8月から10月頃までは、浜名湖でもっとも釣れる魚が多くなる時期です。
釣れるポイントの紹介も、「全域で釣れます」と投げやりな回答でも間違いじゃないんですが、厳選を重ねた結果、10箇所プラスαまで絞りました。
岸からでもいいし、ボートからでもいいし、エサでもルアーでも自由に選べます。
本記事では、一箇所ずつの説明と釣れる魚について説明しています。
8月の浜名湖でおすすめの釣りポイントはここ!
8月はほぼ全域で釣り日和となります。
選択するコツは、やりたい釣りと釣りたい魚を決めることです。
以下のおすすめは、経験と実績から選んでいるので、ここから合うポイントを選んでください。
- 新居弁天海釣公園
- 今切口舞阪堤・網干場
- 砂揚場
- サクラマル
- 中之島・渚園・乙女園(ウェーディング)
- 鷲津港・競艇場・庄内湖・湖南高校周辺(ボート)
- 村櫛海水浴場・内山海岸(投げ釣り)
- 舘山寺・マイマイ
- 三ヶ日・瀬戸水道
- 気賀・伊目・都田川河口
1.新居弁天海釣公園
新居弁天海釣公園は安定の釣り場です。
大型連休も相まって、週末は特に混雑しやすいポイントになります。
おすすめは、日中ならサビキ釣りとクロダイ狙いで、夜はシーバス・クロダイ・メジナあたり。

2.今切口舞阪堤・網干場
舞阪堤と網干場は、投げ釣りが楽しい時期に入ります。
キスの型も良くなってくるし、たまにカワハギも混じります。
岸壁のクロダイは深めを狙うほうがいいので、エサ取りを避けつつ底まで落とす仕掛けが理想です。

3.砂揚場
砂揚場はサビキ釣りと投げ釣りが安定します。
夜間は電気ウキも使って、まったりした釣りを楽しむことができます。
夏はどこのポイントも日差しがきつくなります。
ここも例に漏れませんが、車を横付けできるので、日陰にすぐ逃げれたり大きめのクーラーボックスを用意しやすかったりするので、熱中症対策にも向いています。

4.サクラマル
夏のサクラマルは夜釣りがおすすめ。
投げ釣りでのんびり待つのに向いており、シーバスとキビレに期待できます。
昼間でも投げ釣りでキスを狙うこともできますが、クサフグがかなり多いエリアなので注意。
夜はエサ取りも静かになるので、釣りがやりやすくなります。

5.中之島・渚園
渚園の周辺は、ウェーディングポイントとして盛期を迎えます。
トップウォーターでチヌ狙いが安定しており、夜間ならシーバスも期待できます。
もしルアーで反応がなければ、三本針仕掛けに切り替えてソフトルアーを使い、キス狙いに切り替えるのもアリです。

6.鷲津港・競艇場・庄内湖・湖南高校周辺
これらのポイントはボート釣り推奨です。
ルアーならボトムワインドで、マゴチとシーバスがよく釣れるでしょう。
鷲津と湖南高校周辺では、エサでハゼ釣りを楽しめますが、夏の日差し対策は必ずするようにしましょう。


7.村櫛海水浴場・内山海岸
村櫛海水浴場から内山海岸までの沿岸は、広大なウェーディングポイントです。
ところどころで水草が生えており、小魚やキビレが隠れやすくなっています。
自転車道路があるので、自転車での移動をおすすめします。
自動車なら海水浴場と内山海岸からアクセスするのがベターですね。


8.舘山寺・マイマイ
舘山寺とマイマイは、夜釣りでキビレとシーバスを狙うのがおすすめです。
舘山寺は浅めなので電気ウキ、マイマイは深めを投げ釣りで。
日中はルアーでチヌゲームを楽しむこともできます。


9.三ヶ日・瀬戸水道
瀬戸水道を含む三ヶ日の猪鼻湖エリアは、エサ釣りが好調になります。
三ヶ日駅周辺ではハゼがおすすめで、東沿岸ではサヨリやシーバス・キビレが狙えます。
瀬戸水道は夜の電気ウキ釣りで、シーバスを狙うのがいいでしょう。
部分的に水深があるので、ウキ下を魚が居る棚へ合わせることが大切です。


10.気賀・伊目・都田川河口
都田川周辺の細江から気賀のエリアは、ハゼなどの小魚がよく釣れます。
仕掛けもお手軽で、初心者でもはじめやすいメリットがあります。
釣れないより釣れるほうが絶対に楽しいので、沼にハマらせたい接待にどうぞ。


