9月の浜名湖シーバス釣りガイド!秋のランカーをルアーで仕留める方法

9月の浜名湖でシーバスが水面からジャンプしている瞬間を捉えた写真。背景に弁天島の橋と夕日が映る秋の釣りシーン

9月の浜名湖は、シーバス釣りにとって絶好のシーズンを迎えます。夏の高水温から徐々に水温が下がり始め、産卵を控えたシーバスが積極的にベイトフィッシュを追う「落ちシーズン」の本格的な始まりです。

特にこの時期は、春に続いてランカーサイズ(60cm以上)の個体が狙いやすく、ルアー釣りでの醍醐味を存分に味わえる時期といえるでしょう。

本記事では、9月の浜名湖でシーバスを効率よく釣るためのポイント選び、ルアー選択、そして時間帯別の攻略法について詳しく解説します。

目次

9月のおすすめポイント8選

瀬戸水道

  • おすすめの対象魚:シーバス、キビレ
  • おすすめの釣り方:ルアー釣り
  • 狙い目の時間帯:朝マヅメ、上げ3分、下げ7分

浜名湖シーバスの聖地とも呼ばれる瀬戸水道は、9月のランカー狙いには外せないポイントです。奥浜名湖と猪鼻湖を結ぶ狭い水道部は潮流が強く、シーバスの回遊ルートとして機能しています。特に春の落ちシーズンに続き、9月も大型個体の回遊が期待できます。水道の流れが急すぎる場合は、流れの出口付近の緩い流れを狙うのがコツです。ミノープラグやシンキングペンシルを潮流に乗せてドリフトさせる釣法が効果的で、60cmを超えるランカーサイズの実績も豊富なポイントです。

今切口舞阪堤

  • おすすめの対象魚:シーバス、クロダイ
  • おすすめの釣り方:ルアー釣り
  • 狙い目の時間帯:朝・夕マヅメ、下げ7分、上げ3分

外洋に面した今切口は、回遊性の高いシーバスが期待できるエリアです。9月は青物の回遊に続いてシーバスも活性が上がる時期で、ショアジギングタックルでメタルジグを使った釣法が有効です。潮流が強い場所なので、重めのルアーを使って底付近をしっかり攻めることが重要。特に下げ潮時の流れの変化を狙うと、捕食スイッチの入ったシーバスに出会える確率が高まります。

中之島・渚園

  • おすすめの対象魚:シーバス、キビレ
  • おすすめの釣り方:ルアー釣り
  • 狙い目の時間帯:朝マヅメ、下げ7分、夕マヅメから夜

中浜名湖を代表するシーバスポイントで、特にウェーディングでのトップゲームが有名です。9月はまだ水温が高いため、夕マヅメから夜にかけて中層レンジより上の攻略が非常に有効。渚園外周は適度な浅さと航路による地形変化があり、ベイトフィッシュを追うシーバスが回遊してきます。潮汐による流れの変化を読みながら、ミノーやシンキングペンシルで水面下を攻めると爆発的な釣果が期待できます。

網干場(舞阪港)

  • おすすめの対象魚:シーバス、クロダイ
  • おすすめの釣り方:ルアー釣り
  • 狙い目の時間帯:潮止まりからの上げか下げ、長潮、朝マヅメ

今切口での投げ釣りポイントとして有名ですが、ルアー釣りでも十分な実績があります。9月は潮流の変化に合わせてシーバスが回遊してくる確率が高く、特に潮止まり前後の時間帯が狙い目。バイブレーションやスピンテールジグで広範囲を探り、反応があったエリアを集中的に攻めるのが効果的です。

舘山寺(内浦湾)

  • おすすめの対象魚:シーバス、キビレ
  • おすすめの釣り方:ルアー釣り、エサ釣り
  • 狙い目の時間帯:朝マヅメ、夜下げ3分から

奥浜名湖の舘山寺内浦湾は、9月からシーズン後半を迎える好ポイント。湾内は比較的穏やかで、シーバスが落ち着いて捕食行動を取りやすい環境です。夜釣りでの実績が高く、電気ウキでのエサ釣りと並行してルアー釣りも楽しめます。シャッドプラグやワームでの繊細なアプローチが有効で、プレッシャーの低い平日狙いなら特に期待が持てます。

サクラマル

  • おすすめの対象魚:シーバス、キビレ
  • おすすめの釣り方:ルアー釣り
  • 狙い目の時間帯:潮止まり前後、朝・夕マヅメ、夏期の夜間

浜名湖で最も有名なキビレポイントですが、シーバスの実績も高いエリアです。9月は夏から引き続き夜釣りでの実績が期待できます。ミノープラグやバイブレーションで広範囲を探り、キビレとシーバスの両方を狙うのが効率的。潮止まり前後の時間帯は特に活性が上がりやすく、ランカーサイズとの出会いも期待できます。

