9月の浜名湖は、秋の魚種が目立つようになります。
釣りシーズン真っ只中でどこも混みやすく、釣座の確保も難しいポイントもあります。……が、それだけ釣れやすい時期なんです。
この記事では、9月の浜名湖でおすすめの釣りポイントを紹介しています。
対象魚別にもまとめているので、もし「何が釣れるかわかんないよ~💧」な人こそご覧になってください!
- 9月の浜名湖でおすすめの釣りポイント6選
- 9月に釣りやすい対象魚は?
9月の浜名湖でおすすめの釣りポイント6選
9月の浜名湖は釣りシーズン真っ盛りで、どこのポイントも週末は特に混みやすいですね。
選択としては、混んでもいいから釣果を優先するか、喧騒を離れてまったり釣りを楽しむか、になります。
特に混みやすいのは表浜名湖エリアで、今切口の新居弁天海釣公園と舞阪堤は、サビキ釣りとクロダイ釣りで賑わいますし、夜はシーバス狙いでも良いポイントは早いもの勝ちな傾向。
夜はキビレ釣りも最盛期のため、中・奥浜名湖の沿岸も、ケミホタルをつけた竿が立ち並びます。
この記事では、実績をもとに「対象魚と釣果が噛み合っているポイントを優先」してまとめています。
なので、ここに載ってないポイントでも、釣れないわけじゃありませんし、むしろ”人気”から外れているからこそ、釣りがしやすくチャンスがある所も多くあります。
9月におすすめしたい釣りポイントは次の6箇所です。
一箇所ずつ特徴を教えましょう。
新居弁天海釣公園はクロダイ・サビキ釣りが盛期に
海釣公園は年中激混みスポットですが、8月から10月までは特に混みます。
9月は釣りシーズンも真っ盛りで、特にサビキでアジサバが釣れだすと、T字堤は連日満員も珍しくありません。
選択肢としては、サビキ釣りで数釣りを楽しむか、まったりクロダイを狙うか、になります。
丁度クロダイとメジナのサイズ狙いがしやすいタイミングなので、今までやったことがないなら、前打ちやウキフカセに挑戦するのもいいでしょう。
他にも狙える魚は多く、忘れがちなのがカマスとタチウオ。
どちらも駿河湾ほど型が良いわけでもなく、数も多くないので、ルアーでシーバスを狙うついでに来ればラッキー程度に構えたほうがいいでしょう。
ボートレース浜名湖はサヨリ・シーバス・カワハギ
9月は陸地の釣り場が混みやすいため、ボートでまったり湖上で楽しむのもおすすめです。
弁天島から村櫛沖までが人気ポイントで、投げ釣りでカワハギ狙いが多くなる時期です。
サヨリとシーバス狙いなら、浜名湖競艇場周辺がおすすめです。
陸よりも混みにくいとはいえ、1年の中でもボート釣りも盛況なタイミングですから、航行時や仕掛けを投げる時など、周囲への配慮も忘れずに。
新居中之郷付近はハゼとキビレ・シーバス
新居中之郷付近は岸辺でするチョイ投げがメイン。
イオン裏の護岸は、日中はハゼ釣りがしやすく、チョイ投げで広い範囲を探りましょう。
キビレとシーバスは日中のトップウォーターが終盤戦。
サイズ狙いなら夜がおすすめで、どちらも狙いたいなら電気ウキがおすすめです。
女河浦はハゼとキビレ・シーバス
女河浦の秋シーズンは、ハゼとキビレが有名です。
のべ竿でフカセ釣りでもいいし、チョイ投げで待ってもいいし、自立ウキを投げてウキの動きを楽しむなど、多彩な攻め方ができるので飽きません。
昼過ぎからハゼ釣りをはじめて、エサが余ったら夕方以降に、キビレとシーバス狙いにシフトするのもアリ。
チョイ投げなら針を変えることで対応できるし、自立ウキはそのまま使えるからおすすめです。
都田川河口はハゼの有名ポイント
ハゼが釣れだすのは早くて8月中旬頃からで、9月は最盛期にあたります。
都田川はハゼ釣りの有名ポイントで、釣果情報が出回るとかなり混むポイントですね。
日中のハゼ釣りは、釣座の確保が最難関になります。
夜間は人も居なくなり、エサ釣りでキビレとシーバスを狙うことができます。
伊目はキビレとハゼ狙い
伊目も都田川と同様に、日中はハゼ狙いで、夜は投げ釣りでキビレが釣れます。
シーズン中は昼夜どちらも混むけれど、都田川よりはマシです。
ハゼ狙いはチョイ投げが向いているので、投げ釣りで三本針仕掛けか、自立ウキで投げて待ちの釣りにするかの選択です。
キビレはブッコミ釣りがおすすめで、日中はルアーでポッパーかレンジバイブが有効です。
【浜名湖】9月に釣りやすい対象魚は?
