2月の浜名湖は冬の厳寒期ですが、カレイをはじめ、根魚のメバルやカサゴはまだまだ好調の季節です。
根魚は産卵期であり、水温も低くなるため魚たちの活性は下がりますが、暖かい日や潮回りが良い日には思わぬ釣果に期待できる可能性もあります。早ければ中頃にバチ抜けがあるので、それ以降はキビレとシーバスも現れるように。
防寒対策をしっかりと行い、冬の浜名湖釣りを満喫しましょう。
2月のおすすめポイント11選
新居弁天海釣公園~冬の根魚釣りの定番スポット

- おすすめの対象魚:メバル, カサゴ, カレイ
- おすすめの釣り方:前打ち, 投げ釣り, 穴釣り
- 狙い目の時間帯:朝・夕マヅメ, 夜間, 下げ止まりから上げ3分
メバルやカサゴは堤防の足元や岩礁帯で、穴釣りや前打ちで狙えます。投げ釣りではカレイも期待でき、冬の代表的なターゲットを一箇所で狙える利便性の高いポイントです。
今切口舞阪堤~シーバスとメバルの好ポイント

- おすすめの対象魚:シーバス, メバル, カサゴ
- おすすめの釣り方:前打ち, ウキフカセ, ヘチ釣り
- 狙い目の時間帯:朝・夕マヅメ, 下げ7分, 上げ3分
冬と春は根魚狙いのメインポイントとして人気。暖かい日にはシーバスの可能性もあり、前打ちでクロダイも狙えます。潮の流れが複雑なため、潮回りを意識した釣りが重要になります。
網干場(舞阪港)~投げ釣りとヘチ釣りの両立

- おすすめの対象魚:カレイ, メバル, カサゴ
- おすすめの釣り方:投げ釣り, 前打ち, ウキフカセ
- 狙い目の時間帯:潮止まりからの上げか下げ, 長潮, 朝マヅメ
2月は冬のメインターゲットであるカレイを狙いつつ、足元でメバルが見えるようなら狙ってみましょう。向かい風が強い日が多いので防寒装備は必須。潮流の変化に注意しながら投げる範囲を調整することがコツです。
浜名湖パークビレッジ付近~サーフメバルの穴場

- おすすめの対象魚:メバル, カレイ, シーバス
- おすすめの釣り方:メバリング, 投げ釣り, サーフルアー
- 狙い目の時間帯:朝夕のマヅメ, 上げ潮から
冬のサーフメバルポイントで、風に負けない飛距離を出せるタックル構成が鍵となります。カレイ狙いをするうえでも、飛距離が重要になります。
砂揚場(浜名港)~車横付けで寒さをしのぐ

- おすすめの対象魚:カレイ, メバル
- おすすめの釣り方:投げ釣り, ルアー, サビキ釣り
- 狙い目の時間帯:上げ潮, 長潮
車が横付けできるので、寒い時期には重宝するポイント。冷たい風をしのぎやすく投げ釣りができるので、のんびり時間を過ごしつつ、釣果にも期待できるポイントです。
ボートレース浜名湖(浜名湖競艇場)~ボート釣り推奨の好ポイント

- おすすめの対象魚:カレイ, シーバス, キビレ
- おすすめの釣り方:投げ釣り, ルアー, タコエギ
- 狙い目の時間帯:朝夕マヅメ, 日中
陸上からの釣りは限定的ですが、ボート釣りなら広範囲を探ることができます。2月はカレイシーズンの終盤でサイズに期待でき、ボートの機動力を活かして陸からは狙えないポイントを攻略しましょう。
村櫛海水浴場~広範囲の浅瀬エリア

- おすすめの対象魚:カレイ
- おすすめの釣り方:投げ釣り, ルアー釣り, ウキ釣り
- 狙い目の時間帯:下げ3分から
村櫛海水浴場では広範囲を探れるため、投げ釣りでカレイが狙えます。飛距離が重要なので、キャスト練習がてらに挑戦してもいいのでは。
中之島・渚園~シーバスとキビレの開幕か?

