6月は梅雨入りが控えています。
不安定な天気が続くようになり、魚釣りを含むアウトドアにとって辛い時期ですね。
浜名湖の状況は5月と大きく変わりません。
日中は気温が上がりやすく、夜のほうが過ごしやすいため、夜釣りが捗る時期です。
本記事では、6月の浜名湖でおすすめの釣りポイント9選をまとめています。
6月の浜名湖でおすすめの釣りポイントはここ!
6月の浜名湖でおすすめの釣りポイントは9箇所あります。
- 新居弁天海釣公園
- 中之島・渚園
- 今切口舞阪堤・網干場
- 鷲津港・新居中之郷・競艇場付近(ボート釣り)
- 村櫛漁港・ガーデンパーク
- 舘山寺・マイマイ
- 庄内湖
- 瀬戸水道・佐久米海岸
- 伊目・都田川河口
ポイントは経験と実績から厳選しています。
それでは1箇所ずつ説明していきますね。
1.新居弁天海釣公園
T字堤のサビキ釣りはムラが大きくなる頃。
ゴツい竿を使うタコ釣りが増えてきて、朝方にはルアーを投げて青物狙いが目立ちます。
6月中盤以降はベイトも増えて、ルアーの釣果も目立つようになります。
まったりやりたいなら、夜に電気ウキ使ったフカセ釣りでクロダイ・メジナ狙い。

2.中之島・渚園
中之島は投げ釣りでキス狙い、沈むルアーでシーバス狙いが向いています。
渚園は浅瀬が多く、6月は水温も十分高いので、トップウォーターが楽しい時期になります。
曇り空が多くなるので、ルアーカラーはマットカラーがおすすめ。

3.今切口舞阪堤・網干場
舞阪堤と網干場は、クロダイ釣りか青物ジギングが多くなります。
青物は型が大きくないしムラがあるので、マヅメタイムに通うくらいがちょうどいい。
投げ釣りはキスも釣れやすくなり、三本針仕掛けで反応も多く楽しめます。

4.鷲津港・新居中之郷・競艇場付近
鷲津や新居など湖西市エリアは、ボートからのルアーゲームがおすすめ。
活性が高くなり、上の意識が強いキビレとシーバスを狙い撃てます。
岸から釣りをするのは難しい箇所が多く、養殖場の周辺などから攻めましょう。
競艇場付近の砂地では、ボトムワインドでマゴチなども釣れます。


5.村櫛漁港・ガーデンパーク
村櫛漁港の周辺では、浅い場所でハゼ釣りがおすすめ。
ガーデンパークも含めて、ウェーディングポイントが広くあり、シーバスとマゴチを狙うのに適しています。
週末の日中は潮干狩り客が多いこともあります。
エサの投げ釣りは日中ならキスも狙えます。

6.舘山寺・マイマイ
舘山寺は夜の電気ウキ釣りがおすすめ。
キビレとシーバスで実績があるポイントなので、週末は混むかもしれません。
マイマイは投げ釣りのほうが向いていますが、シーバス狙いなら電気ウキですね。


7.庄内湖
庄内湖はボートでのシーバスゲームが盛期に入ります。
障害物付近を丁寧に探っていきましょう。
岸からはキビレも狙うことができますし、のべ竿でハゼ釣りもおすすめです。

8.瀬戸水道・佐久米海岸
瀬戸水道は朝方と夕方のマヅメタイムに、シーバス狙いがおすすめ。
夜を通して狙ってもいいし、同時にキビレも釣ることができます。
投げ釣りなら北側で、ウキ釣りなら南側が向いています。

佐久米海岸も同様に、ウェーディングでのトップゲームがおすすめです。
護岸されている方はエサ釣りが向いており、わりと穴場。

9.伊目・都田川河口
伊目と都田川河口は、キビレとハゼを釣ることができます。
日中はハゼが向いていて、夜はキビレ・シーバスを狙う感じに。



6月は浜名湖全域でいろいろな魚が釣れるようになります。ポイントの選び方としては、釣りたい魚か混雑を避けるかで決めるといいでしょう。
6月の浜名湖で狙える対象魚を紹介
6月はエサとルアー、どちらでも釣果に期待できます。
雨が多く釣りに出る人も少なくなるので、釣果報告は不安定になりがち。
中でも安定して期待できる魚たちは次の通りです。
- クロダイ
- キビレ(狙い目)
- シーバス
- メジナ
- マゴチ(狙い目)
- タコ・コウイカ
- ハゼ(シーズンイン)
- キス・ギマ(狙い目)
- アジ・サバ・イワシ(サビキ)
曇り空と雨が多くなるので、ルアーの対象魚が特に釣りやすくはなります。
1.クロダイ
今切口の堤防は安定した個体数がいますし、活カニの前打ちが安定。
奥浜名湖エリアでは、岩が多い岸辺や護岸堤防にクロダイが見えるはずです。
そういう場所は、ポッパーでランガンがおすすめですね。

2.キビレ
キビレは浜名湖全域の沿岸部で、トップゲームが成立するようになります。
日中はルアー、夜間はエサで切り替えるのがおすすめ。

3.シーバス
6月になると、小さいシーバスが多くなり、エサでよく釣れます。
ルアーで釣れやすい30cm以上は、ボート釣りのほうが狙いやすくなります。

4.メジナ
メジナは今切口の堤防で、木っ端がよく釣れるようになります。
釣れやすいし引き味もいいので、初心者が経験をつむのにいい相手だと思います。
同時にクロダイも狙えますし、ルアータックルも用意しておけば、不意のナブラにも対応できます。
5.マゴチ
マゴチは表浜名湖と中浜名湖は全域、奥浜名湖は一部で釣れます。
岸からはジグヘッドワームがおすすめ。
わりと数匹かたまって居るので、1匹釣れたら同じポイントを探ってみましょう。
6.タコ・コウイカ
梅雨入り前はタコ釣りの追い上げタイミングですね。
雨が多くなると活性が落ちるため、釣れにくくはなります。
砂地にも居るので、コウイカを狙うついでに遠投して、広範囲を探るのもアリ。
7.ハゼ
6月から梅雨明けくらいまでは、沿岸でハゼが釣れやすくなります。
のべ竿でもいいし、投げの仕掛けでも構いません。
河口付近が特に濃いので、都田川と湖南高校周辺がおすすめです。

8.キス・ギマ
キスは表浜名湖エリアがメインで、三本針の投げ釣りがおすすめです。
エサ取りのクサフグが多く、糸を切られることもあるので、予備は持っておきましょう。
ギマは奥浜名湖でよく釣れるし、美味しい魚なんですけど、人気がありません。

9.アジ・サバ・イワシ(サビキ)
サビキ釣りは梅雨入りしてから、しばらく停滞気味になります。
はじまりの4月5月よりは釣れにくいものの、アジ・サバ・サッパは大きくなってくるので、引きも楽しめるようになります。


釣れる魚は5月と大差ないですが、活性が高くなるし、対象魚以外に出会うことも増えます。あとは天気次第ですね。
まとめ:世間はジメジメだけど釣果は伸びだす時期
東海地方の梅雨入りは、例年だと6月の終わりごろくらい。
近年はそんなこと関係なく、不安定な天候が続くことが多いですよね。
初夏となる6月は、崩れやすい天気とどう向き合うか━━にあります。
雨は人間にとって嫌ですけど、水中の生物にとっては、恵みにもなります。
魚釣りの観点でいえば、物音と姿を消してくれるから、魚の警戒心も弱くなるため、釣れやすくなることもあります。
とはいえ、雷雨などの嵐には注意してくださいね。

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