3月の浜名湖は例年でいうなら春の釣りシーズンの幕開けです。
夜間の気温も上がってくれば、水温も徐々に上がってきます。メバルやカサゴが最後の追い込みを見せる一方、クロダイやキビレ、シーバスなどの春魚が活性を上げ始めます。
特に今切口周辺では、根魚狙いとクロダイの落ちシーズンが重なり、一年でも特に多彩な魚種を狙える時期となります。ヒラメやカレイなどの底物も狙い目で、気温も穏やかになり、釣り人にとって快適な季節の到来を告げる3月は、浜名湖釣行に最適な月の一つといえるでしょう。
3月のおすすめポイント9選
- 新居弁天海釣公園:表浜名湖
- 今切口舞阪堤:表浜名湖
- 網干場(舞阪港):表浜名湖
- 浜名湖パークビレッジ付近:表浜名湖
- 弁天島海浜公園:表浜名湖
- サクラマル:表浜名湖
- 中之島・渚園:中浜名湖
- 瀬戸水道:奥浜名湖
- ボートレース浜名湖(浜名湖競艇場):中浜名湖
新居弁天海釣公園~安定の根魚とクロダイ狙い

- おすすめの対象魚:メバル、カサゴ、クロダイ、メジナ
- おすすめの釣り方:ウキフカセ、穴釣り、前打ち
- 狙い目の時間帯:朝・夕マヅメ、夜間
3月は根魚の追い込みシーズンで、産卵を終えて体力を戻そうとするメバルとカサゴが活発に餌を追います。夜はメバルの活性が高く中層上にいるので、電気ウキを使った仕掛けで良型にも期待できます。
外洋の水温上昇とともにクロダイの活性も上がり始め、カニ餌の前打ちで実績があります。週末は混雑するため、平日の釣行がおすすめです。
今切口舞阪堤~根魚の最期と春魚の始まり

- おすすめの対象魚:メバル、カサゴ、クロダイ、シーバス
- おすすめの釣り方:ルアー釣り、ヘチ釣り、前打ち
- 狙い目の時間帯:朝・夕マヅメ、下げ7分、上げ3分
冬の根魚シーズンの締めくくりと、春魚シーズンの始まりが重なる絶好のポイント。冬と大きな違いは、クロダイの活性も上がりはじめて良型狙いが楽しめます。外洋から入ってくるシーバスもいるので、マヅメタイムは狙い目ですね。
網干場(舞阪港)~投げ釣り五目の好ポイント

- おすすめの対象魚:クロダイ、カレイ、メバル、メジナ
- おすすめの釣り方:投げ釣り、前打ち、ダンゴ釣り
- 狙い目の時間帯:潮止まりからの上げか下げ、朝マヅメ
3月はカレイがまだ狙える時期。まだ水温が低いなら、クロダイはダンゴ釣りで実績があり、同時にメジナも現れます。メバルは追い込みのタイミングで、夜に広範囲の堤防際を探ってみましょう。
浜名湖パークビレッジ付近~サーフメバルの聖地

- おすすめの対象魚:メバル、カレイ、ヒラメ
- おすすめの釣り方:メバリング、投げ釣り、サーフルアー
- 狙い目の時間帯:朝夕のマヅメ、上げ潮から
3月はメバルの活性が高くなるものの、数は減ってくるので、トップだけじゃなくボトムも探る転換が必要です。ヒラメも活性が高い時期になるので、サーフルアーのタックルで狙えないことありません。
弁天島海浜公園~春の始まりを告げるポイント

- おすすめの対象魚:キビレ、シーバス、ヒラメ
- おすすめの釣り方:投げ釣り、ルアー
- 狙い目の時間帯:朝マヅメ、夜釣り、潮止まり前後
キビレとシーバスが落ちから戻ってくる3月は、まさにシーズンインの時期。水温上昇とともに活性が上がり始め、ルアーフィッシングが面白くなってきます。ヒラメも低水温を好むため、この時期は狙い目です。ルアーでボトムを取れる潮止まり時が特に効果的で、活き餌の流し釣りも実績があります。
サクラマル~キビレの名所で春を迎える

