【初心者必見】冬の浜名湖でカレイを釣る方法!おすすめ釣り場と実績あるテクニック

【初心者必見】冬の浜名湖でカレイを釣る方法!おすすめ釣り場と実績あるテクニック

冬の浜名湖で狙える魚の代表格はカレイです。

カレイ釣りは簡単な投げ釣り仕掛けでよく、難しいテクニックも必要としないので、初心者でも比較的簡単に釣ることができます。

本記事では、浜名湖でカレイ釣りを楽しむポイントを徹底解説します!🎣

目次

冬の浜名湖でカレイ釣りがおすすめな理由

浜名湖のカレイ釣りは、10月から3月頃までがシーズンです。

ふだんは深めの水域にいますが、1月前後の産卵期になると、沿岸の浅い場所に移動してきます。

このタイミングで沿岸からも、投げ釣り仕掛けで釣りやすくなるわけです。

11月を過ぎると、今までメインだった魚たちが姿を消します(クロダイ・シーバスとか)。

秋を過ぎて冬になると、人間にとって外に出たくない時期になりますが、だからこそ釣りやすいカレイが台頭してくれるのは、ありがたいですよね。

カレイの産卵期=投げ釣りシーズンイン

ここで少し、カレイの習性について補足しておきます。

カレイが産卵期に入るタイミングは、ほとんどの種で10月~2月とされています。

振れ幅が大きいのは、生息域で水温が下がりやすいかそうでないかが、関係しているためでしょう。

浜名湖では、マコガレイイシガレイホシガレイが釣れます。

もっとも早くシーズンインするのは「マコガレイ」で、早くて10月から釣果報告で目立ちはじめ、12月の目一杯まで楽しむことができます。

次は1月頃から「イシガレイ」がシーズンインして、3月の終わり頃まで釣れます。

ホシガレイは数が少なく、だいぶレア枠なので、もし釣れたら誇っていい魚です。

3匹のカレイはどう見分ける?

マコガレイとイシガレイは見た目が似ています。

手っ取り早い見分け方はウロコの有無です。

マコガレイはウロコで覆われているので、触ればざらざらしており、イシガレイはつるつるした触り心地です。

ホシガレイはヒレ部分に目立つ●があるので、ひと目でわかりやすいですね。

ここまでの簡易メモ
  • カレイのシーズンインは10~翌3月頃まで
  • 浜名湖ではマコガレイ・イシガレイが釣れやすい
  • ホシガレイはレア枠
  • マコガレイは触るとざらざら、イシガレイはつるつる(ぬるぬる)

