7月は例年なら梅雨明けになり、浜名湖はより本格的な夏釣りシーズンを迎えます。
湖内のほぼ全域でルアーでのトップゲームが可能で、クロダイやキビレ、シーバスといった人気ターゲットが、アグレッシブに水面へアタックする様子は興奮します。ボトムワインドも好調で、いろいろな場所でマゴチも一緒に狙ってみましょう。
夜釣りにも適した気温になり、日中の暑さを避けながら涼しい時間帯に釣りを楽しめます。表浜名湖から奥浜名湖まで、それぞれのエリアで異なる魅力的なターゲットが待っています。
7月のおすすめポイント10選
- 新居弁天海釣公園:表浜名湖
- 網干場:表浜名湖
- 今切口舞阪堤:表浜名湖
- 中之島・渚園:中浜名湖
- ボートレース浜名湖:中浜名湖
- 村櫛漁港・ガーデンパーク:中浜名湖
- 庄内湖:奥浜名湖
- 舘山寺:奥浜名湖
- 瀬戸水道:奥浜名湖
- 猪鼻湖(三ヶ日エリア):奥浜名湖
新居弁天海釣公園~オールラウンドな夏釣りの拠点

- おすすめの対象魚:クロダイ, アジ, サバ, イワシ, タチウオ
- おすすめの釣り方:前打ち, サビキ釣り, ショアジギング
- 狙い目の時間帯:朝・夕マヅメ, 夜間
7月も引き続き夏シーズンらしく、多彩な釣り方が楽しめます。日中はサビキ釣りにクロダイ狙い。夜はルアーでシーバスとタチウオを狙ったり、フカセ釣りで大型メジナに期待するなど、1日を通して釣りがしたくなるほど魅力あるターゲットが待っています。
網干場~投げ釣り天国で五目釣りを満喫

- おすすめの対象魚:クロダイ, キス, アジ, カマス, マゴチ
- おすすめの釣り方:投げ釣り, 前打ち, サビキ釣り
- 狙い目の時間帯:朝マヅメ, 潮止まり前後
投げ釣りでは人気のキスを筆頭に、他の小魚も多くなるため、投げ入れてからの反応も良く、初心者にも飽きない釣りが楽しめます。釣れたキスを活き餌にして放置しておけば、マゴチかシーバスが食いついてくるかもしれません。
今切口舞阪堤~大型狙いの本格派ポイント

- おすすめの対象魚:クロダイ, メジナ, 青物, タチウオ
- おすすめの釣り方:前打ち, ウキフカセ, ショアジギング
- 狙い目の時間帯:朝・夕マヅメ, 下げ7分, 上げ3分
7月は大型のクロダイやメジナが狙える本格派のポイントです。青物の回遊も期待でき、朝夕のマヅメ時にはショアジギングでの実績があります。前打ちは7m以上の竿が必要になりますが、それさえあれば1年中クロダイ狙いができるのでおすすめです。
中之島・渚園~ウェーディングゲームの聖地

- おすすめの対象魚:キビレ, シーバス, マゴチ
- おすすめの釣り方:ルアー, 投げ釣り
- 狙い目の時間帯:朝マヅメ, 夕マヅメから夜
ウェーディングでのチヌトップゲームが最高潮を迎えます。渚園外周は適度な浅さと航路による起伏があり、トップとボトムを使い分けて、キビレとシーバスを拾っていく感覚で攻めましょう。週末は潮干狩り客で混雑する可能性もあるため、ゆったりしたいなら平日や早朝・夜間の釣行がおすすめです。
ボートレース浜名湖~ボートでしか味わえない醍醐味

- おすすめの対象魚:マゴチ, シーバス, キビレ, タコ
- おすすめの釣り方:ルアー(ワインド釣法), タコエギ
- 狙い目の時間帯:朝夕マヅメ, 日中
陸上からの釣りはほぼ不可能なので、ボート釣り専用ポイントです。だからこそマゴチやシーバスが安定していますし、陸で終わったかのようなタコ釣りもまだまだ可能性があります。競艇場の外周では航路が人気ですけど、他のなんでもない場所も魚は居ます。
村櫛漁港・ガーデンパーク~多彩なアプローチが可能

- おすすめの対象魚:キビレ, シーバス, タコ, ハゼ
- おすすめの釣り方:投げ釣り, ウキ釣り, ルアー
- 狙い目の時間帯:潮止まりからの上げ一杯
村櫛漁港の内側は浅く、ハゼや小物(チンタ)釣りに最適です。外側の航路ではキビレやシーバスが狙えます。タコ釣りは穴場で、堤防の際を丁寧に全部探っていくと大型が居ることも。
庄内湖~ボートシーバスの定番エリア

- おすすめの対象魚:シーバス, キビレ, ハゼ
- おすすめの釣り方:ルアー釣り, 投げ釣り
- 狙い目の時間帯:朝マヅメ, 下げからの上げ
7月はボートシーバスのベストシーズンで、杭の周りに潜むシーバスとキビレを狙い撃つスタイルが効果的。トップウォーターからボトムまで幅広いルアーが活躍します。豪雨後は濁りとゴミに注意が必要です。
舘山寺~夜釣りシーズンの到来

