湖上に立つ干潟サイトフィッシング~中浜名湖の釣りポイント紹介~

浜名湖の干潟サイトフィッシング~中浜名湖の釣りポイント紹介~

『釣!浜名湖』をご覧いただきありがとうございます!

記事内容は、ポイントの詳細からはじまり、季節ごとに釣れやすい魚と方法などをまとめています。

本記事は「浜名湖の干潟サイトフィッシング」を紹介しています。

記事のポイント
  • 浜名湖の干潟サイトフィッシングの基本情報
  • 干潟へ渡る方法のまとめ
  • シーズンごとに釣れやすい魚
  • 周辺情報
目次

浜名湖の干潟サイトフィッシングの基本情報

  • ポイント名:浜名湖(はまなこ)
  • 所在地:浜名湖上
  • アクセス方法:レンタルボートかフィッシングガイド
  • 駐車場:マリーナの駐車場規則に基づく
  • トイレ:簡易トイレか船舶にあるもの
  • 近くの釣具店:ガイド利用なら事前に相談
  • 近くのコンビニ:マリーナ行くまでに寄るべき

浜名湖の干潟サイトフィッシングは、近年、人気が高まっています。

なぜなら、陸の釣りは人が多く気疲れしますが、干潟にわたってまで釣りをする人たちは、ゆとりのある釣りが好きだから、すべからくマナーが良いことが特徴です。

干潟は表浜名湖エリアに多くあり、もともと観光渡船の潮干狩り場でもあります。

2024年現在も潮干狩りは禁漁になっており、稚貝を食べるキビレ・クロダイから守るためにも、干潟のシャローゲームを愛する人たちの存在は欠かせません。

浜名湖内の航行については、まずルールをしっかり頭に入れておきましょう。

浜名湖の干潟フィッシングの特徴

干潟サイトフィッシングが盛んなのは、弁天島から村櫛漁港くらいまでの表浜名湖エリアです。

航空写真を見てもらえば、明らかに浅い場所があるとわかるはず。

湖上にある干潟は、満潮時でも水深1mあるかないかくらいで、周囲が航路で囲まれています。

陸地から干潟へ渡るには、船を利用するのがベストですが、結局のところ「自力」か「他力」を選択することになります。

自力の渡船方法は?

小型船舶免許を持っているなら、自分の船を使うかレンタルするかですね。

湖上で航行ルールを守るのは当然のことで、干潟は時期によって海苔かアサリの養生エリアになるので、場所を荒らさないようにしましょう。

免許が要らない船で渡るなら、中之島の西エリアは陸地から近いため、ゴムボートで渡っている人も見かけますね。

ただし、表浜名湖は潮汐で流れがかなり速くなるため、ここ以外で手漕ぎボートはマジで止めましょう

船のレンタルをするなら、弁天島周辺の釣具店で頼むか、周囲のマリーナがおすすめです。

免許を持ってない人は、運転できる人と乗り合いするのも、レンタル費用を抑えることもできるしいい手段だと思います。後述しますが、フィッシングガイドを依頼するのもアリ。

おすすめのレンタルボート・ガイド

他力での渡船方法は?

