4月の浜名湖は春本番を迎えて、多くの魚種が活発になる絶好の釣りシーズンです。
水温が上昇し小魚が元気になることで、冬は深場にいた魚たちが浅場へと移動してきます。特にクロダイ、キビレ、シーバスは産卵を控えた良型が接岸し、サイズ・数ともに期待できる時期となります。
表浜名湖の早い場所では、タコやアジ、イワシなども顔を見せはじめ、今切口周辺では前打ちやウキフカセでクロダイ・メジナが好調になります。中浜名湖から奥浜名湖にかけては、キビレ・シーバスのルアーフィッシングも本格化。
桜の花が散り、新緑が眩しくなるこの時期は、天候も安定して釣り日和が多く、ファミリーフィッシングからベテランアングラーまで幅広く楽しめる月となっています。
4月のおすすめポイント7選
- 今切口舞阪堤:表浜名湖
- 新居弁天海釣公園:表浜名湖
- サクラマル:表浜名湖
- 砂揚場(浜名港):表浜名湖
- 村櫛漁港・ガーデンパーク:中浜名湖
- 瀬戸水道:奥浜名湖
- 猪鼻湖(三ヶ日エリア):奥浜名湖
今切口舞阪堤〜春の大型クロダイ・メジナの一級ポイント

- おすすめの対象魚:クロダイ、メジナ、メバル、カサゴ、シーバス
- おすすめの釣り方:前打ち、ウキフカセ、ヘチ釣り
- 狙い目の時間帯:朝・夕マヅメ、下げ7分
水深があり潮通しも良いため、大型クロダイ・メジナの実績が高く、特にカニ餌を使った前打ちでは50cmオーバーに会えるのも現実的です。根魚は終盤ではあるものの、まだ十分に狙うことができます。
7mクラスの長竿があると有利で、下げ潮の7分目あたりから上げ3分にかけてが狙い目。週末は混雑することが多いので、平日か早朝の釣行がおすすめです。
新居弁天海釣公園〜ファミリーにも安心の万能釣り場

- おすすめの対象魚:クロダイ、メジナ、アジ、メバル、タコ、ヒラメ
- おすすめの釣り方:前打ち、サビキ釣り、ウキフカセ、泳がせ釣り
- 狙い目の時間帯:朝・夕マヅメ、下げ止まりから上げ3分
4月の海釣公園はサビキ釣りシーズンが開幕し、釣果が出れば混み合うようになります。サビキで釣れた小魚をエサにして、ちょい投げしておくとヒラメが釣れることも。タコはまだ小さいながらも、数は居るので釣る体験をするならベストかもしれません。
サクラマル〜キビレ・シーバスの実績抜群スポット

- おすすめの対象魚:キビレ、シーバス、ヒラメ
- おすすめの釣り方:投げ釣り、ルアー
- 狙い目の時間帯:潮止まり前後、朝・夕マヅメ
浜名湖で有名なキビレポイントであるサクラマルは、4月になると越冬から戻ってきた良型が狙える絶好のタイミングを迎えます。特に大型キビレの実績が高く、50cmオーバーの釣果報告も珍しくありません。投げ釣りではイソメやボケジャコを使い、遠投して広範囲を探るのがコツ。
砂揚場(浜名港)〜車横付けできる便利ポイント

- おすすめの対象魚:アジ、シーバス、キビレ
- おすすめの釣り方:サビキ釣り、アジング、泳がせ釣り
- 狙い目の時間帯:上げ潮、長潮
4月からはサビキ釣りのポイントになり、アジが入りやすく出にくい好ポイントです。まだ豆アジがメインだけど、活き餌に使うには丁度いいため、泳がせ釣りでヒラメに期待できます。
村櫛漁港・ガーデンパーク〜中浜名湖の好バランスポイント

- おすすめの対象魚:キビレ、シーバス
- おすすめの釣り方:投げ釣り、ルアー、ウキ釣り
- 狙い目の時間帯:潮止まりからの上げ一杯
中浜名湖に位置する村櫛漁港周辺は、4月になるとキビレとシーバスが本格的に動き出すエリアです。漁港外側の航路沿いは水深があり、投げ釣りで良型のキビレが狙えます。ルアーフィッシングでも実績があり、ボトム系のワームやバイブレーションが効果的。
瀬戸水道〜シーバス・キビレの一級河川

