浜名湖の堤防で、シュッとウキが沈む快感を味わえるのがメジナ釣りです。
磯釣りの王者と呼ばれるメジナ(グレ)ですが、浜名湖の堤防でも20〜30cmクラスが狙えます。
私(さしし)は初めてメジナのウキを見失った瞬間、「こんなにパワフルな魚がいるのか!」と驚きました。
細身の竿がしなり、道糸がビンビンに張る瞬間は、他の釣りでは味わえない独特の興奮があります。
メジナとは?
メジナは「グレ」とも呼ばれ、磯釣りを代表するターゲットです。
非常に視覚が発達しており、エサをじっくり観察してから食べます。
そのため、仕掛けが自然に馴染んでいないと食ってきません。この「見切られる」感覚を攻略するのが、メジナ釣りの最大の醍醐味です。
白身で淡白な味わいがあり、刺身や煮付けでおいしく食べられます。
いつ釣れる?メジナのシーズン
メジナは春〜秋(5月〜11月)が主な釣り期です。
| 月 | 釣果の目安 |
|---|---|
| 5〜6月 | ◎ 活性上昇。数が出やすい |
| 7〜9月 | ◎◎ 最盛期。20〜30cmが安定して釣れる |
| 10〜11月 | ◎ 型が上がりやすい秋の荒食い |
| 12〜4月 | △ 活性低下。難しくなる |
特に真夏(7〜9月)は、水温18〜25℃の適水温で最も活性が高く、初心者でも数釣りが楽しめます。
基本タックル(道具)
ロッド(竿)
4.5m〜5.3m程度の磯竿1号〜1.5号が理想です。
長い竿は、潮に乗せて仕掛けを遠くまで流すのに適しています。
最初は「磯竿セット」として売られている入門セットでも十分です。
リール
2500番クラスのスピニングリールを使います。
道糸はナイロン2〜3号が扱いやすく、初心者向けです。
ウキ仕掛け
円錐(えんすい)ウキ、または棒ウキを使います。
初心者は棒ウキがおすすめです。アタリが明確にわかるので、「沈んだ!」とすぐ判断できます。
針
グレ針4〜6号を使います。小さめの針のほうが、口が小さいメジナにも対応できます。
エサ:2種類を使い分ける
サシエ(針に付けるエサ)
オキアミが定番です。
尾羽を切り、プリっとした状態で付けます。エサが崩れていると食いが悪くなります。
コマセ(撒き餌):これが釣果の8割を決める
メジナ釣りにおいて、コマセを撒くことは釣果の8割を決めると言っても過言ではありません。
基本の配合レシピ:
- オキアミ1.5kgに配合エサ(パン粉やメジナ専用材)を1袋
ドロドロにならないよう、しっかり混ぜ合わせて練ります。
握ったときに固まり、海中に入るとパラパラとほどける「適度な硬さ」が理想です。
釣り方の基本手順
- コマセを撒く:釣りを始める前に、まず5〜6回コマセを撒いてメジナを寄せます。
- 仕掛けを投入:コマセを撒いた付近に仕掛けを投げ入れます。
- 同調させる:コマセと仕掛けが同じスピードで流れるように、道糸を適度に調整します。これを「同調」といいます。
- ライン管理:道糸が弛みすぎないよう、指でリールを押さえながら潮に乗せて流します。
- アタリ:ウキがスッと海中に消えたら、糸を張って軽く竿を立てて合わせます。
メジナを釣るための3つのコツ
1. コマセとサシエを「同調」させる
これがメジナ釣り最大のポイントです。
コマセが流れる方向と同じ方向に、仕掛けも流れるように調整します。
コマセとエサが同じ場所にある状態を作れば、自然とメジナがサシエを食います。
2. タナ(水深)を調整する
メジナは日によって泳いでいる深さが変わります。
まずは2m程度の深さから始め、アタリがなければウキの位置を少しずつ深く調整します。
アタリが出たタナを覚えておき、そのタナをキープしながら釣り続けましょう。
3. エサ取りに負けない
夏は小魚(スズメダイなど)がエサをすぐ取ってしまいます。
コマセを多めに撒いてエサ取りを引き付けながら、本命のサシエを少し離れた場所に入れる「エサ取り攻略法」が有効です。
エサ取りが多い場所では、大きめのオキアミを使うか、「練りエサ」を使うことでエサ持ちを良くできます。
Tip
「タナ(水深)」の調整を忘れずに! メジナは日によって泳いでいる深さが変わります。まずは2m程度の深さから始め、アタリがなければウキの位置をずらして、少しずつ深く探ってみましょう。
おすすめポイント
浜名湖では、潮通しの良い場所がメジナのポイントになります。
新居海釣り公園

足場が良く、潮通しも良いため、メジナの魚影が非常に濃いスポットです。
コマセを撒くと、メジナが浮いてくる様子が見えることがあります。
まとめ:ウキが沈む瞬間、心拍数が上がる!
メジナ釣りは、海中の様子を想像しながらウキの動きに集中する楽しさがあります。
シュッとウキが消えた瞬間、竿を立てる瞬間、魚が引いてくれる感触。この一連の流れが、メジナ釣りの最大の魅力です。
5〜11月が主なシーズンです。まずは基本のウキ釣りから始めて、コマセの使い方を少しずつ覚えていきましょう。

基本をマスターしたら、次は「エサ取り」に邪魔されないテクニックを学びましょう!