- おすすめの対象魚:キビレ、シーバス、ヒラメ
- おすすめの釣り方:投げ釣り、ルアー
- 狙い目の時間帯:潮止まり前後、朝・夕マヅメ
3月は落ちキビレが通る時期で、大型の釣果が期待できます。シーバスも同様に活性を上げ始め、ルアーフィッシングが楽しめます。ヒラメも狙い目で、ルアーなら潮止まり、ボートなら活き餌の流し釣りが効果的です。
中之島・渚園~ウェーディングゲームの開幕

- おすすめの対象魚:キビレ、シーバス、カレイ
- おすすめの釣り方:ルアー、投げ釣り
- 狙い目の時間帯:朝マヅメ、下げ7分、夕マヅメから夜
3月からキビレとシーバスの釣果が目立つようになるポイント。ウェーディングでのルアーフィッシングが本格化し、中之島東側の航路を丁寧に探ることで結果がついてくるはずです。
瀬戸水道~浜名湖シーバスの聖地

- おすすめの対象魚:シーバス、キビレ、カレイ
- おすすめの釣り方:ルアー、投げ釣り
- 狙い目の時間帯:朝マヅメ、上げ3分、下げ7分
浜名湖シーバスの代表的なポイント。3月は春のシーバスシーズンの始まりで、サイズ狙いに最適な時期です。キビレも同時に釣れだしますが、どちらもボトムを狙う必要があるため一緒に狙えます。
ボートレース浜名湖(浜名湖競艇場)~ボートで広範囲攻略

- おすすめの対象魚:カレイ、シーバス、キビレ
- おすすめの釣り方:ルアー、投げ釣り
- 狙い目の時間帯:朝夕マヅメ、日中
3月はカレイも追い込みシーズン。と同時に、キビレとシーバスはシーズンインします。どちらも狙うことは難しいので、行けるタイミングで潮と水温からターゲットを絞るのが妥当かと。
3月に釣れやすい魚
- クロダイ:(エサ)
- キビレ:(エサ・ルアー)
- シーバス:(ルアー)
- メジナ:(エサ)
- ヒラメ:(ルアー・エサ)
- メバル:(エサ・ルアー)
- カサゴ:(エサ)
- カレイ:(エサ)
迷ったらここを見て!3月の厳選ポイントTOP3!
1位:今切口舞阪堤
3月の今切口舞阪堤は、根魚の追い込みシーズンであり、新しくはじまる春シーズンを体験しやすいポイントです。特に外洋から入ってくるシーバスなど、大型チャンスがあるので、ワンチャンス狙いのルアーキャストをする人も増えてくるタイミング。クロダイは真冬より安定してきます。
2位:新居弁天海釣公園
3月からはクロダイの釣果が増えはじめて、根魚の存在が薄くなっていくタイミングです。早ければサビキ釣りの対象も入ってくるし、それがベイトになれば、シーバスとヒラメも釣れやすくなるでしょう。
3位:浜名湖パークビレッジ付近
引き続きサーフメバルの穴場として活躍しますが、同時にシーバスにも期待できるようになります。ランカーサイズがかかるとメバルタックルではきついけど、ドラグを出せばなんとでもなるので、砂浜ならではのスリリングなファイトにも期待しましょう。
【まとめ】春の釣りシーズン開幕!3月の浜名湖を満喫しよう
- メバル・カサゴの追い込みシーズンで根魚狙いが最盛期
- クロダイ・キビレ・シーバスが活性を上げ始める春魚シーズンの開始
- ヒラメ・カレイなど低水温を好む魚種も狙い目
- 今切口周辺では多彩な魚種を一度に狙える
- 気温が穏やかになり、釣り人にとって快適な季節
3月の浜名湖は、冬の根魚シーズンから春魚シーズンへの移行期で、キビレとシーバスは落ちから戻って来る大型サイズに期待できます。
ただし、気を付けたいのは潮の流れの変化と水温の日較差です。3月はまだ朝晩の冷え込みがあるため、防寒対策をしっかりと行い、潮汐表を確認して効率的な釣行を心がけましょう。
また、春の嵐や突然の天候変化にも注意が必要です。例年この時期は釣り人が増えはじめますし、釣果報告もよく聞くようになるので、人気ポイントでは早めの場所取りを心がけることも大切です。
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