観光協会が「干潟アクティビティ」として、干潟でのルアーフィッシングを勧めています。

渡船はJR弁天島駅の南にある船着き場からで、「いかり瀬」と呼ばれる干潟に案内してくれます。

基本的に”かつての潮干狩りエリア”がポイントとなり、例をあげると、弁天島の鳥居近く、砂揚場の南、村櫛漁港の南西、競艇場付近などが該当します。

舞阪町観光協会のHPからは、浜名湖上アクティビティの紹介と、いかり瀬の紹介などがあるので、映像でどんな場所なのか知ることができます。

弁天島遊船組合のいかり瀬への渡し料金は、観光協会を参考にすると、「大人1000円」「子供500円」となっています(※大人3名以上での利用が条件)。

フィッシングガイドを依頼するのもアリ

干潟は疑似餌を使ったルアーが主体ですが、浅い(シャロー)場所での釣りで、しかも水に入りながらは初めての人も多いでしょう。

初めては、どんなアクションがいいか、どこを狙えばいいか、どんなルアーが最適か……など、学ぶべきことが多く、それを確認しながらやるだけで数時間経つこともざらです。

渡船を利用しつつ、浜名湖での釣りをレクチャーしてもらいたい場合は、地元のフィッシングガイドに依頼するのもいいでしょう。

ガイドを探すなら、ウェブサイトやSNSで「浜名湖 フィッシングガイド」と検索すると探すことができます。

釣具店で名刺を見ることもあるし、マリーナのスタッフに居ることもあるし、個別でフリーな人もいるし、メーカーの専属プロもいたりと、多様なガイドが多くいます。

基本的に予約制なので、スケジュールを決める(組む)必要があるし、悪天候と重なるとリスケの必要があるのが悲しいところ。

ガイドを依頼するのは、自ら釣り方を探すのが好きな人には向いていません。

自分の釣り技術をワンランク上げたい意識が強いなら、ガイドを頼んでレクチャー受けるほうがおすすめです。

何事もメンター(師匠)がいると成長が早いですからね。

干潟でシーズンごとに釣れやすい魚

干潟での釣りは5~10月が本番で、サイトフィッシングは7~9月がメイン。

春:シーバス、キビレ、メバル

干潟フィッシングのオンシーズンは早くて4月頃から。メバルは牡蠣棚近くで。他は干潟から航路内を狙う感じに。

夏:シーバス、キビレ、クロダイ

夏はハイシーズンですが、照り返しがキツイので日除け対策は万全に。基本トップかダートで事足りる。満潮になるまでから下げ5分くらいまで。干潮時は航路狙い。

秋:シーバス、キビレ、クロダイ

ハゼなど底ベイトが増えるため、夏よりもトップでは出にくくなる。ボトムを通せるルアーをフォローで入れておきたい。

冬:━━━━

オフシーズン。

キビレとクロダイは30cm上が多く、シーバスはよくて30cm前後くらい。

干潟にいなくても周囲にいるので、干潮でも満潮でも楽しめます。

シャロー帯の魚は警戒心が強く、ハードルアーよりもソフトルアーが有利で、見える魚はフライフィッシングのほうが有利です。

ルアーで釣れる魚とおすすめタックル

夏の浜名湖はポッパーさえあればだいたいなんとかなります。

対象魚クロダイ、キビレ
おすすめルアーポッパー、クランクベイト
おすすめタックル7~8ftのシーバスロッド

魚が見えつつ表層の反応が悪いようなら、クランクベイトのリアクションか、ブリーム用ワームでゆっくり誘うのがおすすめ。

シーバスも狙いたいのであれば、シンキングペンシル、SSミノーあたりは用意しておきたい。

フライで釣れる魚とおすすめタックル

対象魚クロダイ、キビレ
おすすめルアーエビ・カニのイミテーション
おすすめタックル#6~8で8~9ft、フロートとシンキングを使い分ける。

メインラインに対しての警戒心はかなり高めなので、リーダーとティペットを長めにとるのがおすすめ。

フライはハードルアーよりも小さな疑似餌を使えるのが強み。

チヌ系は落ちるエサに反応するから、ティペット部はシンキングで、トップゲームにしたいなら浮くイミテーションを選んだほうが早い。

干潟を守るためにもキビレとクロダイは持ち帰り推奨

クロダイとキビレは、砂の中にいるアサリを食べるといわれています。

近年アサリの資源量が減少傾向にある浜名湖は、かつての観光資源を復興させるため、アサリの保護や養殖で増やす努力をしている最中です。

特に干潟は稚貝を育成する場に適していますし、もともとアサリが好んで棲息する場所です。

ここをうろつくクロダイとキビレを釣りあげることは、アサリを守ることにもつながるわけです。

釣人が釣り上げる数は水揚げ量的に未知数ですが、ゲームフィッシングとしてリリースするよりも、帰って美味しくいただく食ルートをおすすめします。

ちなみに生食は食あたりの可能性があるため、塩焼きとホイル焼きが簡単でおすすめ!

周辺情報

インスタで有名な映えスポット「浜名湖のど真ん中で写真を撮る!」みたいなツアーがあります。

浜名湖のど真ん中に立った写真はインスタで話題となり、一躍観光資源になりました。

JTBではツアープランもあります。

渡船を利用するなら浜名湖ガーデンパーク内からになりますが、干潟サイトフィッシングも常に湖上に立っているので、同様の映えスポットになりえるといえます。

https://www.jtb.co.jp/kando/detail/362.asp

浜名湖の干潟サイトフィッシングのまとめ!

浜名湖の干潟で釣りをするのは、なんともいえない開放感が醍醐味かもしれません。

浅瀬を泳ぐクロダイとキビレが、自分のルアーを追ってくる姿を見るのは興奮すること間違いなし!

見える魚は警戒心が強く、その難しさを知っている人なら釣れるだけでも「たいした腕だ」と認められるかもしれません。

釣れなければテクニック不足と認めることで、あなたの腕はさらに磨かれていくでしょう。

釣り場を綺麗に保つため、自分で出したゴミを持ち帰るのはもちろん、目についた他のゴミも拾うことが、ポイントとアングラーを守ることに繋がります。

ルールとマナーをしっかり守り、楽しい釣り体験をしてみてください!

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