大型連休もある5月の浜名湖は、観光と魚釣りで混雑するようになります。
ゆったり楽しみたい人にとっては、辛く感じる時期かもしれません。
でも、このタイミングでしか行けない人も居るはずです。
釣り自体は、どこでも何かしら釣れるようになるので、魚を釣ることを気軽に楽しめます。
つまり、初心者を沼に誘えるうってつけの時期といえます。
5月の浜名湖でおすすめの釣りポイントはここ!
5月は浜名湖の全域どこでも、何かしら釣ることができます。
中でもおすすめのポイントを選りすぐったので、ひとつずつ紹介します。
- 新居弁天海釣公園
- 今切口舞阪堤・網干場
- 中之島・渚園
- サクラマル
- 新居中之郷
- 村櫛海水浴場
- 舘山寺
- 伊目・都田川河口
- 佐久米海岸
1.新居弁天海釣公園
新居弁天海釣公園では、安定したクロダイ・メジナの釣果を狙えます。
サビキ釣りも本格化し、連休もあいまって多くの釣り客が訪れます。
日と時間帯によっては、かなり窮屈に感じてしまうかもしれません。
あえて夜のみにするとか、時間をずらすことで、また違った魚に出会えるチャンスになるかもしれませんよ?

2.今切口舞阪堤・網干場
網干場の投げ釣りがおすすめで、キスやベラがコンスタントに釣れます。
混雑している時、潮が早いタイミングでは、仕掛けが隣と絡まるトラブルも起こりやすいので、オモリを重くするなり投げすぎないよう工夫をしましょう。
手前10mほど沈み石があるので、その先に投げればいいだけです。

3.中之島・渚園
渚園は5月の中盤を過ぎると、ぼちぼちキビレのトップゲームがはじまります。
中之島は週末になると、潮干狩り客で賑わう可能性もあるので、北側の広い浅瀬を釣り場にするのがおすすめです。
投げ釣りをするなら夜にキビレ・シーバス狙いがおすすめ。

4.サクラマル
サクラマルは投げ釣りでキビレ・シーバス・キスが狙えます。
橋脚付近ではタコも狙えるし、週末でも穴場ポイントになりやすいので、他が混雑しすぎている時の選択肢におすすめです。
ゆったりしながら大型に期待するなら夜釣り。

5.新居中之郷
新居中之郷では、岸からの小物釣りがシーズンイン。
日中ならハゼ、夜ならキビレとシーバスが狙い目です。
5月後半で水温が上がれば、トップゲームも視野に入ります。

6.村櫛海水浴場
村櫛海水浴場の付近では、投げ釣りでキビレ・シーバスが狙えます。
日中よりも夜釣りが向いており、まったり待ちながら魚を待つスタイルが向いています。

7.舘山寺
舘山寺の内浦湾では、岸辺で泳ぐクロダイ・キビレを見かけるようになります。
日中ならサイトのルアー釣りもできるし、カニ餌の前打ちもおすすめです。
夜釣りは電気ウキを使い、ゆったり流しながら魚を待つのが向いています。

8.伊目・都田川河口
奥浜名湖の伊目と都田川では、ハゼ釣りがシーズンイン。
岸からちょいと投げて、巻いて止めてを繰り返して、魚を探します。
サイズにムラはあるものの、手軽で安い一式タックルも販売されているので、初心者におすすめです。

9.佐久米海岸
佐久米海岸は2通りの釣りスタイルで攻めます。
ひとつはエサの投げ釣り、もうひとつはフライフィッシングかルアーのトップゲーム。
浅い場所と深い場所があるため、どちらかに対応したスタイルが求められます。
キビレとクロダイで知られるポイントですし、大型のシーバスもチャンスがあります。


5月はエサとルアーどちらでも楽しめます。魚の活性も高く、初心者を連れての釣行に最適なタイミングですね。
5月の浜名湖でおすすめの対象魚を紹介
5月の浜名湖はエサとルアー、どちらでもいろいろ釣れます。
この項目では、中でもおすすめの対象魚を紹介します。
- クロダイ
- キビレ(狙い目)
- シーバス(狙い目)
- メジナ
- マゴチ(シーズンイン)
- タコ・コウイカ(盛期)
- アジ・サバ・イワシ(シーズンイン)
1.クロダイ
クロダイ狙いなら、今切口エリアの堤防は、カニ餌の前打ちが安定しています。
奥浜名湖の岸辺でも見かけるようになり、ルアーのリアクションバイト狙いがおすすめです。

2.キビレ
キビレは中浜名湖・奥浜名湖エリアがポイントになります。
エサは青ジャムシで、水深があるなら投げ釣り、1.5m以内で浅いなら電気ウキ釣りがおすすめ。

3.シーバス
シーバスは浜名湖全域で期待することができます。
5月はまだ岸辺からよりも、ボートで2m前後のエリアを探るほうが、釣果を伸ばしやすいでしょう。

4.メジナ
メジナは海釣公園と舞阪堤で、オキアミをエサにすればよく釣れます。
サイズを問わずとにかく釣りたいなら、中層から上を狙えばいいので、初心者にも釣りやすい対象魚です。
サイズ狙いは底近くまでエサを届ける必要があるので、餌取り対策が必須になります。
5.マゴチ
浜名湖のマゴチは個体数が多く、人気のルアーターゲットです。
岸から狙いたい方は、当サイトの「ウェーディングポイント紹介」を参考にしてください。
特におすすめは、ボートからのルアー釣りです。
6.タコ・コウイカ
5月の中盤になると、タコのサイズも食べ頃が目立つようになります。
浜名湖では人気のターゲットで、沿岸部は連休中に探りきられると思ってください。
砂地にもいるので、タコエギを遠投して、どちらも狙う方法がおすすめです。
7.アジ・サバ・イワシ
サビキ釣りは、表浜名湖エリアの沿岸ならどこでも期待できます。
群れが入りやすいのはT字堤で、他に釣り客も多いから、コマセの節約にもなるメリットがあります。
デメリットは混雑しやすいことですね。


魚の活性も高くなり、種類も豊富になって釣りやすい時期。一方で釣り客も多くなるので、出来るポイントを探すのに苦労するタイミングですね。
まとめ:本格的な釣りシーズンがはじまる
GWが終わると、春の釣りシーズンは一旦休憩に入ります。
中盤以降になると、夏シーズンに向けて様相も変化していきます。
これからのイメージとしては、梅雨入りまでガーッと釣りやすく、雨が多くなると落ち着きはじめて、明けたらまた違う姿になる感じです。
春の終盤戦である5月は、サイズ狙いが出来る最後のチャンスでもあります。
ここからはエサ取りも増え、さらに活気は出るものの、雨と暑さとの戦いになります。
夏が苦手な方は、5月の安定した気候にしっかり楽しんでおくべきでしょう。
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