5月の浜名湖は春の釣りシーズンが本格化から「安定」へ変化する時期です。
水温上昇に伴い多くの魚種が活発になり、特にタコ釣りが好調になります。キビレやシーバスは大型個体を狙えるチャンスが続き、アジやイワシなどのサビキ対象魚も入り始め、大型連休(G.W.)もあるので、1年でもっとも釣果報告が上がる月かなと思います。
暖かい気候でファミリーフィッシングにも最適ですが、連休中は混雑が予想されるため、早朝や平日の釣行がおすすめです。
5月のおすすめポイント11選
新居弁天海釣公園~タコ釣りとサビキのベストポイント

- おすすめの対象魚:タコ、クロダイ、メジナ、アジ、イワシ
- おすすめの釣り方:タコエギ、前打ち、サビキ釣り
- 狙い目の時間帯:朝・夕マヅメ、夜間、下げ止まりから上げ3分
5月はタコ釣りが本格化する時期。まだ頭部がピンポン玉サイズが目立ちますが、それはリリースして拳大を期待しましょう。タコエギでのランガン釣りが効果的です。
GWは家族連れで賑わい、アジ・イワシのサビキ釣りも大人気です。クロダイは春の好時期で前打ちでの実績が高く、メジナも手のひらサイズがサビキに来ることもあります。
今切口舞阪堤~根魚から回遊魚まで五目釣り

- おすすめの対象魚:クロダイ、メジナ、メバル、カサゴ
- おすすめの釣り方:前打ち、ウキフカセ、ヘチ釣り
- 狙い目の時間帯:朝・夕マヅメ、下げ7分、上げ3分
春のクロダイ・メジナシーズンが継続中で、特に前打ちでの実績が高いポイントです。岩礁帯が豊富で魚の隠れ場所が多く、年間を通して安定した釣果が期待できます。前打ちには7mクラスの竿がおすすめ。
青物の回遊にシーバスもいるので、ショアジギングタックルも用意しておき、状況によって切り替えると良いでしょう。
網干場~投げ釣り五目の定番ポイント

- おすすめの対象魚:クロダイ、シーバス、キス、アジ、メバル
- おすすめの釣り方:投げ釣り、前打ち、サビキ釣り
- 狙い目の時間帯:潮止まりからの上げか下げ、長潮、朝マヅメ
投げ釣りでは早くてキスが釣れだす頃。岸壁ではアジとイワシをサビキで狙えますが、網干場はウキ付きの仕掛けがおすすめです。
クロダイは年間を通して安定した実績があり、春から夏にかけての釣り場の賑わいが始まる時期でもあります。
サクラマル~大型キビレ・シーバスの聖地

- おすすめの対象魚:キビレ、シーバス、キス、ヒラメ、マゴチ
- おすすめの釣り方:投げ釣り、ルアー
- 狙い目の時間帯:潮止まり前後、朝・夕マヅメ
5月は落ちシーズンも安定化して、スタート時の爆釣とまではいかずとも、50cm超えの実績も豊富です。シーバスも同様で、ぼちぼちレンジを上にしてもいい頃ですね。
南側へ投げるポイントではキスが狙えますし、それに寄ってくるヒラメ・マゴチにも来たできます。
砂揚場~車横付け可能なファミリー向けポイント

- おすすめの対象魚:アジ、シーバス、キビレ、タコ、サヨリ
- おすすめの釣り方:サビキ釣り、タコエギ、ルアー
- 狙い目の時間帯:上げ潮、長潮
5月はサビキシーズン真っ盛りで、アジ・イワシに期待できます。タコ釣りも本格化して、大型連休も重なるとかなり混み合うポイントです。車が近くにあることで装備の準備や魚の処理も楽で、のんびりと釣りが楽しめるのがメリット。
乙女園~無料駐車場完備の好アクセスポイント

- おすすめの対象魚:キビレ、シーバス、キス、タコ、マゴチ
- おすすめの釣り方:投げ釣り五目、ウェーディング、タコエギ
- 狙い目の時間帯:マヅメタイム、上げ3分
5月は水温上昇でタコの活性が高まり、7月頃まではタコエギでのランガン釣りが楽しめます。他に比べて知名度は低く穴場だったりします。
東海道線の橋脚周りでは、潮止まり時に投げ釣りやルアーでキビレ・シーバス・キスなど多彩な魚種が狙えます。駐車場はサクラマルへのアクセス拠点としても利用できます。
村櫛海水浴場~広範囲攻略可能な万能ポイント

- おすすめの対象魚:キビレ、シーバス、キス、カレイ、カワハギ
- おすすめの釣り方:投げ釣り、ルアー釣り、ウキ釣り
- 狙い目の時間帯:下げ3分から
広く浅いエリアが続く村櫛海水浴場は、航路近くでキビレ・シーバス・キスが狙え、浅場ではそろそろトップゲームが楽しめるように。まだ海水浴客も居ないし、他の釣り客も少ないため、場所を広々と使ってフライフィッシングを練習するにも適しています。
松見ヶ浦~水深のある回遊魚ポイント

