浜名湖のサヨリ釣りは、夏から秋にかけてがベストタイミングです。
サヨリは群れで移動するため、1匹釣れたら複数釣れることが期待できます。
市販の仕掛けで釣れますし、お手軽なセット販売もされているため、初心者にもはじめやすい釣り対象魚の代表格といえるでしょう。
この記事では、浜名湖でのサヨリ釣りを楽しむための「シーズン」「効果的な釣り方」「おすすめの釣り場」について詳しく解説します!
浜名湖でのサヨリ釣りが人気な理由
サヨリは群れで岸近くを回遊するため、1匹釣れれば数釣りにも期待できます。
浜名湖ではアクセスしやすい釣り場が多く、盛期のシーズンには初心者からベテランまで多くの釣り人がファンになるターゲットです。
また、釣りたてのサヨリはクセもなく、刺身に天ぷらや酢締めなど、さまざまな料理に使えます。
スーパーでは手に入りにくい食材なこともあり、食べる楽しみも倍増します。
浜名湖でサヨリが釣れる時期
浜名湖でサヨリが釣れるベストシーズンは7月から10月です。
なんだかんだで1年中は”どこか”に居ますし、春先のシーバスルアーで釣れたりもしますが、もっとも釣れやすい時期が、夏から秋にかけて食べ盛りの当歳魚がメインになります。
釣れる時間帯を補足しますと、早朝や夕方の時間帯がおすすめです。
サヨリはプランクトンや小さい甲殻類(エビ)を食べるため、これらが特に活性が高くなる「夜明け後」がもっともチャンスが高くなります。
そしてサヨリ釣りでもっとも難しいのが、「今どこに居るのか?」です。
もっとも信頼できるのは、各地の釣果情報ですね。
釣りポイントに関しては詳しく後述しています。
サヨリの効果的な釣り方と仕掛け紹介
浜名湖でのサヨリ釣りには、以下の釣り方がおすすめです。
- 遠投カゴ釣り
- ウキ釣り
サヨリは表層にいるので、エサと仕掛けを水面下に置く必要があります。
普段はエサを求めて回遊しているので、コマセ(アミエビ)を使って寄せたり、群れを定着しつつ数釣りを目指すのが王道の釣り方になります。
基本は、魚が見える状態ならコマセを使う必要はあまりなく、アミエビやオキアミを針につけて投げるだけで釣れます。
もし魚が見えなかったり、コマセを撒いても集まってこないなら、チャンスがほぼないと考えて、別のポイントに行ってみたり、水面がざわざわするのを待つことになります。
サヨリは回遊魚なので、いくつか釣れるポイントを巡回すると効率がいいですね。
サヨリ釣りの仕掛け
サヨリ仕掛けは「ウキ付きコマセカゴ+ハリス付き仕掛け」が基本で、コマセカゴは下のような物です。

これは1個買えばロストしない限り一生使えるレベルです。
ただハリス付きの仕掛けは、複数用意しておくといいでしょう。
なぜなら、サヨリは歯がけっこう硬いし、仕掛けの糸も細いので、歯で糸が切られることもあるからです。
ですので糸付き仕掛けは、できれば予備を持っておくといいでしょう。

サヨリ釣りに使うエサとコマセは、「冷凍アミエビ」が安価かつ王道です。
アミエビはコマセにもエサにも使えます。
注意するべきことは、エサが小さく針も小さいから、付けるのに手間取ることですね。
コマセで寄っている状況なら、毛鉤やワームなど疑似餌を使えば手返しも良くなりますし、ジャムシを使うとエサ持ちが良いので、効率を重視したい時の選択肢におすすめです。
浜名湖でのおすすめサヨリ釣りポイント
浜名湖にはサヨリ釣りに適したポイントがたくさんあります。
本記事では、特に人気の高い4つのポイントを紹介します。
1. 弁天島海浜公園
弁天島海浜公園はアクセスが良く、駐車場やトイレも整備されているため、初心者や家族連れに最適なスポットです。
釣りやすく、秋になると多くのサヨリが回遊してくるため、数釣りが期待できます。
サヨリは常にいるわけじゃないので、もし居ない場合でも、他の釣りに切り替えやすいのもメリットですね。
アミエビなら時期的にサビキ釣りができますし、ジャムシがあれば投げ釣りでキス狙いが可能です。