- おすすめの対象魚:キビレ, シーバス, ハゼ, サヨリ
- おすすめの釣り方:投げ釣り, ルアー釣り, ウキ釣り
- 狙い目の時間帯:朝マヅメ, 夜下げ3分から
7月は水温上昇とともに、キビレとシーバスの活性が高まる時期です。夜釣りが特におすすめで、電気ウキや投げ釣りでの実績は奥浜名湖でも高いほう。サヨリの回遊があれば夏を感じ、ハゼも当歳魚が姿を現し始めます。
瀬戸水道~浜名湖シーバスの聖地

- おすすめの対象魚:シーバス, キビレ, サヨリ
- おすすめの釣り方:ルアー釣り, 投げ釣り, ウキ釣り
- 狙い目の時間帯:朝マヅメ, 上げ3分, 下げ7分
浜名湖シーバスでは最も有名なポイントの一つで、7月は春から続くシーズンが継続中です。シーバス狙いなら南側の出口で、夜に電気ウキを流したりルアーで狙ったりと、比較的浅いエリアでも出るようになります。
猪鼻湖(三ヶ日)~時期に応じた戦略的アプローチ

- おすすめの対象魚:キビレ, シーバス, サヨリ, ハゼ
- おすすめの釣り方:投げ釣り, ルアー釣り
- 狙い目の時間帯:朝夕マヅメ, 下げ7分, 上げ潮
7月の猪鼻湖は三ヶ日駅近くのエリアで、キビレとシーバスがメインターゲットです。サヨリとハゼも混じり、トップとボトムにベイトがいることで、ルアー選択の幅が重要になります。
7月に釣れやすい魚
- クロダイ:(エサ・ルアー)
- キビレ:(エサ・ルアー)
- シーバス:(エサ・ルアー)
- メジナ:(エサ)
- マゴチ:(ルアー・エサ)
- タコ:(エサ)
- ハゼ:(エサ)
- キス:(エサ)
- イワシ:(エサ)
- アジ:(エサ)
- サヨリ:(エサ)
- ギマ:(エサ)
- アナゴ:(エサ)
- カマス:(ルアー・エサ)
- 青物:(ルアー・エサ)
- タチウオ:(ルアー・エサ)
迷ったらここを見て!7月の厳選ポイントTOP3!
1位:網干場
3本針仕掛けの投げ釣りでは、まだ比較的エサ取りも少ないので、キスをはじめにベラなどの小物釣りが楽しい時期です。朝・夕のマヅメタイムには、外洋から入る回遊魚も期待できるため、何が釣れるかわからないワクワク感があります。
投げ釣りは初心者でも結果が出やすい時期ですし、7月の網干場から釣りをはじめる人は悪くないタイミングでしょう。初心者は「魚が釣れた」という体験をするこで、この先も続けたくなるはずです。
2位:舘山寺
舘山寺の夜釣りは6月からはじまります。7月になると水温も十分上がり、キビレとシーバスの活性も高くなります。電気ウキを使ってタナを変えることで、キビレかシーバスのどちらかを狙います。他の魚もいるのでウキが良く動くし、視覚的にも釣果でも楽しめるはずです。
3位:新居弁天海釣公園
7月もオールラウンドに楽しめるポイントです。サビキ釣りでのアジやイワシ狙いはファミリーフィッシングに最適で、前打ちでのクロダイは引き続き好調。夜釣りではタチウオやシーバスも期待でき、一日中異なる釣り方で楽しめます。
【まとめ】夏本番!7月の浜名湖釣りの魅力
- 水温上昇により多くの魚種が活発になり、年間で最も多彩なターゲットが狙える
- 夜釣りが本格化し、涼しい時間帯にじっくりと釣りを楽しめる
- サビキ釣りでアジやイワシが好調で、ファミリーフィッシングに最適
- マゴチやタコなど夏ならではの魚種が本格的にシーズンイン
- ウェーディングゲームが最盛期を迎え、トップウォーターの醍醐味を満喫できる
7月の浜名湖は夏釣りの醍醐味を存分に味わえる最高のシーズンです。
水温上昇とともに魚の活性が高まり、朝夕のマヅメ時はプランクトンと小魚の活性が上がるため、それらをエサとする大型魚を釣るチャンスがあります。なので無計画に1日釣りをするのではなく、涼しい時間帯かつチャンスがあるタイミングだけ釣行に出かけるのも賢い選択といえます。
真夏の強い日差しと熱中症には十分注意が必要で、帽子やクーラーボックス、十分な水分補給は必須です。また、夜釣りでは蚊などの虫対策も忘れずに。突然の雷雨もあるので、気象情報のチェックも重要です。
安全対策をしっかりと行えば、7月の浜名湖は年間で最も充実した釣り体験ができる素晴らしい時期といえるでしょう。
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