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Oct 05, 2026 (Updated: Oct 05, 2026)
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浜名湖の水深マップ|湖沼図の見方と最深部・浅瀬・底質をまとめて解説

浜名湖の水深を知りたい人へ。国土地理院の湖沼図(1965年・昭和40年)への入口と、浜松市史に記された最深部・浅瀬の位置・底質を整理しました。湖沼図は60年ぶりの更新作業中で、新しい図が出る可能性もあります。釣り場選びへの活かし方も解説します。
浜名湖の水深マップ|湖沼図の見方と最深部・浅瀬・底質をまとめて解説

「浜名湖の水深マップが見たい」「最深部はどこ?」「湖底はどうなっているの?」

そんな疑問に、先に答えをまとめます。

  • 水深マップ:国土地理院の「湖沼図」で見られる(昭和40年=1965年の測量)
  • 最深部:舘山寺・内浦湾の出口と、三ヶ日町大崎を結ぶ中央部。約12メートル
  • 湖底:村櫛と鷲津を結ぶ線より南は砂、北は泥

この記事では、湖沼図の入口と、浜松市史に書かれた最深部・浅瀬・底質の記述を、疑問ごとに整理します。

水深の特徴を頭に入れておくと、釣り場を選ぶときの判断材料になります。

浜名湖の水深マップはどこで見られる?

浜名湖の水深を等深線で示した地図は、国土地理院が「湖沼図」として公開しています。

国土地理院「浜名湖」湖沼図のページには、浜名湖を4つの図に分けたリンクが並んでいます。

当サイトでは、この図を転載したり、推測で描き直したりはしません。

水深を確認したい方は、国土地理院のページで原図を見てください。

WARNING

現在公開されている浜名湖の湖沼図は、1965年(昭和40年)の測量にもとづく古い資料です。

澪筋(みおすじ)や砂の堆積は年月とともに変わるため、現在の水深と一致するとは限りません。

釣行の安全判断(ウェーディングの立ち込みなど)には使わず、あくまで地形の傾向をつかむ資料として使ってください。

湖沼図は、60年ぶりに更新される予定です。

国土地理院の資料によると、令和5年度から7年度までの3か年計画で、浜名湖・猪鼻湖の湖沼図の更新作業が進められています。

令和8年の今、近い将来に最新の湖沼図が公開される可能性があります。

公開時期は、国土地理院の発表を確認してください。

新しい図が公開されたら、この記事も更新します。

それでも、湖沼図は現地を知っている人ほど役に立ちます。

「あの辺りに仕掛けを投げたら、やけに深かった」という体験が、図を見ると納得できることがあります。

浜名湖の最深部はどこ?何メートル?

浜名湖で最も深いのは、舘山寺の内浦湾の出口と、三ヶ日町大崎を結ぶ中央部です。

水深は約12メートルです。

浜名湖の最深部はどこ?何メートル?の解説スライド。最深部は舘山寺・内浦湾の出口と三ヶ日町大崎を結ぶ中央部で12.2m。猪鼻湖・松見ヶ浦の入口は8〜9m、湖南は4m以浅

この節から底質の節までは、浜松市史の記述をもとにしています。

出典:「浜松市史 一」(浜松市役所、昭和43年刊)。

本文は、同書の「自然環境編/第二章 地形とその生い立ち/第六節 浜名湖の生い立ちと特質/現在の浜名湖」にある「水深と湖底」の記述を参考にしています。

この資料は、浜松市立中央図書館の「浜松市文化遺産デジタルアーカイブ(ADEAC)」で公開されています。浜松市の図書館でも探せるので、原文が気になる方は確認してみてください。

浜松市史「水深と湖底」(ADEAC)

刊行は昭和43年で、湖沼図と同じ時代の記述です。現在の水深とは違う場所もある点に注意してください。

水深について、同書には次のように書かれています。

  • 最深部:舘山寺と大崎を結ぶ湖の中央部。12メートルの等深線が最も深い
  • やや深い場所:猪鼻湖と松見ヶ浦の入口。8〜9メートルに及ぶ
  • 湖南(南部):全体に浅く、4メートル以浅
  • 深い場所の向き:北東から南西へ延びている。都田川から二川へ向かう構造線の上にあたるため

1965年の湖沼図でこの場所を見ると、12メートルの等深線に囲まれた細長い範囲の中に、水深の注記「12.2」があります。

浜松市史の記述と、湖沼図の最深部は一致しています。

地理院地図で最深部を湖沼図レイヤーで表示する

最深部は沖の中央部で、舘山寺の内浦湾は支湖にあたります。

舘山寺エリアの釣り場は、こちらの記事で紹介しています。

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浜名湖の浅瀬(瀬)はどこにある?

