新年あけましておめでとうございます!「釣!浜名湖」編集部です。
2026年、釣り始めの計画は立てましたか?
「寒いから家でゴロゴロ…」なんてもったいない!冬の浜名湖には、この時期だからこそ楽しめる、そして誰でも高確率で釣果が出せる魔法のような釣り方があります。
それが「穴釣り」です。
今回は、初釣りで絶対にボウズ(0匹)を食らいたくないあなたのために、最強のメソッド「穴釣り」の攻略法を徹底解説します。
なぜ冬の浜名湖は「穴釣り」が最強なのか?
1月〜2月の厳寒期、浜名湖の海水温は年中で最も低くなります。
多くの魚(クロダイ、シーバス、アジなど)は、水温が安定する深場へ落ちてしまい、岸から釣るのは至難の業。いわゆる「耐えの時期」です。
しかし、カサゴ、タケノコメバル、ソイといった「根魚(ロックフィッシュ)」だけは別。
彼らは低水温にも強く、岩やテトラポットの隙間(穴)に潜んで、目の前を通るエサを虎視眈々と狙っています。
穴釣りのメリット
- 高確率で釣れる: 魚の目の前にエサを落とすので、食い気さえあれば即バイトしてきます。
- 風に強い: 竿先を穴の中や足元に入れるため、浜名湖名物の「爆風」の影響を受けにくいです。
- 短時間勝負: 1〜2時間で十分なおかずが確保できることも。体が冷え切る前に撤収できます。
つまり、穴釣りこそが冬のボウズ逃れ最終兵器なのです。
実はオールシーズンで釣ることができるので、冬だけでなく、他の季節でもボウズ逃れに最適なのが穴釣りです。
穴釣りってどんな釣り?(道具と仕掛け)
「専用の道具が必要?」と思われるかもしれませんが、穴釣りは最もお金がかからない釣りの一つです。
必要な道具はこれだけ!予算3,000円で揃う
- ロッド(竿): 長い竿は邪魔になります。1m〜1.3m前後の短い竿がベスト。釣具店で売っている「穴釣り用(ロックフィッシュ用)ロッド」や、極端な話、100円ショップのショートロッドでも十分に楽しめます。
- リール: 小型スピニングリール、または「両軸リール(コロネットなど)」。糸が出し入れできれば何でもOKです。
- ライン: 根ズレ(岩で糸が擦れること)が多いので、少し太めのナイロンまたはフロロカーボン3号(12lb)前後を巻きましょう。

穴釣りに最適なロッド選びは船釣り用
おすすめは「船釣り用(1.3m前後・オモリ負荷30号以上)」の中古ロッドです。
穴釣りは、魚が掛かった瞬間に強引に引き抜かないと根に潜られます。市販の専用竿よりも、船竿の「バットパワー(強さ)」と「食い込み(穂先の柔らかさ)」のバランスが最適なのです。
竿に傷がつきやすい釣りなので、新品ではなくイシグロ(タックルオフ)などで安い中古品を探すのが賢い選択。私もここで見つけた船竿を愛用しています。
仕掛け:ブラクリが最強の理由
穴釣りの代名詞とも言える仕掛けが「ブラクリ」です。
- 特徴: 赤いオモリと針が直結しており、短いハリスで構成されています。
- メリット:
- オモリが先行して落ちるため、狭い穴の奥までスルスルと入っていきます。
- 根掛かり(地球を釣ってしまうこと)が比較的少ない形状です。
- オモリの「赤色」が魚へのアピールになります。
重さは浜名湖の潮の速さに合わせて、3号〜4号を用意しておくと安心です。
おすすめのエサ
- アオイソメ: 万能エサ。動きで誘うので食い込み抜群。
- サバの切り身: 「サンマの切り身」や「イカの短冊」も可。エサ持ちが良く、強烈な臭いで魚を寄せます。また、カニなどのエサ取りにも強いのが特徴。
- コンビニ食材: 実は「イカの塩辛」が大活躍します。臭いと味の成分が濃厚で、保存も効くため、予備エサとしてポケットに入れておくと便利です。
浜名湖で穴釣りが楽しめるおすすめポイント
1. 新居弁天海釣公園(T字堤防)
浜名湖で最もメジャーな釣り場です。
- 特徴: 足場が良く、トイレ・自販機・売店が完備されており、ファミリーやカップルに最適。
- 狙い所: T字型堤防の「足元」や、堤防の「継ぎ目」。特にT字の先端付近や内側の角には、基礎ブロックが入っており根魚のマンションになっています。
- 注意点: 非常に人気の釣り場なので、投げ釣りの人の邪魔にならないよう、竿一本分のスペースで静かに探りましょう。