8月はエサ取りを含む小魚の活性が高く、どんな釣りでも反応が得られるので楽しめます。サイズを求めるなら夜が向いていますし、涼しい時間帯を狙うのは熱中症対策にもなります。
8月の浜名湖で狙える対象魚
8月の浜名湖で釣れる魚はかなり多くなります。
中でも、釣れやすさと人気対象魚に絞った結果、9種類の魚を紹介します。
- クロダイ
- キビレ
- シーバス
- マゴチ
- ハゼ
- アジ・サバ・イワシ・サッパ(サビキ)
- キス・ギマ(投げ釣り)
- アナゴ(夜の投げ釣り)
- カマス・青物(投げサビキ or ルアー)
1.クロダイ
夏のクロダイは痩せ気味なので、食味に向いてはいませんが、釣りやすい時期であります。
今切口は活カニ・カラス貝の前打ちが安定。
奥浜名湖の沿岸では、ポッパーやレンジバイブを使ったルアーのほうが釣れます。

2.キビレ
夏のキビレは小型サイズも混じり、夜のエサ釣りで遊んでくれます。
サイズ狙いなら、ポッパーやペンシルベイトで20cm以下をカットすることも可能です。
副産物としてクロダイ・シーバスも釣れますし、活性も高いので、ルアー入門にもおすすめのターゲットです。

3.シーバス
夏のシーバスは夜のほうが活性が高いので、狙うなら夜釣りがおすすめ。
電気ウキ釣りがおすすめで、理由は中層以上のエサを視認する習性があるからです。
もちろんルアーでも釣れますが、粘るよりも潮の動き出しに合わせて、短時間勝負するのがおすすめです。

4.マゴチ
マゴチは表浜名湖から中浜名湖の砂地で釣ることができます。
ウェーディングでメタルジグを使い、底を広く丁寧に探ればチャンスがありますが、ボートからが圧倒的に有利です。
5.ハゼ
ハゼは奥浜名湖の沿岸部や、河川の流れ込みでよく釣れます。
湖西市エリアは小河川の流れ込みが多く、穴場ポイントが数多くあります。
メジャーでいえば都田川ですが、人気ゆえに釣られきることもしばしば。

6.アジ・サバ・イワシ・サッパ
サビキ釣りは秋に向けて、ここで一旦落ち着くタイミングです。
水温が上がりすぎると、イワシとアジは深場に戻るため、主力はサバとサッパが多くなります。
アジは夜明けと日没に釣れやすいので、時合に行けることが肝心です。

7.キス・ギマ
キスは表浜名湖で投げ釣りをすれば釣れます。
この時期はエサ取りが多く、なかなか難しい釣りが強いられます。
ギマは舘山寺など奥浜名湖の湾内でよく釣れます。

8.アナゴ
夏の夜釣りといえばアナゴの印象がある方は、関東に縁があるかもしれません。
浜名湖では型が小さいものの、奥浜名湖の一部や、砂揚場など港内や岩礁帯があるポイントで釣れます。
キビレを投げ釣りで狙うと、外道で釣れることが多いですね。
9.カマス・青物
カマスと青物を狙うなら、夜明けか日没にジグサビキがおすすめです。
今切口の堤防がポイントで、釣果は群れ次第になるものの、タイミング次第で入れ食いになることも。

エサとルアーどちらでも人気対象魚が狙える時期です。日中も夜間も暑い時期ですので、熱中症には気をつけてください。
まとめ:どこでも魚影は濃い!でも熱中症に注意!
8月の浜名湖は、魚影は濃いものの、人間が暑さに耐えれるかが鍵ですね。
日中の釣りは正直おすすめしません。
するにしても、クーラーボックスを必ず持って、冷たい水や氷を用意して、体を冷す方法を用意することが肝心です。
堤防や砂浜も、反射と蓄熱でかなり暑いため、厚めのレジャーシートなどで対策するようにしましょう。
定点で投げ釣りをする場合は、クーラーボックスかアウトドアチェアにパラソルをさせるタイプを選ぶと、日差しを避けられるのでおすすめです。

次の9月は台風シーズン真っ盛りとなり、不安定な天気も続きやすい時期になります。
とても日差しがキツイ時期ですが、晴れが続きやすい8月こそ、釣りがしやすいタイミングです!
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