- おすすめの対象魚:キビレ, シーバス, カレイ
- おすすめの釣り方:ルアー, 投げ釣り
- 狙い目の時間帯:朝マヅメ, 下げ7分, 夕マヅメから夜
早くて2月の中頃にバチ抜けがあるので、外洋から戻って来るキビレとシーバスが釣れだすタイミング。カレイも狙えるので、期待大なポイントですね。
瀬戸水道~浜名湖シーバスの聖地

- おすすめの対象魚:シーバス, キビレ, カレイ
- おすすめの釣り方:ルアー釣り, 投げ釣り, ウキ釣り
- 狙い目の時間帯:朝マヅメ, 上げ3分, 下げ7分
日照が多くて寒気の入りも少なければ、猪鼻湖の水温が上がるので、シーバスの活性が’一時的に高くなることも。そのような気象条件を逃さず通っていれば、ランカーサイズに出会う可能性も高くなります。
松見ヶ浦~水深のある隠れた好ポイント

- おすすめの対象魚:シーバス, キビレ, クロダイ
- おすすめの釣り方:ルアー釣り, 投げ釣り
- 狙い目の時間帯:朝・夕マヅメ, 上げ3下げ7
浜名湖内で水深10m超があるポイントで、深場で越冬する大型サイズが眠っています。穏やかな気候が続き、2月からはマイクロベイトも増えてくるので、ぼちぼち動こうか……みたいな魚を狙えます。
サクラマル~浜名湖のキビレポイント

- おすすめの対象魚:メバル, カレイ
- おすすめの釣り方:投げ釣り, ルアー
- 狙い目の時間帯:潮止まり前後, 朝・夕マヅメ
夜はメバル狙いで、潮止まりのタイミングでカレイ狙いをするのがベター。イシガレイの大型サイズの報告もあるので、丁寧に航路を探ってみましょう。
2月に釣れやすい魚
- カレイ:(エサ)
- メバル:(エサ・ルアー)
- カサゴ:(エサ)
- シーバス:(ルアー)
- キビレ:(エサ・ルアー)
- クロダイ:(エサ)
- メジナ:(エサ)
迷ったらここを見て!2月の厳選ポイントTOP3!
1位:ボートレース浜名湖(浜名湖競艇場)
2月になればカレイシーズンも終盤。サイズに期待できるけど、陸からはちょっと狙いづらい深場にいる個体も出てきます。競艇場周辺は航路が多く、ここを丁寧に探れるかが釣果の分かれ目。
ここは陸からは”まず釣られない”ポイントだから、ボートでこそ有利なポイントになります。この時期からは定期的に低気圧が通り、三寒四温な気候になってくるので、爆風になるタイミングでの出港は考えましょう。
2位:中之島・渚園
2月の中旬に早ければバチ抜けがあり、その後は中之島と渚園でキビレとシーバスの釣果を聞くようになります。ドリフト釣法がおすすめですが、確実性はないので「(春シーズンを)待ち切れない!」人におすすめ。
3位:網干場(舞阪港)
カレイ狙いではもっとも足場が安定しつつ、広いエリアを陸から探れることがメリット。100m近く飛ばせればなお良しですが、潮流がきついためタイドグラフの波が小さいタイミングを狙いましょう。
足元では引き続きメバルが釣れますが、活性が高くなる夜釣りに電気ウキがおすすめです。
【まとめ】厳寒期でも楽しめる冬の浜名湖釣り
- メバルとカサゴは産卵期前の荒食いシーズンでサイズに期待大
- カレイの投げ釣りシーズン終盤で最後のチャンス
- 潮干狩り客や海水浴客がいないため静かに釣りを楽しめる
- ボート釣りなら機動力を活かして広範囲を攻略可能
- 防寒対策をしっかりして安全第一で釣行を
2月の浜名湖釣りは確かに厳しい条件ですが、メバルやカサゴなど冬ならではのターゲットが狙える貴重な季節です。早ければバチ抜けもあり、キビレとシーバスの春シーズンを伝えてくれるかもしれません。
寒波がよく来るようになり、極端な気温変化が増えるため、人間の活性が下がる日はやめておくことも勇気です。次の3月からは春の好シーズンも始まるので、2月はその練習にあてるのもいいですし、冬で鈍った体を動かすため、ロングキャストでカレイ狙いもいいでしょう。
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