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記事内容は、ポイントの詳細からはじまり、季節ごとに釣れやすい魚と方法などをまとめています。
本記事は、ファミリー層向けのお手軽安心釣りポイントの「砂揚場(浜名港)」を紹介しています。
- 砂揚場の基本情報
- ポイントの特徴
- シーズンごとに釣れやすい魚
- 釣れやすい魚を狙うおすすめタックル
- 周辺情報とまとめ
砂揚げ場の基本情報
- ポイント名:砂揚げ場(すなあげば)
- 所在地:静岡県湖西市新居町
- アクセス方法:国道1号線バイパス「新居弁天IC」を降りて13分程度。東名高速「浜松西IC」から30分超。
- 駐車場:港の関係者の邪魔にならないように
- トイレ:なし
- 近くの釣具店:大橋屋つり具センター
- 近くのコンビニ:ローソン湖西新居町店
砂揚げ場は、新居弁天海釣公園と双璧をなす、ファミリー層や初心者向けのお手軽スポット。
最大のメリットは、車横付けで釣りができるので、重い道具を持って移動する手間がないこと。
コンビニと釣具屋は歩いていける距離にあるし、困った時の買い足しも困りません。
難点は近くにトイレが無いこと。
もし緊急なら、JR新居町駅とかイオンタウン新居を利用する手があります。
釣りポイントの特徴
砂揚場は水揚げする漁港部と、工事関係船舶が停泊する港湾部に分かれます。
釣りポイント自体は全域ですが、漁業関係者や工事関係者の邪魔にならないよう、車の停め方や釣りの仕方を配慮するようにしてください。
ポイントの特徴は、初心者向けの港湾部と、腕試しに向いている航路エリアに分かれます。
港湾部は広々としており、水深は3~5mくらい。
車を横付けできるのもあって、サビキ釣りシーズンはファミリー層に大人気なポイント。
足場もいいし砂地だから、投げ釣りにも向いてますし、冬季は車で暖を取りながらカレイを狙うこともできます。
東側は航路があって、特に引き潮の時は流れが強くなります。
夏のメインはタコ釣りで、秋頃は電気ウキの流し釣りでシーバスの実績がそこそこあり、投げ釣りでキスとカワハギが狙えます。
釣果にめちゃくちゃ期待するポイントではなく、安心して釣りがしやすい点を重視するなら、砂揚場より適格なポイントを探すほうが難しいと思う━━そんなポイントです。
シーズンごとに釣れやすい魚
- 春:キス、キビレ、シーバス、サバ、イワシ、アジ、カレイ
-
サビキシーズンは4月頃から。海釣公園が先に釣果情報が出回るので、それを確認してからでも遅くない。キスとキビレは投げ釣りで、マヅメタイムを狙うのがいい。
- 夏:キス、キビレ、シーバス、ヘダイ、サバ、イワシ、タコ、コウイカ
-
日中の投げ釣りはエサ取りが多いけど、反応は多いしいろいろ釣れるのが面白い。釣り自体は夜が向いていて、キビレはブッコミで、シーバスは電気ウキで流すのがおすすめ。タコは早くて6月頃から始まり、8月には釣られつくす感じ。
- 秋:キス、キビレ、シーバス、ヘダイ、サバ、イワシ、アジ、サヨリ、カワハギ
-
サビキは終盤戦でアジが増えてくるころ。日中の投げ釣りはキスとカワハギで夜はキビレ。シーバスは落ち前の荒食いとかち合えば、橋脚側でボイルしまくりの姿が見れるかも。
- 冬:カレイ、アナゴ、メバル、カサゴ
-
冬でも車のすぐ近くで釣りができるメリットは大きい。投げ釣りはカレイがメインで、港湾部を広く探るほうがいい。堤防際でロックフィッシュ狙いも悪くないけど、夜の寒さに耐えられるなら、橋脚ミオ筋でメバルに期待できる。
投げ釣りは通年で選択肢のメイン。
サビキ釣りは春と秋が特に期待できるけど、群れ次第だからムラはある。
ルアーは正直微妙で、港湾部だからベイトが溜まりやすいイメージが強いものの、魚が着く変化が乏しいため、マヅメ以外はあまり期待できない。
