなく、堤防の外側は潮流がけっこう強くて投げ釣りが難しい。
気軽に遊ぶなら港内で、チョイ投げやヘチ釣りを試したい目的なら適している感じ。
盛期は夏から秋にかけてのハゼシーズン。
川のような水路が探り釣りに向いており、足で釣果を稼ぐタイプで楽しめる。
もしキビレを狙いたいなら、漁港の東側にある砂浜からの投げでも可能です。
冬は海側の堤防からカレイを狙う人も見かけるが、吹きさらしがまともにあたるので寒さとの格闘。
村櫛漁港でシーズンごとに釣れやすい魚
- 春:カレイ、キビレ、シーバス
-
キビレとシーバスは外の投げ釣りで3月終わりごろから。
- 夏:ハゼ、キビレ、シーバス、キス
-
ハゼは夏の終わりに近づいてから。キビレとシーバスは小型だけど、夜の電気ウキで数釣りが楽しめる。
- 秋:ハゼ、キビレ、シーバス、キス
-
ハゼは港内と水路内を探り釣り。キビレとシーバスは夜釣りでサイズ狙いも可能。
- 冬:カレイ
-
深くなっている航路のカケアガリを狙う。潮が緩むタイミングで探り釣り。
砂地で根掛かりの心配がほぼないから、初心者に向いているポイント。
夏は水路と北側のマリーナ手前で、キビレとクロダイの姿を見ることもできる。
エサで釣れる魚とおすすめタックル
対象魚 | ハゼ |
---|---|
おすすめエサ | 青ジャムシ |
おすすめタックル | 初心者向け投げ釣りセットでOK |
ハゼ釣りは初心者を育ててくれる入門編。
釣り具はセット品が売られているし、なんならダイソーなどの100均で揃えることもできます。
難しいのは仕掛けの結び方くらいだけど、それもセット売りされているので、特に困ることはないはず。
ミャク釣りに関しては、こちらを参考にするといいでしょう。
ルアーで釣れる魚とおすすめタックル
対象魚 | キビレ、クロダイ |
---|---|
おすすめルアー | ポッパー、シンキングペンシル、SSミノー |
おすすめタックル | 9ft程度のシーバスロッド |
夏から秋にかけて、港内や水路で30~40cmくらいのチヌを見かけます。
特に多いのは水路が交わる前田橋のところ。
ただひとつ問題があって、釣座が水面より高いため、相手が警戒心マシマシになってしまうこと。
おすすめは影が落ちにくい日の出と日没のマヅメタイム。
魚の直上に置いても散らすだけなので、離れたところに着水させて、ちょんちょん動かして魚を寄らせるのがコツ。
ガーデンパークの基本情報
- ポイント名:浜名湖ガーデンパーク
- 所在地:静岡県浜松市中央区村櫛町5501-1浜名湖ガーデンパーク
- 開演時間:8:30~17:00(7、8月のみ)8:30~18:00
- アクセス方法:東名「舘山寺スマートIC」より20分ほど。東名「浜松西IC」より約30分。国道1号線バイパス「新居弁天IC」より約20分。
- 駐車場:有(合計1800台)通常は無料でもイベントによって駐車料金有り。
- トイレ:駐車場にあるのが一番近い。
- 近くの釣具店:「フィッシング沖」が近い。装備を整えるのであれば「はなぞの釣具店」か「あけぼの釣具」がアクセス的に良い。
- 近くのコンビニ:浜名湖大橋を渡って5分ほど雄踏方面にセブンイレブンとローソンがある。北は10分近くかかるけどファミリーマートがある。
ガーデンパークの開園中は駐車場が使えます。
しかし、閉園中は使えないので注意。
釣りで利用するなら、日中の開園中だけにするか、村櫛海水浴場から歩いてくるかの二択。
ガーデンパークの特徴
ガーデンパークの南にある砂浜は、ウェーディングの好ポイント。
ただし、徒歩と自転車以外は駐車場が困りどころ。
砂浜を歩けばかなり広範囲を探れるのがメリット。
浜名湖大橋を越えて、園の東側まで釣りに行く人は少ないため、航路にとどまっているマゴチやキスを拾いやすい。