2. 舘山寺周辺
舘山寺でのサヨリ釣りは夏の終わりごろがおすすめ。
パルパル付近の足場が良いポイントが人気と実績もあります。
ここは駐車場もあって立ち寄りやすく、湾内に群れ留まりやすいので、数釣りが狙いやすいポイントといえます。
また、西岸の自転車道路から内山海岸にかけても、隠れたサヨリポイントです。

3.猪鼻湖
奥浜名湖はサヨリポイントが多く、猪鼻湖もその代表格です。
春先は沿岸部で釣れることは稀ですが、ボート釣りで大型が釣れる可能性があります。
数釣りなら夏から秋にかけて、瀬戸水道から東側のエリアがおすすめです。
遠投が必要かつ、投げないと居るかどうかわかりにくいのが難点ですが、猪鼻湖エリアは年中どこかで”釣ろうと思えば釣れる”ことが特徴です。
というわけで、岸釣りよりボート釣りが有利なので、群れを探しながらが有利ですね。

4.鷲津周辺~ボートレース浜名湖
競艇場付近はボート釣り限定のポイントです。
潮の干満で循環がよく、浅瀬もあるのでプランクトンの活性も高くなりますし、岸から釣りが難しいのでライバルが少ないことが特徴です。
群れが入りやすい8月前後がベストシーズンで、投げのカワハギ釣りをしながら、サヨリの群れを見かけたら狙ってみるのが理想です。

鷲津港周辺は岸からもできる場所がありますし、シーバスのルアーゲーム中にベイトに当たる感覚があるなら、サヨリが居る可能性があります。
ルアーで狙うのは難しいので、サビキ仕掛けに切り替えるか、別の日にエサ釣りを試してみるのもアリですね。

浜名湖でのサヨリ釣りに対するユーザーの評価
浜名湖でのサヨリ釣りは、タックルもセット売りされているし、初心者にも扱いやすい道具構成なことから、多くの釣り人に高く評価されています。
特に7月~10月のハイシーズンには数釣りが期待でき、釣果も安定している点が好評です。
また、手軽に釣れるし美味しい魚なので、家族連れやファミリー向けのレジャーとしても人気です。
浜名湖内のポイントは、アクセスが良く足場も安定している釣り場が多いので、安全に釣りを楽しむことができることの評価も高いですね。

サヨリが釣れるタイミングは釣果情報を頼りにしましょう。群れの位置を知りたいなら、釣具店で情報を集めたほうが正確です。
まとめ:群れを探して右往左往
- 釣れる時期:サヨリ釣りのベストシーズンは8月~10月頃。特に早朝や夕方が狙い目。
- 効果的な釣り方:遠投カゴ釣りやサビキ釣りが初心者にも扱いやすく、数釣りが期待できる。
- おすすめ釣り場:弁天島海浜公園、舘山寺が人気のポイント。
- ユーザー評価:初心者でも簡単に釣れ、秋には多くの釣果が期待できる。家族連れにも高評価。
- アクセスと設備:浜名湖にはアクセスが良く、設備が整った釣り場が多いため安心して楽しめる。
サヨリ釣りのコツとしては、「情報の鮮度が命」といえます。
釣具店の釣果情報は、毎日更新している店舗もありますし、参考にして釣りにでかける人も多いでしょう。
しかしサヨリなどの回遊魚は、前日群れがすごくて爆釣だったのに、翌日は姿も見えない……てこともありえます。
そんな時は他の場所に居るパターンが多いので、浜名湖でのサヨリ釣りは、釣れる時期とポイントをどれだけ把握しているかが釣果に繋がります。
この記事を参考に、ぜひ次回の釣行でサヨリ釣りを楽しんでみてください。
釣りと食の楽しみを満喫できること間違いなしです!
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