魚釣りをする時、車をポイントに横付けできれば、かなりメリットがありますよね?
特に家族連れは、釣り場選びも気を使いますし、なるべく車が近いほうが安全でもあるから、積極的に「車横付け可能なポイント」を選びたい気持ちはわかります。
結論からいうと━━。
浜名湖内で「車横付け」かつ「トイレなどの設備充実」の両方を備える最強はありませんが、どちらかを満たすポイントは複数あります。
当記事では、車横付け可能なポイントと、駐車場から釣り場まで近くトイレもあるポイントに絞って紹介しています。
- 車横付けと設備充実を両方備えるポイントは無い
- 車横付け可能なポイントは1箇所のみ
- 設備充実と車まで(駐車場から)めちゃ近いなら複数ある
浜名湖で車横付け可能な釣り場は「砂揚場」のみ

浜名湖内で車を横付けできる条件を満たすポイントは一箇所だけ。
それは、新居町にある砂揚場です。
地図を見てもらえばわかりますが、広い堤防に車が入れるため、車を置いたすぐそばで釣りをすることができます。
しかし、砂揚場は港湾施設のため、条例・法律的にはアウト寄りなことを留意してください。
敷地内は工事関係のエリアと、漁業関係のエリアで分かれており、工事関係は年中フル稼働しているわけでもないため、港に船や工事車両が居ない時は黙認されている感じです。
平日は工事関係の船が居ることもありますが、週末や祝日は休みのため、(ある程度)気兼ねなく堤防沿いに車を停めてすぐ釣りをすることができます。
ただし、砂揚場は車横付けポイントとして周知されているため、週末や連休はファミリー層がかなり訪れます。
混雑具合はシーズンによって浜名湖屈指になるので注意してください。
砂揚場でおすすめの釣りは?
砂揚場でおすすめの釣りは、ちょい投げ釣りとサビキ釣りですね。
遠くに投げる必要もなく、市販の釣りセットでも気軽に楽しめるため、初心者にもやさしいポイントです。
難点があるとすれば、施設内にトイレや水場がありません。
コンビニと釣具店が徒歩で行ける範囲にあるので、食事や釣具に困ったら、すぐ買い出しできるのがポイント高いですよね。
砂揚場は別記事で詳しく紹介してるので、ぜひ参考にしてみてください。

釣り場から車まで近くトイレもあるポイントの紹介
続いては、釣り場から車(駐車場)まで徒歩3分以内かつトイレもある条件に合うポイントの紹介。
トイレが近いポイントを選ぶのは、子どもや女性を気遣うためでもあります。
この条件なら浜名湖内に複数あります。
表浜名湖エリアの説明
新居弁天海釣り公園と弁天島海浜公園は、車を停めてすぐ釣りができるので、ほぼ車横付けといってもいいでしょう。
舞阪堤と網干場は、階段を上がったりそこそこ離れているものの、数分でポイントと車を行き来できます。
乙女園は駐車場から離れるほど釣れやすいポイントともいえるので、釣果を取るか設備を取るかの選択かと。
紹介するこれらのポイントは全て、駐車場内にトイレがあります。
奥浜名湖エリアの説明
都田川河口の近辺に公衆トイレはありませんが、河口付近のコンビニをカウントすれば”有る”し、そこから北西の小さな河口にトイレがあります。
舘山寺は公衆トイレが多いものの、釣り場近く&駐車場が近いは2箇所くらいあります。
車を停めるさいは必ず公共か有料の駐車場にしてください。
路駐や空き地に停めるのは、歩行者や自動車の通行を妨げますし、通報されて切符を切られる可能性もあるし、マナー悪いと釣り禁止になる恐れもあります。
浜名湖の車横付けポイントで狙える魚種と釣り方ガイド
車を横付け可能なポイントを選ぶ最大のメリットは、「気候に強い!」こと。
夏の堤防は暑く、熱中症リスクも高まります。
車があれば日除けにもできますし、エアコンをかければ体を冷すこともできるため、釣り場における熱中症対策では重要になります。
冬は冷たい季節風にさらされるため、シンプルに凍えてしまいます。
でも車があれば、車内で温まることができるし、遮蔽物にすることもできます。
家庭用コンセントが使える車なら、電気ポットで湯を沸かして、温かい飲み物にインスタントラーメンを啜ることだってできます。
忘れがちなメリットとして、「道具をたくさん持って移動する要がない」もありますね。
夏のクーラーボックスは、氷と飲料でめちゃくちゃ重くなるし、タックルを複数持って長い堤防を歩くと、もう腕パンパンで釣りどころじゃない……って経験をした人もいるでしょう。
車なら道具をいくら積んでも、すぐ取り出すことができるので、複数タックルを試したい場合に最適だといえます。
まとめ:車の横付けはマナーを守ることが大事
釣り場に車を横付けできるのはメリットが大きいです。
一方で、エンジン音やライトなど、周りに配慮する必要はあります。
釣り場では法律とマナーを守ることが大切です。
マナーを守るのはトラブルを防ぐためでもありますし、お互いに気持ちよく魚釣りを楽しむためのエチケットです。
ポイントに近づく際は、スモールライトで徐行しながら近づくといいでしょう。
人が居る近くは竿を置いている可能性もあるので、注意しながら進んでください。
車を水際に近づけすぎると、転落の危険性が増すだけなので、窓から竿を出して釣りができる距離はやめたほうが無難でしょう。
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