カワハギ釣りは、アングラー側から積極的に仕掛けていく 「攻めの釣り」 です。
魚にエサを見つけさせ、迷わせ、興奮させてから口を使わせる。そのための一連の動作=「誘い」の基本パターンをマスターしましょう。
🔄 代表的な4つの誘いパターン
1. タタキ(シェイキング)
竿先を小刻みに上下に揺らし、海底でオモリが「トントン」と跳ねるようにします。
- 効果:エサを不規則に動かし、カワハギの闘争心を煽ります。また、外道(エサ取りの雑魚)を散らす効果もあります。
2. 誘い下げ(フォール)
高い位置からゆっくりと仕掛けを海底へ降ろしていきます。
- 効果:上から落ちてくるものに興味を示すカワハギの習性を利用します。着底直後のアタリは大型が多い傾向にあります。
3. ハワセ
オモリを海底に着けたまま、道糸を緩めて仕掛け(針)を海底に這わせます。
- 効果:魚の警戒心が強い時や、底付近のエサを吸い込むように食べている時に有効。少し待ってからゆっくり聞き上げると「重み」が乗ります。
4. 聞き上げ
アタリを感じた瞬間、または誘いの最後に、ゆっくりと竿を10〜20cmほど持ち上げます。
- 効果:カワハギがエサを咥えているのを確認しつつ、そのまま針を口に食い込ませる「アワセ」に繋げます。
🎯 「アワセ」の極意
カワハギ釣りで一番のタブーは、激しい「大アワセ」です。
- 即アワセは厳禁:コンコンというアタリで即座に竿を振り上げても、針に掛かることは稀です。
- 重みを乗せる:アタリがあったら、その「重み」を感じるまで竿をゆっくり持ち上げ続けます。魚が反転した瞬間にフッキングが決まります。
🧰 針の使い分けで釣果が変わる
- ハゲ針:軸が太く、大きく開いている。活性が高く、一気に掛けていきたい時用。
- 吸わせ針(丸型):魚がエサを吸い込みやすい形状。活性が低く、なかなか口を使わない時用。
まとめ:状況に合わせて「正解」を探す
カワハギの反応は時間帯や潮の動きで刻々と変わります。一つの誘いに固執せず、色々試してその日の「アタリパターン」を見つけるのが上達への近道です。
Caution
「空合わせ」を恐れない! アタリが分からなくても、一定の間隔でゆっくり聞き上げてみてください。そこで魚の重みを感じることがあります(タイム釣り)。「分かってから合わせる」だけでなく「仕掛けていく」意識が重要です。
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