サビキシーズンにアジングタックルで、アジとサバを狙うのが楽しいかも。
キビレ・シーバスは投げかウキでじっくり待つのが向いているし、マゴチ・ヒラメもアジかヒイラギを活き餌に、じっくり待つほうが効率が良かったりする。
エサで釣れる魚とおすすめタックル
対象魚 | キス、ベラ、ヘダイなど五目 |
---|---|
おすすめエサ | 青ジャムシ |
おすすめタックル | オモリ負荷10号前後の投げ竿に三本針仕掛け |
夏から秋は港湾部で、三本針仕掛けにジャムシをつけて適当に投げ入れれば、何かしら釣れるような時期。
遠く投げても近くでも、水深に変化はあまりないため、キャスティングが下手でも安心。
なので砂揚場は、初心者の練習に良い釣り場といえます。
キス・ベラ・ヘダイは昼夜問わず釣れるものの、日中と夜である程度”釣れやすさ”は変わります。
エサでシーバス狙いなら8~10月がおすすめ。自立ウキでハリスのガン玉を無くし、ウキ下1~2mの範囲でまったり流して待つのが主流です。
ルアーで釣れる魚とおすすめタックル
対象魚 | シーバス |
---|---|
おすすめルアー | レンジバイブ、シンキングペンシル |
おすすめタックル | 8~9ftのシーバスロッド |
シーバス狙いは春と秋がおすすめ。
春は3月頃にバチ抜けがあるから、シンキングペンシルで反応がなければ、ミノーでアクション重視。
秋は純粋なサイズ狙いで、航路側の浅瀬との境界線あたりを、ミノーかレンジバイブで丁寧に探りつつ、通過していく個体を狙い撃ちするスタイルに。
港湾部は明確な変化がなく、魚が居る位置を特定しにくいから、ボイルでもしてない限りはノータッチでOK。
冬はメバリングタックルで、砂揚場周辺を探り歩くのもアリ。1月頃からマイクロベイトが出てくるから、メバルの活性が上がるのはそこから。
周辺情報
砂揚場の近くには新居関所跡があります。
この土地はかつて、新居宿として東海道の宿場町としても栄えた地域です。
関所近くは、まるで江戸時代を意識したかのような町並みも若干残っており、ゆったり歩いて前世のDNAを呼び起こすのもいいでしょう。
北西にはJR新居町駅があるので、現代は住宅地として人気の地域。
広い運動公園はあるし、図書館もあるし、ドラッグストアにイオンタウンもあって買い物にも困らないから、新居町は小さいけれど、町に欲しいものがしっかりあるので住みやすいかも。
夏は花火大会があるし、トローリングの釣り大会会場にもなるから、夏はイベントごとに巻き込まれやすい釣りポイントでもあります。
砂揚場のまとめ!
- 投げ釣りはオールシーズンで何か狙える
- 総合的には初心者向けのポイント
- 車横付けできる浜名湖唯一のポイント
- 道具を車にたくさん載せれるから、いろいろ試す実験場にも向いている
- 釣果優先なら春と秋が向いている
砂揚げ場はファミリー層向けのポイントで、初心者が学ぶにも良い場所です。
せわしなく投げるルアーよりも、エサを投げ入れてじっくり待つのが向いており、車も近くにつけれるので、リモートワークしながらも不可能じゃありませんね。
週末や連休中は家族連れで賑わいやすいから、まったりとした時間を過ごしたい人は、平日を選ぶか夜を選びましょう。
砂揚場は港であり、港湾関係者施設のため、本来は立ち入り禁止でもおかしくありません。
釣り場を綺麗に保つため、自分で出したゴミを持ち帰るのはもちろん、目についた他のゴミも拾うことが、ポイントとアングラーを守ることに繋がります。
ルールとマナーをしっかり守り、楽しい釣り体験をしてみてください!
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