【釣果安定】浜名湖でカサゴを釣る!冬の狙い目ポイントと簡単仕掛け

浜名湖の冬カサゴ釣りブログ記事のサムネイル画像。防寒着を着た釣り人が漁港で良型のカサゴ(ガシラ)を掲げている様子。背景は夕暮れの浜名湖。画像上の大きなテキストは「浜名湖 冬カサゴ狙い!」。

「冬の浜名湖は釣れない」と思っていませんか?

確かにシーバスやキビレは深場へ落ち、釣果は渋くなります。しかし、冬の味覚の王様カサゴは別です!

12月は水温が下がり、深場やストラクチャー(障害物)に固まるため、逆に一箇所で集中して狙いやすい時期となります。

この記事では、12月にカサゴを釣るための実績ポイントと、初心者でも簡単な穴釣り仕掛けをご紹介します。

目次

🎯 12月のカサゴ釣り:シーズンの特徴と狙い方

カサゴは「根魚(ねざかな)」の名の通り、海の底に根をはるようにジッとしている魚です。

一年中動きが少ない魚ですが、冬から春にかけて産卵期となり、大型個体の食い気が高まります。低水温の時期は堤防の陰、温排水周りのストラクチャー(障害物)に密集します。

なぜなら、そこが最もエサを食べられる効率が良いからです。

シーズン特性

  • 根魚ベストシーズン:12月~5月が最高の釣期です
  • カサゴの特徴:産卵期が近づくため大型の食い気が高まり、身も締まって美味しくなります
  • 冬ならではの利点:寒くても夜釣りや短時間勝負で十分な釣果が期待できます

カサゴ狙いのメリット

  • 堤防から手軽に狙える
  • タックルが安くて済む
  • 食べておいしい季節
  • 初心者でも確実に釣れる可能性が高い

岸からのカサゴ狙いは、堤防沿いに仕掛けを落とすだけで始まるから、初心者でも難しい操作が必要ありません。冬に釣りを始めたいと思った方に勧めるなら、ベストなターゲットといえます。

🎣 12月のカサゴに効く!実績が高い狙い目ポイント3選

カサゴはテトラ帯、岩礁などの”根”周り=ストラクチャーを狙うのが鉄則です。

No.ポイント名エリア狙い目と特徴備考
1新居弁天海釣公園表浜名湖T字堤防のヘチ(際)や捨石周りの「穴釣り」が効果的。初心者向けの設備が充実。駐車場・トイレ完備。釣具店も近い。
2今切口舞阪堤表浜名湖小型テトラが密集しているポイントの穴釣りが定番。潮通しが良く通年実績あり。流れが速いので安全装備必須。
3砂揚げ場表浜名湖堤防の継ぎ目や岸壁際を狙う。ファミリー向けで車を横付けできるのが魅力。トイレ・コンビニ近くでアクセス良好。

各ポイントは12月に特に有効な「冬用おすすめエリア」として、駐車・安全・初心者適性のバランスを考慮して選定しています。

安定した釣果を目指すなら(1)(2)のポイントがベスト。安全重視かつ防寒装備に不安があるなら、車のすぐ近くで釣りができる(3)がベストですね。

💡 初心者でも簡単!カサゴ釣りの「穴釣り」攻略法

カサゴの定番は、堤防の際やテトラの隙間を狙う「穴釣り」や「ヘチ釣り」です。

穴釣りは岩と岩の隙間に仕掛けを落とす方法。ヘチ釣りとは、堤防の際だったり足元に仕掛けを落とす方法のことです。

釣り方のポイント

  • 堤防の際やテトラの隙間を狙う「穴釣り」や「ヘチ釣り」が、カサゴ狙いの定番
  • 仕掛けをゆっくり落とし、竿を上下させて誘い続けることが重要
  • アタリ=エサ丸飲みなので、強く合わせるよりも確実なフッキングを狙う

推奨仕掛け:ブラクリ仕掛け

オモリと針が一体化した「ブラクリ仕掛け」が、穴釣りやヘチ釣りにおいて最も簡単で根掛かりしにくいです。ダイソーなどの100円ショップでも売られており、初心者にも手軽に入手できます。

ブラクリ仕掛けのメリット

  • セッティングが簡単(仕掛けを結ぶだけ)
  • 根掛かりが少ない
  • 扱いが直感的で初心者向け

有効なエサ

エサ特徴使用場面
アオイソメ(青ジャムシ)万能虫エサ。チョイ投げにも対応。穴釣り全般で最も有効
オキアミ集魚性が高い。コスト効率が良い。多数釣りたい時に推奨
ボケカサゴの好物。堤防での前打ちに最適。本気でターゲットにしたい時用

