寒さで釣りに行く頻度が減る冬のオフシーズン。「春になったら本気出す」とこたつで丸くなっていませんか?
特に遠州のからっ風が吹き荒れる冬の浜名湖は、体感的にも精神的にも釣りに行くのが辛い季節です。
しかし、この冬の過ごし方こそが、春以降の浜名湖での釣果と「疲れにくさ」に直結します。
浜名湖の釣りは、広大なシャローエリアでのウェーディング、今切口周辺などの足場の悪いテトラ帯での移動、そして強風の中でのキャストなど、意外と全身を使う「スポーツ」です。
今回は、なまった体を自宅でリセットし、安全かつ快適に春の浜名湖シーズンを迎えるための基礎トレーニングを紹介します。
釣れない原因は「体力不足」かもしれない
「釣りなんて竿を振るだけでしょ?」は大間違いです。
特に冬の浜名湖のようなフィールドでは、基礎体力が釣りの質(=釣果)を左右します。
1. 遠州の強風に負けない「体幹」
浜名湖の冬から春にかけては、平均風速4〜5m/s、時には8m/sを超える北西風が吹きます。
この強風向かい風(アゲスト)の中でルアーを飛ばすには、竿の反発力だけでなく、強固な体幹が必要です。
体がブレるとキャストの軌道が定まらず、飛距離が落ちるだけでなく、ライントラブルの原因にもなります。
2. ウェーディングの水圧に耐える「下半身」
浜名湖名物のウェーディング。腰まで水に浸かりながら、水流の抵抗を受けて立ち続けるのは想像以上に体力を消耗します。
下半身が弱いと、潮が効いている時合い(チャンスタイム)に踏ん張りが効かず、集中力が途切れてしまいます。
「足が疲れたから上がるか…」と陸に戻った瞬間に爆釣、なんてことにならないためにも足腰は重要です。
3. 安全マージンを確保するための「フィジカル」
今切口周辺のテトラポットや、滑りやすい護岸など、釣り場は危険と隣り合わせです。
つまずいた時に踏ん張れるか、万が一落水した際に這い上がれるか。自分の体重を支えられる最低限の筋力は、ライフジャケットと同様にあなたの命を守る「安全装備」の一つです。
0円で今日から始める「浜名湖釣り特化」トレーニング
ジムに行かなくても、自宅でできる自重トレーニングで十分効果があります。
特にアングラーにとって必要な3つの部位を鍛えましょう。

1. スクワット:ウェーディングで粘れる足腰を作る
釣りのすべての土台は「足腰」です。
- 効果: ウェーディング時の水圧抵抗への耐久力、不安定な足場でのバランス維持。
- 方法: 肩幅に足を開き、椅子に座るようにお尻を落とす。膝がつま先より前に出ないように注意。
- 目標: 1日20回 × 3セット
- 釣りイメージ: 「流れの速い下げ潮の中で立ち込んでいる」感覚で行いましょう。
2. フロントブリッジ(プランク):強風を切り裂くキャスト姿勢
キャスト動作や、長時間のロッド操作を支える要(かなめ)です。
- 効果: 腰痛予防、強風時でもブレないフォームの安定化。
- 方法: うつ伏せになり、肘とつま先だけで体を支える。頭からかかとまでが一直線になるようにキープ。
- 目標: 1日30秒〜1分 × 2セット
- 釣りイメージ: 「向かい風10mの中でフルキャストしてもブレない体」を意識して固めます。
3. カーフレイズ(かかと上げ):広大なエリアを歩き回る機動力
駐車場からポイントまで距離があることが多い浜名湖。ランガンには強靭なふくらはぎが必要です。
- 効果: 長距離歩行の疲労軽減、テトラ帯移動時の瞬発力アップ。
- 方法: 階段の段差などを使い、つま先立ちになり、かかとを最大限下げてから上げる。
- 目標: 1日20回 × 2セット
三日坊主を卒業して「釣れるアングラー」になる
トレーニングは継続こそが力なりですが、これが一番難しいですよね。
- 具体的な目標を持つ: 「3月のキビレシーズンインまでに5kg痩せる」「表浜名湖でウェーディングしまくる」など、具体的なシーンを思い浮かべる。
- 「ながら」でやる: 釣り動画(YouTube)を見ながらスクワット、リールのメンテナンス後の空き時間にプランクなど、生活の一部に組み込みましょう。
まとめ:この冬の蓄積が春の釣果を劇的に変える
冬の間に基礎体力を底上げしておけば、春のシーズンイン直後からフルパフォーマンスで動けます。
逆に、何もしなければ体はなまり、春先の貴重なバイトを「集中力切れ」で逃すかもしれません。
まずは自宅でできるスクワット10回から。
浜名湖の強風にも、激流にも負けない体を作って、春の爆釣シーズンを迎えましょう!
もし、「自分一人では甘えてしまって続かない」「春までにもっと短期間で結果を出したい」という場合は、次回の記事で紹介するジムやパーソナルトレーニングの活用も検討してみてください。

コメント