カワハギは初心者からベテランまで楽しめるターゲットです。
浜名湖は砂地であり、カワハギの好物も生息しているため、個体数もそれなりに期待できます。
エサ取りが上手なカワハギを釣るには、少しのコツと適切な道具が大切です。
この記事では、浜名湖でカワハギを釣る方法や最適な時期、エサ、タックルについて詳しく解説します。
浜名湖でのカワハギ釣りの魅力
カワハギは「エサ取り名人」の代表格で、鋭い歯と繊細なアタリで釣り人を魅了するターゲットです。
また、カワハギは肝が美味しい魚としても有名で、釣った後の食べる楽しみも倍増します。
エサを上手に取るカワハギをどうやって釣るか、そのスリルを味わってみましょう。
カワハギが釣れる時期
浜名湖でのカワハギ釣りのベストシーズンは、8月から11月です。
特に秋(9月~10月)は、カワハギの活性が高く、数釣りが期待できます。
活性が高い時期だと、積極的にエサを食べてくれるので、初心者でも釣りやすい時期になります。
浜名湖でカワハギを釣るためのおすすめ釣り方
カワハギはエサ取り名人なので、釣り方にはコツがいります。
1匹目を釣り上げるまでが長いですが、アタリを正確に感じ取れるようになって、合わせのタイミングを間違えなければ、かなり釣りやすくなるはずです。
あと、仕掛け選びが特に重要です。
基本的な釣り方
カワハギ釣りでは、仕掛けを底まで沈めた状態で、竿先を軽く上下させながらアタリを待つのがコツです。
アタリを感じたら素早く合わせてカワハギを針にかけます。
繊細なアタリを見逃さないよう集中し、エサを取られたらすぐに交換しましょう。
誘い方のテクニック
カワハギはエサに興味を示しつつも警戒心が強いため、仕掛けを少し上下させて動きをつけ、食欲を刺激する誘いが効果的です。
アタリがないときは、エサの位置や針を小まめに動かしてみましょう。
カワハギ釣りにおすすめのエサ
- アサリの剥き身:カワハギ釣りの定番エサです。アサリはカワハギが大好物ですが、針持ちが弱いので頻繁に交換する必要があります。
- 青イソメ:青イソメは針持ちが良く、コストパフォーマンスも高いため、初心者におすすめです。3cmほどの長さにカットして、針に房掛けにすることで、カワハギの食い付きが良くなります。
カワハギ釣りで悩ましいのは、エサ取りのクサフグたちです。
カワハギ同様のアタリをするので、判断が難しいですし、相手が小さいとアタリすら出ないので、何も反応がないのにエサがなくなることも……。
こんな時に大事なのが、使う針の選択です。
カワハギ釣りにおすすめのタックル
浜名湖では投げ釣り主体なので、20号まで使える投げ竿を使い、なるべく張りが強いものを選んだほうが感度を逃がしません。
足元で釣りができるT字堤なら、船用タックルでベイトリールを使っても大丈夫です。
海釣公園は竿の下に落とす釣りなので、カワハギの胴付き仕掛けで大丈夫です。
浜名湖でカワハギが釣れやすいポイントはここ!
- 新居弁天海釣公園
- 網干場
- ボートレース浜名湖(浜名湖競艇場)
- 村櫛海水浴場
1.新居弁天海釣公園
海釣公園のT字堤は足元で釣れるので、船用のカワハギタックルを使えるのが強み。
初心者にもやりやすく、かつ個体数も期待できるので、ファミリー層にもおすすめできるポイントです。
中級者以上は、沈みテトラ帯で長い竿を使い、胴付き仕掛けで狙えば、カワハギのおまけにメジナにも期待できます。
2.網干場
網干場でカワハギを狙うなら投げ釣りが必要です。
投げ用のカワハギ仕掛けを使い、秋のハイシーズンは他の魚もたくさん遊んでくれるので、飽きない釣りになるからおすすめです。
難しいのは合わせのタイミング。
コツとしては、キスも同時に狙う感じに、投げてから少しずつ巻いて止めてを繰り返し、反応があったら即合わせが有効です。
3.ボートレース浜名湖
ボートレース浜名湖周辺は、秋のカワハギ釣りの人気スポット。
ボート釣りが必須ですが、岸よりも広く探れることが有利ですし、反応が薄ければシーバスやマゴチのルアー釣りに切り替えることもできます。
4.村櫛海水浴場
村櫛海水浴場は昔から、岸からもボートからでも、カワハギの人気ポイントです。
広い砂地が広がっており、アサリの生息地でもあることから、カワハギの生息地として最適な条件が整っていることが理由のひとつ。
週末は岸も沖もけっこう混み合うので、場所取りトラブルにはご注意を。
釣ったカワハギを美味しく楽しむ方法
カワハギはその肝が美味で、刺身や肝醤油和えが人気です。
新鮮なカワハギを刺身にして、つけ醤油に肝を溶かすことで、濃厚な旨味を堪能できます。
また、煮つけやフライにしても絶品です。
ぜひ浜名湖で釣り上げた新鮮なカワハギを楽しんでください。
まとめ:秋の代表的なターゲットは気難しい
- 釣れる時期:8月~11月が最盛期、特に秋は活性が高く数釣りが期待できる。
- おすすめ釣り方:底まで仕掛けを沈めてアタリを待ち、仕掛けを上下させて誘いをかける。
- エサ:アサリの剥き身が定番で食い付きが良く、青イソメも針持ちが良く初心者におすすめ。
- タックル:1.8m~2.1mのカワハギ専用ロッド、PE0.6号のラインを巻いた小型リール、3号~4号の2本針仕掛け。
- 料理方法:刺身や肝醤油和え、煮つけなど、新鮮なカワハギの肝を活かした料理が楽しめる。
浜名湖でのカワハギ釣りは、釣る楽しみと食べる楽しみを同時に味わえるアクティビティです。
エサをうまく取るカワハギとの駆け引きや、繊細なアタリを捉える釣り方に挑戦して、釣りの技術を磨きましょう。
この秋、ぜひ浜名湖でカワハギ釣りに挑戦してみてください!
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