エサはオキアミだけでも十分です。冷凍物は冬の気温だと溶けにくいため、「ソフトタイプ」を選ぶといいでしょう。

コツ:エサを底まで落とし、ゆっくり誘う

  1. エサを穴の底までゆっくり落とす
  2. 竿をゆっくり上下させながら誘う
  3. アタリがあったら即座に合わせる
  4. エサが食われたら交換して繰り返す

根魚は眼の前に来たエサをパクっと食べます。動き回らないため、眼前にエサを置けばすぐ結果が出ることが強み。

ですから、エサを落として2分ほど誘い反応が無ければ「次!」と切り替えるほど、釣果は伸びやすいですね。釣りはせっかちのほうが向いているといわれる所以です。

🚨 浜名湖のカサゴ釣り:ルールとマナー

根魚釣りにおけるマナーとルールは、釣り場の存続に直結します。

立ち入り禁止エリア

以下の場所には絶対に立ち入らないでください:

  • 漁業者の船着き場
  • 漁業施設周辺
  • 舞阪漁港、新居漁港の貯木付近
  • 今切口周辺の釣り禁止区域(浜名大橋から南の堤防は立入禁止)

ゴミ・マナーの重要性

  • 仕掛け、空き缶、吸い殻、排泄物など、すべてのゴミを必ず持ち帰る
  • マナー違反が原因で年々、全国的にも釣り禁止エリアが広がっています
  • 皆さんもマナー・ルール遵守で、次の世代にも釣り場を残しましょう

安全対策

  • 12月は日中と夜間の気温変化が大きいため、防寒着の切り替えも重要です
  • 万が一に備えてライフジャケットを着用し、特に夜釣りでは十分に注意しましょう
  • 堤防の滑りやすさに注意し、適切な靴を選択すること

小型・抱卵個体のリリース

根魚の成長は遅いため、以下については積極的にリリースしましょう:

  • 15cm以下の小型個体
  • 抱卵している個体(お腹が大きい)

浜名湖のカサゴ釣りに必要な装備と予算感

初心者がカサゴ釣りを始めるために必要なタックルを、予算別にご紹介します。

最小限セット(3,000~5,000円程度)

  • 竿:1.5~2m の小型竿(穴釣り用)
  • リール:小型の両軸リール
  • ライン:3~4号のナイロンライン
  • 仕掛け:ブラクリ仕掛け(100~500円)
  • エサ:アオイソメ(500円程度)

初心者向けセット(8,000~12,000円程度)

上記に加えて:

  • クーラーボックス:釣れた魚を持ち帰るため
  • ライフジャケット:安全対策用
  • 仕掛け・エサの予備

関連商品

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➕ 周辺の観光情報・グルメ

ファミリー向けの過ごし方

新居弁天海釣公園の周辺には、釣行後に立ち寄れる施設が充実しています:

  • 舘山寺温泉:釣行後に疲れを癒すのに最適(車で15分程度)
  • 弁天島海浜公園:海水浴シーズン以外でも散歩に最適
  • 浜松フラワーパーク:観光プランとしてセット

グルメ情報

  • 新鮮な海の幸:釣れたカサゴを現地で調理するサービスもあり
  • 浜松うなぎ:釣行前後に立ち寄るなら、浜松市内がおすすめ

宿泊プラン

宿泊するなら、夜釣りのしやすさを考慮して「弁天島近く」で取るのがおすすめです。JR沿線なので遠方からも交通機関で行けますし、階層が高いホテルなら夕方と早朝の眺望は感動的です。

疲れを取る目的なら、かんざんじ温泉がおすすめですね。自動車のほうが移動しやすいので、日帰り温泉を利用するのも手です。

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まとめ:短時間勝負できるのが冬カサゴの魅力

12月の浜名湖でも、カサゴは身近で手軽に狙えるターゲットです。そこに居るならほぼ確実に釣れるため、寒い時期こそ短時間勝負で釣りを楽しむにはうってつけの相手です。

温かい格好で、ブラクリ仕掛け青ジャムシを持って、本記事で紹介した実績ポイントへ足を運んでみてください。冬の浜名湖で安定した釣果と、美味しいカサゴに出会えるはずです。

最後に:ゴミの持ち帰りルール遵守を徹底することで、浜名湖の釣り場を次世代に残しましょう。

浜名湖の冬カサゴ釣りブログ記事のサムネイル画像。防寒着を着た釣り人が漁港で良型のカサゴ(ガシラ)を掲げている様子。背景は夕暮れの浜名湖。画像上の大きなテキストは「浜名湖 冬カサゴ狙い!」。

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