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Mar 12, 2026
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【浜名湖攻略】激流・今切口を制覇する|舞阪と新居の潮流と『ヨレ』の攻略理論

最大数ノットの激流が走る、浜名湖唯一の喉元「今切口」。上げ潮と下げ潮で両岸(舞阪・新居)にどう電流が当たるのか。魚が潜む「ヨレ」が発生する場所と、激流を逆手に取る攻略法を徹底解説。

浜名湖の攻略において、避けては通れない最難関エリア。それが 「今切口(いまぎれぐち)」 です。

幅わずか200メートルほどの水路を通って、浜名湖全体の海水が出入りします。その流速は時に川の激流のようになり、多くの釣り人を翻弄します。

しかし、激流があるからこそ、そこには「最強の時合」と「モンスター級の魚」が潜んでいます。


1. 今切口の潮流:基本の「キ」

今切口の潮の流れは、単純な満ち引きだけでは説明できません。

  • 上げ潮(満ち潮) : 外海から湖内へ向かって海水が突進します。この時、フレッシュな魚(回遊魚)が一番最初に入ってくるのが今切口です。
  • 下げ潮(引き潮) : 湖内の水が一斉に外海へ吐き出されます。この時、湖内のベイト(プランクトンや小魚)が凝縮されて今切口を通過するため、プランクトンを追う大型魚の活性が上がります。

2. 「舞阪」と「新居」:流向によるパワーバランス

今切口を挟んで東側の 「舞阪堤(まいさかづつみ)」 と西側の 「新居堤(あらいづつみ)」 。どちらが釣れるかは、潮の向きによって決まります。

その理由は、導流堤の存在と潮の当たる方向にあります。

上げ潮の時:新居(西側)が熱い

外海から入ってきた潮は、今切口の入り口で西側(新居側)の堤防に強くぶつかる傾向があります。この「ぶつかり」が強い水流のヨレを生み、魚が居着くポイントになります。

下げ潮の時:舞阪(東側)が熱い

逆に湖内から出ていく潮は、東側(舞阪側)の堤防沿いをかすめるように流れます。特に導流堤の先端付近では、激流の中から本流を外れたターゲットが餌を待ち構えています。


3. 激流攻略の鍵「ヨレ(反転流)」を探せ

魚は激流のド真ん中で泳ぎ続けるほど馬鹿ではありません。彼らがいるのは、必ず 「流れが変化する場所」 です。

  1. テトラの際 : 複雑なテトラポットが水流を遮り、わずかに流れが緩む場所。
  2. 潜り根の裏 : 水中の大きな岩や変化の裏側。
  3. 潮目(しおめ) : 速い流れと遅い流れがぶつかり、プランクトンが溜まるライン。

これらのエリアでは、10g程度のルアーでは一瞬で流されてしまいます。20g〜30g以上の重量級ルアーや、重いオモリを使った仕掛けで「底」または「狙った層」を確実に通すことが必須条件です。


4. 安全第一:今切口の恐ろしさ

今切口は「海の難所」としても知られています。

  • 落水厳禁 : あまりの流速に、一度落ちれば救助は困難です。必ずライフジャケットを着用し、足場に注意してください。
  • 船舶優先 : 航路となっているため、船舶の航行を妨げるようなキャスティングは厳禁です。
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まとめ:激流を制する者は浜名湖を制す

今切口での釣りは、正直に言ってハードです。根掛かりも多く、仕掛けを失うこともあるでしょう。

しかし、その激流の壁を突破した先に待っているのは、浜名湖の他のエリアでは決して味わえない「サイズ」と「パワー」を持った獲物たちです。理論を武器に、ぜひこの聖地に挑戦してみてください。

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