エサの投げ釣りは、遠くに投げてから、じわじわ巻いて誘いつつ魚を探すスタイルがおすすめ。
夜釣りは航路のカケアガリに仕掛けを止めて待ちがいい。
この砂浜で釣りをする際の注意点は、大潮の最大満潮時は砂浜部分が消えるところまで水が来ることも。
濡れたくない人は胴長か長靴を装備するべき。
ガーデンパークでシーズンごとに釣れやすい魚
- 春:キビレ、シーバス、キス
-
4月になった頃から本番。
- 夏:マゴチ、キビレ、シーバス、キス
-
ルアーは朝マヅメから日中のランガンがおすすめ。投げ釣りは腰をすえて夕方から夜にかけて。
- 秋:マゴチ、キビレ、シーバス、キス、カワハギ、ハゼ
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投げ釣りが楽しい時期。航路狙いでキスとカワハギ。キビレとシーバスは夜にサイズ狙いで。
- 冬:シーバス、カレイ
-
バチ抜けは2月頃にあるけど、特に関係なく、潮の上げ下げで偶然にも回遊してくるのを狙う形。
潜在するキビレの魚影は濃いほう。
マゴチは陸から広範囲を狙えることが大きく、飛距離のでるメタルジグやジグヘッドワームで底を狙い、足で稼ぐことが向いている。
キビレのサイズ狙いなら秋の夜釣りがベスト。
シーバスはウェーディングで、日中も夜でも可能なものの、潮汐から時合を読んで短時間勝負がおすすめ。
表層からボトムまで探れるシンキングペンシルがあるといい。
エサで釣れる魚とおすすめタックル
対象魚 | キス |
---|---|
おすすめエサ | 青ジャムシ |
おすすめタックル | オモリ負荷10~20号の投げ竿に三本針仕掛け |
キスは冬以外なら居ないことはない。春はサイズはあるけど少なくて、夏から秋は小ぶりだけど数はいる。
投げ釣りは他にもカワハギとキビレは釣れるし、水温があがれば多様な魚と出会える楽しい釣りです。
ルアーで釣れる魚とおすすめタックル
対象魚 | マゴチ |
---|---|
おすすめルアー | メタルジグ、Sミノー、ジグヘッドワーム |
おすすめタックル | 9~10ftのシーバスロッド |
ガーデンパーク周辺は、浜名湖でも広大な砂地をウェーディングできる唯一の場所。
個体数的にマゴチよりもキビレが多いものの、専門で狙う人が少ないこともあって、釣り残しが発生しやすいから、ランガンで拾っていくスタイルが向いている。
周辺情報
日中ならもちろんガーデンパークですね。
園内は基本的に無料で楽しめるし、週末は何かしらのイベントごとをやっていたりします。
それを楽しむついでに釣りをしてもいいし、砂浜で潮干狩りを楽しんでいる方たちもいます。
食に関しては場所的に難しいけれど、冬なら村櫛町の「旬彩 一徳」で浜名湖名物の牡蠣カバ丼を楽しむこともできます。
村櫛漁港とガーデンパークのまとめ!
村櫛漁港の周辺は、夏季のチョイ投げがアツい。
ガーデンパークは秋の夜長にウェーディングがアツい。
極論は「ハゼを釣るか、シーバスを狙うか(小物か大物か)」の選択。
夏は全体的に小ぶりだから同時に狙えるけど、1つのタックルで両立するのは難しいから悩みどころ。
個人的におすすめするシーズン秋。
日中はハゼで、夜は残ったエサでシーバスをウキで……と、狙いにメリハリをつけるといいと思います。
ルアーはウェーディング主体になるので、遠州灘サーフが荒れてて行けない場合の選択肢にするのもアリ。
台風シーズンは腕を鈍らせないためにも、朝マヅメに訪れて運動がてらキャスティング練習するのもいいでしょう。
釣り場を綺麗に保つため、自分で出したゴミを持ち帰るのはもちろん、目についた他のゴミも拾うことが、ポイントとアングラーを守ることに繋がります。
ルールとマナーをしっかり守り、楽しい釣り体験をしてみてください!
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