カレイ釣りにおすすめの釣り場3選

浜名湖には多くの釣り場があります。

この項目では、初心者でもカレイ釣りを楽しめるおすすめスポットを3つご紹介します。

紹介するポイントの特徴は、10月~翌3月を基準にしています。

1.新居弁天海釣公園・網干場

新居海釣公園は足場が安定しているため、初心者や家族連れにも人気のスポット。

網干場も同様で、太平洋と繋がる今切口の隣にある釣りポイントです。

カレイ以外にもメバルやカサゴなど、秋から冬でも釣果が期待できるポイントです。

海釣公園は潮の流れが速く、重いオモリを扱えるタックル選びが重要になります。

コツとしては、潮が動いている時は投げすぎないことがひとつ。

もうひとつは、潮止まりからの上げのほうが、堤防近くの流れが弱くなるので釣りやすくなります。

網干場も特徴としてはほぼ同じで、釣りやすいタイミングは逆に”下げ”がおすすめです。

2.弁天島海浜公園周辺


弁天島海浜公園は、JR弁天島駅の南にある「赤い鳥居」が正面に見えるポイントです。

足場も良く、駐車場からも近いので、家族での釣行にもおすすめです。

夏は海水浴場になる砂浜と、渡船が着く波止場があって、狙い所は少し投げれば届く「航路」です。

カレイは満潮時だと浅い場所にも泳いできますが、基本的に”エサを探す以外は動かない魚”なので、深い航路を丁寧に探っていくのが、釣果を出すポイントです。

真冬は北西の季節風(10m/s前後)が強い日が多くなりますよね。

ここは背後にホテルがあるし、追い風になるので、よっぽどの暴風でない限り釣りができるのもメリットです。

3.中之島・渚園

中之島と渚園は、沿岸からの投げ釣りで有名なスポットです。

渚園は西側に広く深めな場所があるので、ここがカレイのポイントです。

中之島はたきや漁の施設がある橋脚周辺が深く、潮止まりにくまなく水道を探ることがコツです。

夏はウェーディングポイントなので、干潮時に入って、岸から届かない航路をカレイング(ソフトルアー)で狙うのもいいかもしれません。

4.瀬戸水道

瀬戸水道は、カレイが好む砂泥底が広がるエリアで、釣果実績が高いポイントです。

北側が特に深く広いため、遠投しながら広く探ることが重要です。

シーバスやキビレも混じることがあり、冬の投げ釣りではチャンスが多いポイントですね。

水道部分はいかにも釣れそうですが、潮の流れが速く、底に岩が多いので根掛かりしやすいリスクがあります。

南側は手前が浅いため、遠投に自信があるならライバルを出し抜けるでしょう。

さしし@管理人

紹介したポイント以外でチャンスがゼロなわけでもありません。
表浜名湖から中浜名湖の砂地エリアなら、ほぼ全域に居ますし、航路があるポイントは特におすすめです。

カレイ釣りにおすすめなタックルと仕掛け

カレイ釣りは「エサの投げ釣り」が基本です。

釣れる時期になると、釣具店ではカレイ釣りがキャンペーン対象となることもあります。

初心者はタックルを揃えるのに最適なタイミングですし、竿とリールは他の釣りに使うこともできるので、ある意味一生モノです。

浜名湖のカレイ釣りでおすすめなタックル構成は、次の通りです。

カレイ釣りでおすすめのタックル構成
  • 投げ竿:
    長さは2~4mの範囲。オモリ負荷が重要で、20〜30号まで対応しているモデルだと、表浜名湖の潮が速いエリアに対応しやすい。
  • リール:
    3000番なら十分、2000番でもOK。巻くラインは100mもあれば十分で、PEなら0.8号前後、ナイロンなら2~3号あたりはほしいところ。
  • 仕掛け:
    カレイ専用の三本針仕掛けが定番。天秤付き仕掛けは”持ってない場合”に選択しましょう。針は流線の11〜14号で、針に派手な装飾がついていますが、カレイは派手好きで動く物が大好きだからです。
  • オモリ:
    潮が速いエリアでは最低でも20号は欲しい。緩いエリアなら15号前後あれば十分です。オモリの選択は竿の負荷限界より余裕をもたせたほうが投げやすいですよ。

竿とリールがあれば、あとは天秤仕掛けを買えばいいだけですし、タックル一式も高価な物を選ぶ必要もありません。

入門用としては、下のような「竿+リール」のセット品からはじめて、道具に慣れてから、主要釣具メーカーでワンランク上の良いものを考慮するといいでしょう。

Amazonやナチュラムでは、冬にカレイ特集を組むことがあります。

キャンペーン価格でタックル一式を揃えるチャンスですし、新調する際のタイミングとしてもおすすめです。

おすすめの釣りエサ

カレイ釣りは虫エサがおすすめで、主に使われているのは次の4種類です。

  • 青イソメ(ジャムシ):
    どこの釣具店でも買える定番エサで、自販機もあり24時間買えることもメリットです。
  • 赤イソメ(ジャムシ):
    赤イソメは青より赤い見た目で、砂泥とコントラスト差があるから、アピール度が高いメリットがあります。
  • イワムシ(マムシ・本虫・岩イソメ):
    イワムシは赤く太いイソメで、カレイ釣りの実績も高いですが、売って無いことも多い。呼び方は釣具店や地方によって異なるけど、正式名は”イワムシ”です。
  • 弁天ジャムシ:
    浜名湖で最強の虫エサ。太くて大きくアピール度もあり、浜名湖では数々の実績を誇ります。数が少なく希少で高価なので、無理に追うこともありません。