- おすすめの対象魚:シーバス、キビレ、サヨリ
- おすすめの釣り方:ルアー釣り、投げ釣り、ウキ釣り
- 狙い目の時間帯:朝マヅメ、上げ3分、下げ7分
奥浜名湖の瀬戸水道は、浜名湖シーバスの聖地として知られる有名ポイントです。4月は越冬から戻ってきたシーバスが遡上を始める時期で、50〜70cmクラスの良型が期待できます。水道部分は流れが速すぎるため、出口付近の流れが緩むエリアが狙い目。ルアーはミノーやシンキングペンシルが効果的で、朝マヅメの時合いは特に期待大です。
猪鼻湖(三ヶ日エリア)〜奥浜名湖の広大フィールド

- おすすめの対象魚:キビレ、シーバス、サヨリ
- おすすめの釣り方:投げ釣り、ルアー釣り
- 狙い目の時間帯:朝夕マヅメ、下げ7分、上げ潮
三ヶ日エリアの猪鼻湖は広大なエリアなので、ポイントを絞って釣行することが大切。キビレとシーバスは投げ釣り、ルアー釣りともに好釣果が期待できます。特に瀬戸水道から東側エリアは実績が高い。車での移動を前提とした釣行計画を立てることをおすすめします。
4月に釣れやすい魚
- クロダイ:(エサ)
- キビレ:(エサ・ルアー)
- シーバス:(エサ・ルアー)
- メジナ:(エサ)
- メバル:(エサ・ルアー)
- カサゴ:(エサ)
- アジ:(エサ)
- ヒラメ:(ルアー・エサ)
- タコ:(エサ・ルアー)
- サヨリ:(エサ)
迷ったらここを見て!4月の厳選ポイントTOP3!
1位:今切口舞阪堤
4月の浜名湖で最もおすすめしたいのが今切口舞阪堤です。このポイントの最大の魅力は、良型クロダイとメジナが高確率で狙えることです。前打ち釣法でカニ餌を使えば、クロダイの食い気を誘いやすく、ウキフカセならメジナも同時に狙えます。
メバルやカサゴなどの根魚も4月はまだ狙える時期で、シーバスも混じりますし、一つのポイントで多彩な釣りが楽しめるのも大きな魅力。施設も充実しており、駐車場やトイレも完備。近くに釣具店もあるため、餌の補充も容易です。
2位:新居弁天海釣公園
4月はクロダイ、メジナの好シーズンであることはもちろん、早い年ではアジの回遊が始まり、タコも動き出すなど、狙える魚種の幅が一気に広がります。静岡県西部で最も有名な釣りポイントだけあって、足場が良く安全性も高いため、初心者からベテランまで幅広い層が楽しめます。
サビキ釣りなら子供でも簡単に楽しめ、本格的な前打ちやウキフカセなら大物も狙える、まさに浜名湖を代表する釣り場といえるでしょう。
3位:サクラマル
サクラマルは浜名湖のキビレ釣りにおいて、型の期待度はもっとも実績の高いポイントの一つです。4月は越冬から戻ってきたキビレの第一陣が接岸する時期で、大型の釣果が6月頃にかけて期待できるのが特徴です。
同時にシーバスも活発になり、まだ底付近に居るので、キビレを狙うのと同時に釣れることも珍しくありません。
【まとめ】春本番!4月は浜名湖釣りのベストシーズン
- 4月は水温上昇により多くの魚種が活発になる絶好期
- クロダイ、キビレ、シーバスの良型が産卵前の荒食いで狙い目
- 表浜名湖では前打ち・ウキフカセ、中〜奥浜名湖ではルアーが効果的
- 早い年ではアジやタコも釣れ始め、釣りの選択肢が広がる
- 天候も安定し、快適に釣りが楽しめる季節
4月の浜名湖は、ようやく釣りのベストシーズンが来たか!といえる月です。
冬の寒さが和らぎ、水温の上昇とともに魚たちの活性が一気に上がります。特にクロダイ、キビレ、シーバスは良型が接岸し、サイズ・数ともに期待できる黄金期を迎えます。
ただし、4月は天候が変わりやすい時期でもあるため、急な気温の変化に対応できる服装の準備が必要です。春の穏やかな陽気の中、浜名湖の豊かな自然を感じながら、思い出に残る釣行を楽しんでください。
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