9月に釣りやすい対象魚は次の通りです。
- スズキ(シーバス)
- キビレ
- クロダイ
- ハゼ
- カワハギ
- サヨリ
- サビキ釣り(アジ・サバ・イワシ・サッパ)
- カマス
1種類ずつ釣る方法とコツをまとめていきますね。
🐟️スズキ(シーバス)は夜にルアー
9月はベイトも多く、シーバスの活性が高い夜間では、ボイルする様子も見られます。
サイズは30cm以上が目立つようになり、9cm台のルアーで結果がでやすくなります。
レンジはまだ上なので、初手シンキングペンシルで表層から中層を狙い、反応がなければミノーやレンジバイブで下層を狙っていく感じに。
おすすめは、猪鼻湖の西側や渚園などのウェーディングポイントか、舞阪堤や砂揚場などの流し釣りポイントが候補にあがります。
🐟️キビレは夜の投げ釣り
9月のキビレは夜釣りがおすすめです。
10月になると、釣れやすいエリアが奥浜名湖から中・表浜名湖に移っていきます。
なぜなら、外洋に出ていく”落ち”がはじまるからです。
村櫛海水浴場や中之島など、中域は最後の追い込みに入り、表浜名湖のサクラマルにもケミホタルが並ぶ時期になるでしょう。
秋の夜長をまったりと過ごしつつ、時折揺れる穂先にドキッとしながら気長に魚を待つのが向いています。
🐟️クロダイは日中の前打ちかウキフカセ
クロダイ狙いなら、今切口の新居弁天海釣公園と舞阪堤がおすすめです。
10月になると、浜名湖から外洋に出る”落ち”がはじまるので、9月は浜名湖全域から今切口に集結してくるため、数釣りがしやすいシーズンです。
おすすめは、カニかカラス貝を使う前打ちで、夜間はコマセを使うウキフカセ。
奥浜名湖でもまだまだトップウォーターで釣ることもできるし、舘山寺・女河浦あたりが狙い目でしょう。
🐟️ハゼを釣るなら浅い沿岸部を
ハゼは夏以降、浅瀬ならわりとどこでも居ます。
釣れるメインは当歳魚で、大きくはないですが数釣りが見込めます。
シーズン自体は早くて8月にはじまり、釣果情報が出回って釣り人が増える9月からは、釣られ尽くすまで時間との勝負になります。
9月のハゼはのべ竿で近距離よりも、チョイ投げで遠くの広い範囲を積極的に狙うほうが、釣りやすいはずです。
🐟️カワハギはボートのほうが有利
カワハギは海釣公園かボート釣りがおすすめです。
T字堤がサビキで賑わっている時、コマセで寄ってきているアジサバの下にいるので、胴付き仕掛けで底付近から30cmくらい上を狙うのがいいでしょう。
他には舞阪の網干場など、底が砂地の地域なら投げ釣りで釣ることもできます。
ボートは競艇場付近と村櫛海水浴場沖が人気ポイントで、広範囲を狙えるメリットが大きいし、3本針仕掛けでキスやキビレも釣れるからおすすめです。
🐟️サヨリは群れを探すところから
9月のサヨリは浜名湖内のほぼ全域に(一応)居ます。
群れで行動しつつ、港内や湾に入るとしばらく停滞する傾向があるので、釣果情報をあてにしてポイントを絞り込むのが効率的です。
陸からは情報が頼りですが、ボートは自ら探せる楽しみもあります。
サヨリはプランクトンを食べる魚なので、表浜名湖だと干潟周辺でうろうろしていることが多いですね。
ボート釣りなら競艇場付近は人気ポイントになっています。
もし沿岸で探すのなら、砂揚場・舘山寺周辺・女河浦周辺に実績もあり、おすすめできます。
🐟️アジ・サバ・イワシ・サッパはサビキ釣りで
9月前後はサビキ釣りも盛期となり、アジサバイワシが乱舞する季節です。
新居弁天海釣公園のT字堤は、週末になると8割以上がサビキ釣りで埋まるほど人気になります。
他に候補をあげると、砂揚場・舞阪港周辺とか網干し場に、奥浜名湖ならボート釣りで群れを探す方法もあります。
サビキ釣りは人が多いポイントほど、みんなコマセを撒き続けてくれるので、群れが定着しやすいメリットはありますね。
🐟️カマスはわりとレア枠
浜名湖でのカマス狙いなら、今切口付近がおすすめです。
日中は投げサビキで数釣りできることもありますが、群れが入ってくるかどうかにかかっています。
夜間は新居弁天海釣公園と網干場で、電気ウキでエサ釣りをするか、ルアーのワームや小型プラグで釣ることもできます。
浜名湖のカマスはそれほど型が大きくないし、数も少ないしで、専門で狙うのはなかなか難しいと思います。
シーバスを狙っている”ついで”に期待するのが気楽かもしれません。
9月は浜名湖全域で何かしら釣れるから、ウキと投げでいろいろな魚に出会ってみるアプローチもおすすめです。
まとめ:台風シーズンなので釣行は計画的に!
9月の浜名湖は水温が高い状態が続き、日中と夜を問わず、いつでも何かしら釣れる状態です。
特にポイントは絞らずとも、釣りたい魚を選んでから考えるても遅くありません。
釣れやすい時期だからこそ、やってみたい魚釣りをはじめてみるのも良いと思います。
1~12月の季節ごとに、浜名湖で何が釣れるかを知りたい方は、次の記事も参考にしてください。
9月は台風シーズンですし、秋雨前線も停滞しやすい時期なので、釣行する前の天気予報は必ず確認するようにしましょう。
それではどうかご安全に! よき浜名湖ライフを。
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