初心者でも楽しめる！浜名湖のハゼ釣り納めガイド【湖南高校〜志都呂】

11月は浜名湖のハゼ釣りの最終シーズンです。サイズが良くなり、食べ頃を迎えたハゼを、初心者でも簡単に釣ることができます。

本記事では、湖南高校前から志都呂エリアでのハゼ釣り方法を、ファミリー向けに解説します。

晩秋のハゼは”食べ頃サイズ”！釣期とコツ

新川～志都呂エリアの地形と釣れ方

新川の河口から志都呂に向かう護岸エリアは、流れが緩やかなポイントが多く存在します。このエリアのハゼは、秋を通じて成長を続け、11月には10～15cm程度の”食べ頃サイズ”に達しているのが特徴です。

地形的には砂泥底が広がっており、ハゼの生息に最適な環境が形成されています。特に、湖南高校前の浅場から、新川沿いの流れ込み周辺は岸からの釣りが難しいため、ハゼの高密度エリアとなっています。

高校付近の水域はボート釣り推奨で、ハゼ以外にもキビレやシーバスなどのルアーゲームと平行してやるのもいいでしょう。同時はちょっと欲張りすぎですし、タイプが違う釣り方なので「二兎追うもの━━」になりかねません。

エサはイシゴカイか青ジャムシが最適

11月のハゼ釣りで最も効果的なエサはイシゴカイです。独特の香りと柔らかさが、ハゼを効率的に引き寄せます。次点として青ジャムシも有効で、活きの良さが特徴です。

エサ持ちの面ではどっちもどっち。ハゼの歯は特別鋭いわけじゃなく、エサを食いちぎるほどじゃないので、1回のエサで数釣りも可能です。なので期待からエサを買いすぎて、余らせて困る状況になることも……。

そんな時は、他の釣り人に差し上げるとか、未来を託すのがいいでしょう。持ち帰って塩漬けにし、冷凍保存すれば次回も使えますが、釣りエサを冷蔵庫に入れることに理解ある家族であることを、先に確認しておくべきです。

他にも浜名湖で使う釣りエサに関しては、こちらの記事でまとめています。対象魚によるおすすめや代替策もあるので、よかったら参考にしてください。

湖南高校前の釣り方とアクセス

足元狙いでも釣れるチョイ投げポイント

湖南高校の脇に、海へ続く道路があって、そこから投げ釣りをすることができます。そこから外周をたどることも不可能じゃないですけど、敷地内に入るのは違法ですので注意しましょう。

このエリアは航路にもなっているため、水路の中央部が特に深めになっており、広すぎるほどじゃないのでチョイ投げ（軽く投げる）で対応できます。竿の長さは1.5～2.1メートル程度で十分です。

投げ方のコツ：

ハゼ狙いなら足元から5～10メートル程度の距離で十分です。この距離なら初心者でも、振りかぶって投げる必要もないですし、ほんとに軽く”オモリをそっと投げる感覚”で大丈夫です。

アタリに関してですが、ハゼはエサに噛みついて飲み込むタイプなので、強く合わせる必要はありません。エサを「パクっ」と咥えた瞬間に気付けるようになると、もっと魚釣りが楽しくなるはず。

駐車場所と周辺トイレ情報

湖南高校前周辺には、公開駐車場はありません。近くに釣具店があるので、自分で解決することができないなら、そこに相談してみるのもいいでしょう。

トイレは近くのコンビ二などに確認することで利用できる場合が多いです。新川なら志都呂イオン近くに駐車場がありますし、旧区役所付近の公園にもあったりします。事前に下見を行うことで、安心して釣行計画を立てられます。

家族連れにおすすめの装備

簡易イス・ライフジャケット・虫除け対策

ハゼ釣りは比較的長時間同じ場所に留まるため、簡易座椅子（1,000～2,000円）があると快適です。

ライフジャケットは、特に子ども連れの場合は必須です。11月の浜名湖は、万が一の転倒時に体温を奪われやすい季節であり、安全面での配慮が重要です。

虫除け対策は河川沿いだと必須です。藪や雑草も多いエリアだと、秋も中盤を迎える11月でもまだ蚊が活動している場合があるため、用意しておくと良いでしょう。

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釣ったハゼの簡単天ぷらレシピ紹介

ハゼ釣りの最大の楽しみは、釣ったハゼを食べることです。特に11月の食べ頃ハゼは、天ぷらにすると最高に美味しくなります。

簡単ハゼ天ぷらレシピ：

このレシピは、現地での調理（持ち込みコンロを利用）や、家に持ち帰ってからの調理の両方に対応しています。

【まとめ】11月のハゼ釣りは”家族で締めくくる秋の遊び”

11月の浜名湖でのハゼ釣りは、秋から冬への移行期に、家族で思い出を作る最高のアクティビティです。初心者でも簡単に釣れるハゼ、食べ頃を迎えた優れた味わい、そして天ぷらの美味しさ—これらすべてが揃った体験をしてください。

湖南高校前から志都呂にかけてのエリアで、家族と一緒にハゼ釣りの喜びを感じ、その日の晩に、自分たちが釣ったハゼの天ぷらを食べる—そんな素晴らしい1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。