エサは針に房掛け(数匹掛けること)して、うねうねとアピール度を高くしたほうが釣れやすい傾向があります。

1回で数匹使う以上、コスパ優先なら「青or赤イソメ」が無難ですね。

イワムシや弁天ジャムシは1本掛けで良いですが、ちぎれやすいので、デリケートに扱いましょう。

仕掛けは毛鉤やラバーで装飾した物がおすすめです。

装飾の色で釣果が変わることもあるので、色違いで数種類持っておくと、スレ防止にもなるのでおすすめです。

浜名湖周辺には釣具店も多く、エサの購入前に「カレイを釣るのにおすすめのエサは何ですか?」と、アドバイスをもらいつつ、リアルな釣果情報を教えてもらうのもいいですね。

各釣具店の情報は、こちらのページで確認することができます。

実績あるカレイの釣り方とテクニック

カレイ釣りのテクニックはさほど難しくなく、初心者もやりやすい釣りです。

以下にカレイ釣りのテクニックについて簡単にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

投げ込みと待ち時間

カレイはエサにゆっくり近づく性質があります。

エサを食べると竿に「コツン」と弱いアタリが出ますが、ここですぐ反応してはいけません

口が小さく一気に食べる魚じゃないので、針の部分を口に入れるまで、最初のアタリから5~10秒は待つようにしましょう。

穂先が「グッ」と絞り込まれたら合わせる最適のタイミングです。

もし「コツン」程度で止まり、10秒以上経過していたら、そ~っと上げて、魚の重さを感じたら合わせるようにしましょう。

定期的に仕掛けの位置を変えることで、広範囲を探り釣ることができ、活性の高いカレイにアピールできます。

誘いのテクニック

カレイは頻繁に動く魚じゃないので、エサを魚に近づける必要があります。

つまり、魚を探しながらエサを動かしていくのがポイントです。

基本の釣り動作(誘いのテクニック)
  • 投げ入れたあと、オモリが定着するように軽く巻き取る。
  • 1分以上は待つ
  • 反応がなければ竿をゆっくり上げるか、数回リールを巻いて仕掛けを動かす。
  • 動かしたあと、1分以上待つ(回収まで繰り返し)

注意点として、誘いのやりすぎは逆に魚をちらしてしまいます。

1分程度では短いくらいなので、スマホでSNSなどを眺めつつ数分待って、ちょっとリールを巻いて仕掛けを動かすくらいの頻度で大丈夫です。

仕掛けが緩みすぎていると、カレイのアタリが竿に出ないこともあります。

誘う時は魚の重みがあるかどうか、手元でしっかりと判断しましょう。

ソフトルアーで釣るカレイング

カレイングはルアーでカレイを釣る方法のことです。

仕掛けは投げ釣りと変わりなく、オモリに絡み防止をつけたリーダーと針があれば十分です。

エサに使うのは、パワーイソメやアジング用のワーム(ソフトルアー)。

釣り方も投げ釣りと同じで、投げ入れてからしばらく待ち、反応があるまで広い範囲を探るのがコツです。

メリットとしては、オフシーズンになりがちのルアータックルでも、漁港やサーフでカレイと遊べることですね。

詳しいやり方については、「TSURI HACK」さんの記事が初心者にも魅力が伝わる、いい内容だと思います。

まとめ|カレイ釣りは寒さとの戦いでもある

浜名湖のカレイ釣りは、秋から冬の終わりまで楽しむことができます。

冬は他に釣れる魚も減るので、旬でもあるカレイはありがたいターゲットですよね。

しかし、釣り人にとっては辛い時期です。

カレイ釣りは「待ち」がコツなこともあり、動かずジッとしている時間が長くなるので、寒さ対策は特に重要です。

保温性の高い防寒服やカイロなどを用意して、風邪をひかないよう、体調管理を大切に釣りを楽しんでください。

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