新居弁天海釣公園は、初心者とファミリーにとって理想的な釣り場です。11月でも多くの魚が狙え、施設も充実しているこの公園での釣り方を、初心者向けに丁寧に解説します。
新居弁天海釣公園は初心者に最適な理由
足場が良く安全・設備も充実
新居弁天海釣公園の最大の特徴は、足場が整備され、安全性が高いという点です。堤防は平坦で、転落のリスクが低く、柵や安全ロープも完備されています。
さらに、トイレ、駐車場、飲食店、売店など、一日中快適に過ごすための設備が充実しています。初めて釣りをする家族連れや、子どもと一緒に釣りを楽しみたいという層にとって、これ以上ない環境が整っています。
レンタル釣具・エサショップの活用法
公園内にはレンタル釣具とエサショップがあり、手ぶらで来園して、その場で必要な道具を整えることが可能です。
初心者向けのセット竿(竿・リール・仕掛けのセット)は、1日あたり1,000~2,000円程度でレンタル可能。エサも各種取り揃えられており、最新の釣果情報も得られます。
ただし、チェーン系列の釣具店より少し割高なことに留意してください。現地ですぐ買えることが最大のメリットですから、そこは許容するべきでしょう。
11月に狙える人気ターゲット5種
① アジ・サッパ・イワシのサビキ釣り
サビキ釣りは、初心者に最も優しい釣り方です。複数の針に小さなイワシを付けた仕掛けを投入すれば、群れで接近してくるアジやサッパが自動的に食いついてくる仕組みです。
11月の新居弁天海釣公園では、アジの群れが接岸することが多く、サビキ釣りでの数釣りが期待できます。ポイントは、公園の北側から東側にかけての堤防です。
サビキ釣りのやり方・始め方については、こちらの記事で詳しく説明しています。ぜひ参考にしてください。

② カサゴ・メバルの夜釣り
カサゴとメバルは、11月から活性が高まる魚です。特に夜間は、堤防の常夜灯周辺に集まりやすくなります。
釣り方は非常に簡単で、小さなワームやエビを付けたオフセットフック、あるいは小型のルアーを沈ませるだけで、アタリが期待できます。初心者向けのタックルで十分対応できます。
11月にもなれば夜は冷え込むので、防寒装備は忘れないようにしましょう。

③ カレイのちょい投げ釣り
カレイは、浅瀬を好む魚で、新居弁天海釣公園でも11月に実績があります。ちょい投げ釣りで狙う場合、アサリむき身やイシゴカイを使用し、底付近を攻めることが重要です。
竿の先端で小さなアタリを感じたら、竿が絞り込まれるくらいまで待ってから合わせるのがコツです。

④ キス・カワハギの投げ釣り
海釣公園は潮流が速いため、投げ釣りはやや難易度が上がります。潮止まりの時間帯など、潮が緩む時間帯を理解しているなら、楽しく数釣りが狙える釣り方です。
キスとカワハギは同じ仕掛けで狙うことができます。カワハギは餌取り名人なので、キス釣り仕掛けだと難しいかもしれませんが、カワハギ仕掛けだと逆になるのがもどかしいところ。
どちらもコツとしては、小さなアタリでも大きく合わせず、軽く鋭くするといいでしょう。

⑤ ヒラメ・マゴチ
これらはやや上級者向けですが、11月は狙える季節です。ルアー釣りや生きエサを使った釣り方で、大型個体の釣果も期待できます。
ヒラメはサビキで釣れた小魚を活き餌にして、T字堤の足元に投げるだけで釣れることもあります。マゴチも一緒に釣れますが、11月になると数も少ないので、メインはヒラメになりますね。

初心者向けタックル&必要な持ち物
手ぶらOKのセット竿を活用しよう
初心者には、レンタルのセット竿(全長2.1~2.4メートル、継ぎ数2本程度)がおすすめです。このセット竿には、竿・リール・仕掛けが一式含まれており、公園に着いたらすぐに釣りを開始できます。
セット竿の利点は、初心者に最適なバランスとなっており、使いやすさが保証されている点です。
寒さ対策と安全装備
11月の浜名湖は、晩秋の気温で、場所によっては風も強くなります。防風ジャケット、手袋、帽子など、寒さ対策が必須です。安全装備としては、ライフジャケット(特に子ども用)、滑りにくい靴、懐中電灯(夜釣りの場合)を用意しましょう。
防寒ジャケットについては、釣具メーカーのものよりアパレルブランドのほうが安かったりします。釣具メーカーのロゴが好きなどの理由がない限り、コスパ優先にするといいでしょう。
【まとめ】家族で楽しむ晩秋の海釣り体験は新居弁天で決まり!
新居弁天海釣公園は、初心者とファミリーにとって最高の釣り体験の場です。11月の晩秋の中で、家族一緒に釣りの楽しさを体験し、新鮮な海の恵みを感じることができます。
足場の安全性、充実した設備、レンタル釣具の利便性、そして多彩な釣魚による多様な釣り方—これらすべてが揃った新居弁天海釣公園で、思い出に残る釣り体験をしてください。

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