浜名湖には、大瀬・碇瀬・ゼゼラ瀬・八兵衛瀬の4か所の浅瀬があります。

最大は、弁天島の前に広がる大瀬です。

浜名湖の浅瀬(瀬)はどこにある?の解説スライド。大瀬450万平方メートル、碇瀬65万平方メートル、ゼゼラ瀬50万平方メートル、八兵衛瀬10万平方メートルの面積比較

浜松市史には、湖内の主な浅瀬の名前と位置、面積が載っています。

浅瀬の名前位置(同書の記述)面積(約)
大瀬(おおせ)鉄道北側の本湖、弁天島の前450万平方メートル(湖内最大)
碇瀬(いかりせ)鉄道南側の中央65万平方メートル
ゼゼラ瀬鷲津と村櫛を結ぶ中央50万平方メートル
八兵衛瀬(はちべえせ)鉄道南側の新居側10万平方メートル

今切口に近い南側が全体に浅いのは、天竜川から流れ出た土砂が沿岸流で運ばれ、湖口から湖内に入り込んで「逆デルタ」をつくっているためです。

とくに砂が堆積した場所は、浅瀬になります。

弁天島周辺の釣り場を選ぶときは、沖に広い浅場があることを頭に入れておくと役立ちます。

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浜名湖の湖底はどうなっている?

湖底の底質は、村櫛と鷲津を結ぶ線を境に分かれます。

線より南は砂、北は泥です。

浜名湖の湖底はどうなっている?の解説スライド。村櫛と鷲津を結ぶ線より北は泥・軟泥質、南は砂質。支湖は粒の細かい粘土質の砂土

浜松市史によると、底質は次のとおりです。

  • 線より南:ほとんどが砂質。鉄道の南側は粒の大きい砂が多く、北側に向かうほど粒が細かくなる
  • 線より北:泥、またはきわめて有機質に富んだ軟泥質
  • 支湖(庄内湖・引佐細江・猪鼻湖・松見ヶ浦・舘山寺内浦など):粒の細かい粘土質の砂土

つまり、浜名湖は「南は砂、北は泥」と大まかに覚えておけば大きく外れません。

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水深と底質を、釣り場選びにどう活かすか

ここからは、上記の事実を踏まえた当サイトの考え方です。

  • 浅場が広い南側(今切口〜弁天島周辺)は、砂地の浅いフラットが続きます。シャローを好む魚を狙う釣りと相性がよく、春の乗っ込みや夏のチニングの舞台になります。
  • 最深部の舘山寺〜大崎を結ぶ中央部は、湖の中でも深い水域です。岸から狙える場所では、深場を意識した釣りを考えるきっかけになります。
  • 泥底の北側や支湖は、底の感触が南とは異なります。根掛かりの質も変わるため、仕掛けを調整するきっかけになります。

浅瀬と深場の境目は、魚が移動する通り道になりやすい場所です。

湖沼図で境目を確認し、現地で水深と底の感触を確かめる、という使い方が実用的です。

春の乗っ込みと浅場の関係は、こちらの記事で整理しています。

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水中の地形変化を探す考え方は、ストラクチャー理論の記事にまとめています。

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まとめ:水深は「昔の図」と「今の現場」を重ねて読む

浜名湖の水深・浅瀬・底質を、1枚にまとめました。位置関係を示す地図ではありません。

浜名湖の水深・浅瀬・底質まとめ。最深部12.2m、猪鼻湖・松見ヶ浦入口8〜9m、湖南4m以浅。浅瀬は大瀬450万平方メートルなど4か所。底質は村櫛と鷲津を結ぶ線の南が砂質、北が泥・軟泥質

  • 浜名湖の水深マップ(等深線)は、国土地理院の湖沼図で確認できる
  • 湖沼図は昭和時代のもので、現在の水深とは異なる場合がある
  • 最深部は舘山寺と大崎を結ぶ中央部で、12メートルの等深線が最も深い
  • 猪鼻湖と松見ヶ浦の入口は8〜9メートル、湖南は4メートル以浅
  • 浅瀬は大瀬・碇瀬・ゼゼラ瀬・八兵衛瀬の4か所で、最大は弁天島前の大瀬
  • 底質は村櫛と鷲津を結ぶ線の南が砂質、北が泥・軟泥質

地図で全体像をつかみ、現地で自分の足と道具で確かめる。

この順番が、浜名湖の水深を釣りに活かす近道です。

浜名湖のポイントを地図から探したい方は、釣り場マップも使ってください。

浜名湖の釣り場マップ(エリア・季節別ポイント検索)

Important

安全とマナーについて

水深が分からない場所への立ち込みは、転落や流される危険があります。ライフジャケットを着用し、足場の確認できない場所には入らないでください。

ゴミは必ず持ち帰り、立入禁止の表示がある場所には入らないなど、釣り場を守るマナーを徹底しましょう。