2. 網干場~今切口舞阪堤
今切口の舞阪側は、岩礁帯と消波ブロックが多く根魚天国です。
- 特徴: 駐車スペースからポイントまでが近く、車を横付けに近い形でエントリーできる楽ちんポイント。
- 狙い所: 護岸のキワ(ヘチ)や、水中に沈んでいる石積みの隙間。水深は浅めですが、意外な良型が潜んでいます。


実践!穴釣りのコツとアタリの取り方
穴釣りは「ただ落とすだけ」に見えて、実は奥が深い釣りです。釣果を伸ばすための3つの極意を伝授します。
① 「底につける」が大前提
まずは仕掛けを穴の底(ボトム)まで落とします。糸がふけたら着底の合図です。
中層で止めても根魚は食ってきません。必ずコツンと底を感じてください。根魚は名前の通り、根(水底かつ狭い場所)を好む魚です。
② 「着底したら誘う」
底についたまま放置するのではなく、チョンチョンと竿先を動かしてエサをアピールします。
3〜5回誘って、数秒止める(食わせの間)。これを繰り返します。それでも反応がなければ……
③ 「探り歩く」(ランガン)
これが最も重要です!1箇所で粘ってはいけません。
そこに魚がいれば、たいてい一発で食ってきます。反応がない穴は「留守」と判断し、一歩横に移動して次の穴へ。次々と新しい穴を攻める「足で稼ぐスタイル」が、大漁への近道です。
アタリがあったら?
「ゴゴン!」という明確なアタリがあります。アワセを入れて魚が居るならきっちりとフッキングしましょう。魚の引きを堪能していると、穴の奥(根)に潜られて出てこなくなります。
「グッ」と重みが乗ったのを確認したら、一気に巻き上げる!
このスリルが穴釣りの醍醐味です。
もし根に入られたら?
無理やり引き抜くと、ラインが切れる可能性が高いです。
こんな時はラインを張らずに、魚が動き出すまで待ちましょう。引っ張られなくなると油断して、動き出そうとするタイミングがあるので、そこで一気に巻き上げましょう。
安全とマナー(※必須項目)
- ライフジャケットの着用: 海釣公園などの足場が良い場所でも、落水の危険はあります。必ず着用しましょう(お子様は特に!)。
- 立ち入り禁止エリア: 今切口周辺のフェンス越しや、ソーラーパネル周辺など、釣り禁止・立入禁止エリアには絶対に入らないでください。消波ブロックの上は滑りやすく危険です。
- リリース・キープの基準:
- 15cm以下はリリース: 根魚は成長が非常に遅い魚です。15cmになるのに数年かかります。資源保護のため、小さな個体は優しく海へ帰してあげてください。
- 針外しを持参: 貪欲な根魚は針を喉奥まで飲み込むことが多いです。プライヤーや針外しを使って、ダメージを少なく外してあげましょう。
まとめ:防寒対策を万全にして初釣りを楽しもう
穴釣りは、誰でも簡単に高級魚カサゴに出会える素晴らしい釣りです。
しっかり防寒対策をして、温かい飲み物を入れた水筒を持って出かけましょう。
釣れたカサゴの食べ方ですが、20cm以内のサイズなら「味噌汁」や「煮付け」「唐揚げ」が最高です。骨から出る出汁は五臓六腑に染み渡ります。
もし、20cmを超える良型が出たら、ぜひ「活造り(刺し身)」に挑戦してみてください。コリコリとした食感と甘みは、まさに高級料亭の味!
さあ、2026年の釣り初めは、浜名湖の穴釣りで「確実な一匹」を掴み取りましょう!

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