バチ抜けパターンは、シーバス釣りの中で最も 「道具(タックル)への依存度が高い」 と言われています。
腕前云々よりも、その状況に合ったルアーとロッドを使っているかだけで、釣果に0匹か10匹かの差が出ることさえあります。
今回は、来るべきバチ抜けシーズンに向けて準備しておくべき、浜名湖実績が高い 「神ルアー」 と、専用ロッドの選び方を紹介します。
なぜ専用タックルが必要なのか?
吸い込みが弱いバイト地獄
普段、小魚を捕食するシーバスは「ガツン!」と激しくバイトしてきますが、バチを食べる時は違います。
水面を流れるバチを、掃除機のように「チュポっ」と 吸い込むように捕食 します。バチ抜けシーズンのシーバスは、「メシを食べまわる元気はないけど、勝手にエサが口に入ってくるから楽だわ~」みたいな状態です。
まだ低水温で活性が弱いため、積極的にルアーへアタックはしてきません。
吸い込みバイトは非常に弱く繊細です。
硬いロッドや反発力の強いロッドを使っていると、バイトを弾いてしまい、フッキングしない(掛からない)という現象が多発します。
「アタリはあるのに乗らない!」という地獄に陥らないために対策が必要です。
ロッド:ティップ(穂先)の柔らかさが命
バチ抜け攻略の鍵は、 「ソリッドティップ」 と呼ばれる柔らかい穂先を持つロッドを使うことです。
バチを食べるシーバスは積極的に泳ぐわけではなく、ゆっくりと水面を流れるバチを吸い込むように捕食します。
もし硬いロッドを使っていると、ルアーに触れた瞬間「あれ?重いな」と感じに警戒して反転します。これがショートバイトになりやすい原因です。
魚が違和感を感じずに、ルアーを口の奥まで吸い込めるような「追従性」のある竿を選びましょう。
- おすすめスペック:
- L(ライト)〜ML(ミディアムライト)クラス。
- ファーストテーパー気味で、ティップが入る(曲がる)もの。
- メバリングロッドの流用も非常に有効です(感度も良く、バチ抜けの吸い込みに対応しやすい)。

浜名湖バチ抜けパターン必釣ルアー3選
迷ったらこれを買っておけば間違いありません。
1. DUO マニック(Manic)
【浜名湖の覇権ルアー】
浜名湖のバチ抜けにおいて、マニックを持っていないのは「丸腰で戦場に行く」ようなものです。
特徴的な「マニックムーブ(微振動ロール)」が、バチの波紋そのものを再現します。細身で固定ウェイトだから飛距離もあります。
サイズは75、95、115、135などがありますが、まずは95と115を揃えておきましょう。
2. ガイア エリア10(エリテン)
【水面直下の絶対王者】
フローティングミノーですが、デッドスロー(超低速)で巻くと、水面直下を棒のように泳ぎます。
バチが完全に水面で波紋を出している(もじっている)状況では無類の強さを発揮します。
価格が安く、コスパが良いのも魅力です。
3. バチ系シンキングペンシル(にょろにょろ、フィールなど)
【ローテーションの切り札】
細身のシルエットで空気抵抗が少なく、向かい風でも飛距離が出ます。
マニックやエリテンで反応がない時、少しレンジ(深さ)を入れたい時などのローテーション要員としてボックスに入れておきたいルアーです。
カラーセレクトの正解
バチ抜けルアーの色選びには明確なセオリーがあります。
- 基本 : パール系、チャート系。
- 下から見上げる魚に対してシルエットがはっきりし、人間からの視認性も良い色です。
- ド定番 : 「助ピン(ピンク系)」。
- 浜名湖周辺の釣具店でよく見かけるカラーですが、実績は抜群です。
- 澄み潮・満月 : クリア系、ホログラム系。
- 月明かりでギラつかせたい時や、水が綺麗な時は透明感のある色を選びます。

まとめ:道具で釣果が変わるシーズン
「弘法筆を選ばず」と言いますが、バチ抜けに関しては 良い筆(道具)を選んでください 。
専用のルアーと適切なロッドがあれば、初心者の方でもランカーシーバス(80cm超)を釣るチャンスが巡ってきます。
万全の準備を整えて、一年に一度の爆釣劇を楽しみましょう!

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