村櫛海水浴場

  • おすすめの対象魚:シーバス、キビレ
  • おすすめの釣り方:ルアー釣り
  • 狙い目の時間帯:下げ3分から

村櫛から内山海岸にかけての広い浅瀬は、9月のシーバス釣りには絶好のフィールドです。特にウェーディングでのトップゲームが楽しめ、夕マヅメから夜にかけての時間帯は水面でのバイトシーンを目視できる醍醐味があります。浅瀬が広範囲に続くため、移動には体力を要しますが、プレッシャーの低いエリアで大型のシーバスと出会える可能性が高いポイントです。

庄内湖

  • おすすめの対象魚:シーバス、キビレ
  • おすすめの釣り方:ルアー釣り
  • おすすめの時間帯:朝マヅメ、下げからの上げ

ボート釣りでの人気が高い庄内湖ですが、沿岸部からのルアー釣りも可能です。9月は牡蠣棚などのストラクチャー周りにシーバスが付きやすく、ピンポイントでのキャストが重要。バイブレーションやスピンテールジグでストラクチャーの際を攻め、根掛かりに注意しながら丁寧に探ることで結果に繋がりやすいポイントです。

9月に釣れやすい魚

  • シーバス:(ルアー)
  • キビレ:(エサ・ルアー)
  • クロダイ:(エサ)
  • アジ:(エサ)
  • サヨリ:(エサ)
  • カワハギ:(エサ)
  • ヘダイ:(エサ・ルアー)
  • マゴチ:(ルアー)
  • タコ:(エサ)

迷ったらここを見て!9月の厳選ポイントTOP3!

1位:瀬戸水道

瀬戸水道が9月のシーバス釣りで最もおすすめな理由は、春の落ちシーズンに続く秋の落ちシーズンの始まりでランカーサイズの実績が豊富な点です。奥浜名湖と猪鼻湖を繋ぐ狭い水道部は、シーバスの回遊ルートとして機能しており、特に産卵を控えた大型個体が積極的に捕食行動を取る場所として知られています。

潮流の変化が激しいため、ルアー操作にはある程度の経験が必要ですが、その分プレッシャーも低く、技術のある中級者以上のアングラーなら高い釣果が期待できます。ミノープラグやシンキングペンシルのドリフト釣法で、流れの出口付近を丁寧に攻めることで60cm超えのランカーサイズとの出会いが現実的なポイントです。

2位:中之島・渚園

中之島・渚園エリアは、9月のシーバス釣りにおいて最もゲーム性に富んだポイントです。ウェーディングでのトップウォーターゲームが楽しめるこのエリアは、まだ水温の高い9月ならではの醍醐味を味わえます。渚園外周の適度な浅さと航路による地形変化が、ベイトフィッシュを追うシーバスにとって格好の捕食エリアとなっており、特に夕マヅメから夜にかけての時間帯は水面でのバイトシーンを目視できる興奮を体験できます。ポッパーやペンシルベイトでの表層攻略は夕方、中層を通すのは夜と、時間帯によってアプローチを変えるのが有効です。

3位:今切口舞阪堤

今切口舞阪堤は、外洋に面した立地から回遊性の高いシーバスが期待できる安定感のあるポイントです。9月は青物の回遊シーズンでもあり、それに続いてシーバスも活性が上がる傾向にあります。

強い潮流という条件は釣りを難しくする要素でもありますが、逆にその環境に適応したシーバスは活性が高く、一度ヒットすれば強烈なファイトを楽しめます。岸から離れた場所を狙うならショアジギング的なアプローチで。岸付近の岩場を攻めるならミノーが有効。中級者がさらなるスキルアップを目指すのに適したチャレンジングなポイントです。

【まとめ】9月は秋の落ちシーズン開始!ランカーサイズとの出会いが現実的

9月の浜名湖シーバス釣りは「落ちシーズン」の始まりで、大型との出会いが最も現実的な時期です。水温がゆっくりと下がり始めることで、産卵を控えたシーバスが積極的に捕食行動を取るようになり、ルアーへの反応も格段に向上します。特に平日アングラーにとっては、週末のプレッシャーを避けて質の高い釣りができるメリットがあります。

ただし注意したいのは、台風シーズンでもあるため天候の急変に備えた安全対策と、まだ残暑が厳しい日中の熱中症対策です。また、夜釣りでは蚊などの虫対策も重要になります。これらの対策をしっかりと行いながら、秋のシーバスシーズンの開幕を存分に楽しんでください。9月の浜名湖では、技術的な成長と大型魚との出会いという、ルアー釣りの両方の醍醐味を味わうことができるでしょう。

9月の浜名湖でシーバスが水面からジャンプしている瞬間を捉えた写真。背景に弁天島の橋と夕日が映る秋の釣りシーン

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