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Mar 05, 2026 (Updated: Oct 05, 2026)
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【初心者向け】浜名湖ハゼ釣り入門|簡単な仕掛け・数釣りのコツから、釣ったハゼの食べ方まで

浜名湖で最も手軽に楽しめるハゼ釣り。お子様連れでも安心な「ウキ釣り」や「ちょい投げ」の基本から、100匹超え(束釣り)を目指す極意、そして釣ったハゼの下処理・天ぷら・甘露煮・唐揚げ・塩焼きのレシピまで、入門者向けに一記事で解説します。
【初心者向け】浜名湖ハゼ釣り入門|簡単な仕掛け・数釣りのコツから、釣ったハゼの食べ方まで

浜名湖で釣りを始めるなら、まずは「ハゼ釣り」が一番おすすめです。

難しい技術は必要ありません。エサを落とせばすぐに魚からの反応(アタリ)が返ってくる楽しさは、ハゼ釣りならではの魅力です。

私(さしし)も子どもの頃に最初に釣った魚はハゼでした。あのときの「プルプルッ」というアタリは今でも鮮明に覚えています。


浜名湖のハゼ釣り:なぜ「聖地」と呼ばれるのか?

浜名湖は日本でも有数のハゼのストック量を誇ります。

河口部の豊かな砂泥底と、豊富なプランクトンが育む汽水環境が、ハゼの成長に最適な条件を作り出しています。

初心者でも数釣りが楽しみやすく、秋の最盛期には「1日で100匹以上(束釣り)」という釣果も珍しくありません。

地元では毎年秋になると多くの家族連れがハゼ釣りに出かける、浜名湖の風物詩になっています。


いつ釣れる?ハゼのシーズンカレンダー

ハゼは夏から秋(6月ごろ〜11月)が主なシーズンです。

月釣果の目安
6月○ 出来ハゼが接岸し始める。小型中心
7〜8月◎ 浅場で数釣り。小型が中心だが数は出る
9〜10月◎◎ 最盛期。型が揃い「束釣り」も可能
11月◎ 「落ちハゼ」シーズン。型が大きくなる
12月〜5月△〜✕ 深場へ移動。難しくなる

月ごとの水温やサイズ、ポイント別の駐車場は、記事末尾でも紹介している教科書記事の早見表にまとめています。

特に10月〜11月の「落ちハゼ」シーズンは、ハゼが深場へ移動する前に大型個体が数釣りできる、ベテランも興奮する時期です。


釣れる時間帯

ハゼは日中でも積極的にエサを追いますが、朝の早い時間帯(日の出〜9時ごろ)が最もアタリが多い傾向があります。

気温が高い真夏は、涼しい朝に釣行するのが体力的にも快適です。

曇りの日は日中でも食いが続くことがあります。


初心者に最適な2つの釣り方

まずはこのどちらかのスタイルで始めてみましょう。

1. ウキ釣り(足元を狙う)

浮いている「ウキ」がピコピコ動くのを楽しむ、最もシンプルな方法です。

アタリが目に見えてわかるので、子どもに大人気です。

ハゼは底にいます。ウキの深さを調整して、エサが底スレスレにつくようにするのがコツです。

2. ちょい投げ釣り(少し遠くを狙う)

リール竿を使って、20mくらい仕掛けを投げる方法です。

足元にいない時でも、沖に潜むハゼを広く探れます。

投げて着底したら、ゆっくりと糸を巻いて「砂煙」を立てるイメージで動かすと、ハゼが寄ってきます。


準備する道具(タックル)

ウキ釣りの場合

  • のべ竿(2〜3m):餌を足元に落とすだけなので、リールは不要です。
  • ウキ仕掛け:市販の「ハゼウキ釣りセット」が初心者に便利です。
  • 針:ハゼ針は4〜7号の範囲(小型の多い初期は4〜5号、型が良くなったら6〜7号)。キス針6号でも代用できます。

ちょい投げの場合

  • ロッド:2m前後の万能竿またはコンパクトロッド。
  • リール:2000〜2500番のスピニングリール。
  • 仕掛け:市販の「ハゼちょい投げセット」がそのまま使えます。オモリは3〜5号が扱いやすいです。

エサ:石ゴカイ(赤虫)が一択

ハゼ釣りのエサは石ゴカイ(赤虫)が定番です。

小さく動き続ける赤いゴカイは、ハゼの捕食本能を強く刺激します。

釣具店で100〜200円程度から購入でき、保存も容易です。

エサの付け方のコツは「小さくカットする」ことです。ハゼの口は小さいため、1〜2cm程度に切って使うと針がかりが良くなります。

Tip

エサの「たらし」は1cm以内! エサを長く付けすぎると、端っこだけ取られて針にかかりません。 針から1cmほどはみ出るくらいに短くカットしましょう。


釣り方の手順

ウキ釣りの手順

  1. 深さを設定する:ウキ下(ウキから針までの長さ)を水深に合わせます。底にエサが触れる深さが理想です。
  2. 仕掛けを落とす:足元に静かに仕掛けを落とします。
  3. ウキを見る:ウキが動いたらアタリのサインです。
  4. 合わせる:2〜3秒待ってから、静かに竿を上げて合わせます。