- おすすめの対象魚:キビレ、シーバス、クロダイ、アジ、サヨリ
- おすすめの釣り方:投げ釣り、サビキ釣り、ルアー釣り
- 狙い目の時間帯:朝・夕マヅメ、上げ3下げ7
浜名湖でも水深があるエリアで、アジ・サヨリの回遊に期待できます。陸からはルアーでのシーバス・キビレ狙いが効果的で、投げ釣りでも実績があります。回遊魚のタイミングが合えば、良型の釣果が期待できるポイントです。
ホトニクス下(マイマイ)~大型キビレの隠れ家

- おすすめの対象魚:キビレ、シーバス
- おすすめの釣り方:投げ釣り、ルアー釣り、ウキ釣り
- 狙い目の時間帯:ルアーは日中、投げ釣りは夜間
小さな湾ながら水深があり、5月は落ちシーズンの大型キビレが狙えます。サイズの実績が豊富なポイントで、投げ釣りは6月までが特に狙い目。シーバス狙いは夜に電気ウキがおすすめです。
佐久米海岸~浅場と深場の使い分けポイント

- おすすめの対象魚:シーバス、キビレ、ハゼ、クロダイ
- おすすめの釣り方:ルアー釣り、投げ釣り
- 狙い目の時間帯:夕マヅメ、上げ3分下げ7分
海岸部分と護岸部分に分かれており、春は護岸からのシーバス・キビレ狙いが効果的です。ゆりかもめで有名な天浜線の佐久米駅が近いため、公共交通機関での釣行も可能です。
瀬戸水道~浜名湖シーバスの聖地

- おすすめの対象魚:シーバス、キビレ、サヨリ
- おすすめの釣り方:ルアー釣り、投げ釣り、ウキ釣り
- 狙い目の時間帯:朝マヅメ、上げ3分、下げ7分
浜名湖シーバスで最も有名なポイントの一つです。5月は春の落ちシーズンが継続中で、サイズ狙いに最適な時期です。サヨリの回遊は運次第なところもありますが、シーバスのベイトにもなるため、ナブラやボイルがあったらチャンスがあります。
5月に釣れやすい魚
- クロダイ:(エサ)
- キビレ:(エサ・ルアー)
- シーバス:(ルアー・エサ)
- メジナ:(エサ)
- タコ:(エサ・エギ)
- アジ:(エサ)
- イワシ:(エサ)
- サヨリ:(エサ)
- キス:(エサ)
- マゴチ:(ルアー・エサ)
迷ったらここを見て!5月の厳選ポイントTOP3!
1位:サクラマル
5月はサクラマルの釣果実績がもっとも高い月です。50cm超えの実績も豊富で、投げ釣りでの釣果が期待できます。シーバスも同時に狙えますが、ルアーでのアプローチが効果的です。
夜間はキビレとシーバスがメインですけど、日中ならヒラメにも期待することができます。
2位:新居弁天海釣公園
5月は大型連休もあって、もっとも混み合うポイントになりますが、そうなる理由として魚種の豊富さが挙げられます。クロダイは年中釣れますけど、春からはサビキもはじまりますし、小魚をエサにヒラメも期待できます。タコ釣りもここから増えはじめるしで、様々な魚種を多様な釣法で狙えるバラエティーさが強みですね。
3位:ホトニクス下(マイマイ)
奥浜名湖の隠れた名ポイントで、5月は大型キビレの好機です。小さな湾ながら水深があり、深場で越冬した個体が浅場出てくるため、水温が上がりだしてからは特に狙い目。夜間の静かな環境でのんびりと釣りを楽しめます。
【まとめ】5月は浜名湖釣りシーズン本格開幕の絶好機
- タコ釣りが本格化し、頭部拳大サイズが期待できる
- キビレ・シーバスの大型個体が落ちシーズンから戻り始める
- アジ・イワシのサビキ釣りがスタートし、ファミリーフィッシングに最適
- クロダイ・メジナの春シーズンが継続中で前打ちが効果的
- 連休中の混雑に注意し、早朝や平日の釣行がおすすめ
5月の浜名湖は水温上昇に伴い、多くの魚種が活発になる絶好の釣りシーズンです。
タコ釣りは盛期を迎え、キビレ・シーバスは大型個体のチャンスが継続中。サビキ釣りも本格化し、ファミリーフィッシングにも最適な環境が整います。ただし連休中は混雑が予想されるため、早朝や平日の釣行を心がけ、マナーを守って安全に釣りを楽しみましょう。
春から夏への移行期で気候も穏やかな5月は、浜名湖釣りの醍醐味を存分に味わえる時期です。
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