ちょい投げの手順

  1. 投げる:20mほど前方に仕掛けを投げます。
  2. 着底確認:糸がたるんだら底に着いたサインです。
  3. ゆっくり引く:リールを半回転〜1回転ずつゆっくり巻きます。砂煙を立てながら引くのがコツです。
  4. 止める:数回巻いたら3秒ほど止めます。止めた瞬間にアタリが出ることが多いです。

釣果を伸ばす3つの極意

1. 「誘い」を入れる

置きっぱなしにしていては、ハゼに気づいてもらえません。

1分に一度は仕掛けを小さく上下させて、ハゼにアピールしてください。

底をトントンと軽く叩くような動かし方が効果的です。

2. アタリがあっても「一呼吸」待つ

「プルプルッ」と来ても、すぐに竿を立ててはいけません。

2〜3秒待ってから、ゆっくり竿を上げるとしっかり針がかりします。

急いで合わせると針がかりが浅くなり、ハゼが外れてしまいます。

3. 場所を変えながら探る

同じ場所でアタリが止まったら、少し移動してみましょう。

浜名湖のハゼは広い範囲に分散しているため、アタリが続く「鉄板スポット」を探しながら釣るのが数釣りの基本です。


おすすめポイント

浜名湖の河口部・汽水域が主なフィールドです。

都田川河口(奥浜名湖)

足場が平らで非常に広く、ハゼ釣りの「聖地」として有名です。

砂泥底の浅瀬が続き、夏〜秋は非常に高密度でハゼが群れています。

新川周辺(中浜名湖)

駐車場やトイレが近く、家族連れに最適なエリアです。

釣り場ガイドで詳細な場所を確認してから出かけましょう。

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各ポイントの駐車場・トイレなどの詳細情報は、こちらでチェックできます。


釣ったハゼを食べよう!下処理とおいしい食べ方

ハゼは「天ぷらの王様」とも呼ばれるほど、上品な白身とふわふわの食感が魅力の魚です。

私(さしし)が初めてハゼを大量に釣った日、家族で一緒に天ぷらを揚げながら食べた時のこと。「こんなに美味しい魚がその辺で釣れるのか!」と家族全員が驚いた記憶があります。釣り人だけが味わえる、最高に美味しい食べ方を紹介します。

なぜ浜名湖のハゼは美味しいのか

浜名湖のハゼが特別に美味しい理由は、汽水(海水と淡水が混じる)環境にあります。塩分濃度が適度に保たれた汽水域で育ったハゼは、海水魚のような引き締まった身と、淡水魚の柔らかさを兼ね備えています。

また、都田川や新川の河口部に豊富に生息するアミエビ・多毛類を主食としているため、身のうまみ成分が豊富です。特に10〜11月の「落ちハゼ」シーズンは、産卵前に栄養を蓄えた大型個体が多く、身に脂が乗って最高の食べ頃になります。

持ち帰り方(鮮度が命)

釣ったハゼは、クーラーボックスに氷と少量の海水を入れた「潮氷」で冷やして持ち帰ります。温かいビニール袋や水だけのバケツで長時間置くと、急速に鮮度が落ちます。

帰宅後はできるだけ早く調理するか、内臓を取り除いてからラップに包んで冷蔵庫で保存しましょう(当日〜翌日中に使用)。

ヌメリと泥臭さを取る方法

ハゼは皮にヌメリがあり、これが泥臭さの主な原因です。調理前に塩もみ(ボウルに塩大さじ1とハゼを入れ、全体をよく揉む)をしてから流水で洗い流すと、ヌメリが取れて臭みが大幅に減ります。

どうしても臭みが気になる場合は、下処理後の身を牛乳に5分ほど浸すとさらに効果的です。牛乳のタンパク質が臭み成分を吸着してくれます。

背開き(天ぷら用の基本の捌き方)

  1. ウロコ・ヌメリを取る:塩もみ後、流水でよく洗います
  2. 頭と内臓を落とす:ハサミを使うと簡単で安全です。小型のハゼならハサミ一本で処理できます
  3. 背中から開く:背骨に沿って包丁を入れ、腹まで貫通しないようにパカッと開きます。慣れれば1匹10秒でできます
  4. 背骨を取る:天ぷら用には背骨を残してもOKですが、骨を取ると食べやすくなります

小型(10cm以下)のハゼは、丸のままでも天ぷらにできます。

1. ふわふわサクサク!「ハゼの天ぷら」

これを食べるためにハゼを釣ると言っても過言ではない、ハゼ料理の王様です。

材料(4人分):ハゼ 20〜30匹、薄力粉 適量、天ぷら衣(薄力粉100g・片栗粉25g・冷水150ml・卵1個)、揚げ油

作り方:

  1. 衣を作る:冷水と卵を混ぜてから薄力粉・片栗粉を加え、さっくりと混ぜます。混ぜすぎると粘りが出てサクサク感が失われます。氷を一個入れて冷やすとなお良いです
  2. ハゼに粉をまぶす:背開きにしたハゼに薄く小麦粉をまぶします。余分な粉は軽くはたきます
  3. 高温で素早く揚げる:180〜190℃の油に入れ、衣が固まったら返して30秒ほどで引き上げます。揚げすぎると硬くなるので注意
  4. 盛り付け:天つゆと大根おろし、または塩で食べます

揚げたてをすぐ食べることが最大のコツです。時間が経つとサクサク感が失われます。

2. 数が多い時の救世主「ハゼの甘露煮」

釣りすぎた時や、保存食として最高のレシピです。

材料:ハゼ 30匹以上、醤油・みりん・砂糖・酒 各大さじ3、水 100ml

作り方:

  1. 素焼き:フライパンで油なしでハゼを両面焼きます。水分が飛んで香ばしくなり、身崩れしにくくなります
  2. 煮込む:素焼きしたハゼを調味料と水に入れ、落とし蓋をして弱火で20〜30分煮込みます
  3. 照りを出す:最後に火を強めて汁を絡ませます

冷蔵庫で1週間、冷凍庫で1ヶ月保存できます。お正月のおせち料理にも最適です。

3. 小型ハゼに最適「丸揚げ唐揚げ」

10cm以下の小型ハゼは、下処理なしで丸揚げにできます。

  1. 流水で洗って水気を切ります
  2. 片栗粉を全体にまぶします
  3. 160℃の油でじっくり揚げてから、190℃に上げて2度揚げにします
  4. 骨までポリポリ食べられる仕上がりになります

塩・レモン・青のり・七味唐辛子など、お好みの味付けでどうぞ。

4. 上品な味わい「ハゼの塩焼き」

大型(15cm以上)のハゼは、シンプルな塩焼きも絶品です。ウロコと内臓を取り、両面に塩を振って10〜15分置いてから魚焼きグリルで焼きます。皮が香ばしく焼けて、白身の上品な甘みが際立ちます。

浜名湖の保存食:「ハゼの焼き干し」

浜名湖周辺に古くから伝わる伝統的な保存食です。たくさん釣れた時期に作っておくと、冬のお雑煮や味噌汁の出汁として最高の味わいになります。

  1. ハゼを丸のまま(または頭・内臓を取って)、素焼きします
  2. 素焼きにしたハゼを日当たりの良い場所で2〜3日干します(冬の乾燥した季節が最適)
  3. 完全に乾燥したら密封袋に入れて冷暗所で保存します。数ヶ月保存可能です

出汁として使う際は、焼き干しをお湯に30分ほど浸してから弱火で煮だします。透き通った黄金色の出汁は、いつもの味噌汁を一段上の料理に変えてくれます。

ハゼ料理のQ&A

Q. ハゼは何日保存できますか?

生の状態では当日〜翌日が限度です。内臓を取り除いて冷蔵保存すれば2日間は品質が保てます。冷凍保存(内臓を取り除き、ラップで密封)なら1ヶ月程度保存可能です。

Q. ウロコは必ず取る必要がありますか?

天ぷらや塩焼きでは必ず取りましょう。口当たりが悪くなります。唐揚げ(丸揚げ)では、揚げることでウロコが一緒に揚がるため、取らなくても食べられます。

Q. 小型のハゼは食べられますか?

10cm以下の小型ハゼでも美味しく食べられます。丸揚げや骨せんべいにすると、骨まで全部食べられるため無駄がありません。ただし、釣り場では10cm以下の小型はリリースすることをおすすめします。

Tip

泥臭さをゼロにする魔法の「牛乳」 どうしてもハゼ特有の泥臭さが気になる場合は、下処理が終わった身を「牛乳」に5分ほど浸してみてください。 臭みが驚くほど取れ、身もふっくらします。特に夏場の小型ハゼに効果的です。


まとめ:釣って楽しい、食べて幸せ。それがハゼ釣り!

ハゼ釣りは、誰でも笑顔になれる「釣りの原点」です。

仕掛けを落とすとすぐアタリが来て、次々と釣れる快感は釣り歴20年以上の私でも飽きることがありません。そして自分の手で仕留めたハゼが、黄金色の天ぷらになって食卓に並ぶ瞬間。最初の一口の「ふわっサクッ!」という感触と、ハゼ特有の上品な甘みは、スーパーの天ぷらとは全く別物です。

6月ごろ〜11月が主なシーズンです。特に10〜11月の落ちハゼシーズンは、大型が狙えて食べても最高においしい最高の季節になります。

暖かい週末に、ぜひ家族で浜名湖へ出かけてみてください。

次のステップは、教科書記事で時期・ポイント・仕掛けを深掘りするか、ルアーで釣る「ハゼクラ」に挑戦してみてください。

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