「釣!浜名湖」をご覧いただきありがとうございます! 浜名湖のシンボル「赤鳥居」を真正面に望む特等席 「サクラマル(さくら丸周辺)」 。
ここは単なる観光スポットではありません。古くから大型のキビレ(キチヌ)が接岸する「一等地」として、地元のベテラン師たちが腕を競い合ってきた歴史あるポイントです。絶景を楽しみながら、浜名湖らしい力強い引きを味わえる、サクラマルの攻略法を徹底解説します。
サクラマル前の「ミオ筋」から、橋脚周辺の「ヨレ」をピンポイントで射抜く高度な地形攻略は、こちらの深掘り記事で。 ミオ筋エリア深掘り攻略ガイド
ポイント概要と詳細アクセス
サクラマルは、弁天島海浜公園の西側に位置する護岸エリアです。JR弁天島駅から西へ徒歩約10分と駅近で、遠方からのアングラーにも人気の高いポイントです。
駐車場
弁天島海浜公園駐車場(共用・約50台)
- 料金: 1回410円
- 周辺道路は駐車禁止です。路上駐車は警察の取り締まりも厳しいため、必ず有料駐車場を利用してください。駐車場からサクラマルまで徒歩約10分。
トイレ・コンビニ
- トイレ: 弁天島海浜公園内に複数箇所あり。
- コンビニ: 弁天島方面(車で約5分)にあり。夜釣り前の食料・飲み物はここで準備しましょう。
- 赤鳥居を臨む「赤鳥居広場」が隣接。釣りの合間の休憩にも最適です。
近くの釣具店
弁天島釣りセンター(徒歩10分)
- エサ・仕掛けの現地調達に便利。当日の釣果情報も聞ける老舗店です。
フィッシング沖(村櫛方面・車で約5分)
- 営業時間: 6:00〜19:00
- キビレ・シーバスに強い専門店。ブッコミ釣り用の仕掛けやルアーが充実しています。
水中地形と「サクラマル前」の攻略
サクラマル攻略の鍵は、今切口から流れ込む 「強烈な潮流」 と足元の 「捨石(すていし)」 です。
① 今切口直結の激流
ここは浜名湖の入り口に近く、潮の動きが非常にダイレクトに伝わります。
- 特徴: 大潮の下げ潮時は、川のように水が流れます。この流れの中に魚が着いています。
- 攻略: 投げ釣り(ブッコミ釣り)では、25〜30号の重めのオモリを使用し、仕掛けが流されないように固定するのが鉄則です。
② 護岸沿いの捨石エリア
足元の護岸沿いには、根固めのために石が組まれています。
- 特徴: 石の間にはカニやエビが多く、それを狙ってクロダイやカサゴが寄ってきます。
- 攻略: ウキ釣りで仕掛けを流す際は、根掛かりを恐れずギリギリを攻めることでヒット率が劇的に上がります。
Caution
潮流の変化に注意 潮が動き出すと一気に流れが速くなります。軽い仕掛けではあっという間に流されて隣の人とお祭り(ラインが絡む)してしまうため、常に周囲の状況を確認しながら釣りを楽しみましょう。
サクラマルのメインターゲットと季節の戦法
キビレ — なぜここで釣れるのか
今切口からの潮流が捨石エリアに当たり、エサとなる甲殻類が豊富に集まります。サクラマルは浜名湖屈指の大型キビレ接岸ポイントとして地元に知られており、春(4〜6月)の乗っ込み期と秋(9〜11月)の荒食い期が最大のチャンスです。夜間のブッコミ釣りで40cm超えが連発することもあります。

春(4月〜6月):大型キビレとバチ抜けシーバス
産卵を意識した大型のキビレがシャローへ差してきます。夜間のブッコミ釣りで、ユムシや青イソメをエサに使用。強烈な初動の引きに備え、ドラグ設定は入念に。

夏(7月〜9月):マゴチ&タコ&シロギス
水温がピークを迎える夏。砂地のターゲットが活発になります。マゴチはルアー、シロギスはチョイ投げで。潮止まりのタイミングでは護岸際をタコエギで探るのが効率的です。

秋(10月〜11月):キビレ・クロダイの数釣りハイシーズン
夜間の電気ウキ釣りが最も楽しい季節です。赤鳥居の夜景を眺めながらのんびりとアタリを待ち、消し込む瞬間の快感は格別です。
冬(12月〜2月):投げのカレイと冬の根魚
今切口を通ってカレイが入湖してきます。遠投して深場と浅場の境(カケアガリ)を狙い撃ちます。

サクラマルでのマナーと安全
- 観光客への配慮: 赤鳥居の前はフォトスポットとしても有名です。キャスト時は周囲に人がいないか必ず確認しましょう。
- ライフジャケットの着用: 護岸は整備されていますが、潮流が速いため落水は厳禁です。万が一に備え、救命胴衣を忘れずに。
- ゴミ・汚れの放置禁止: エサまみれになった護岸は、最後に必ずバケツで水を流して清掃しましょう。
サクラマル周辺の砂地や浅瀬で立ち込み(ウェーディング)をする際は アカエイ に厳重注意してください。移動時は必ず 「すり足(エイガード歩行)」 を行い、砂底のエイを追い散らしながら進みましょう。
サクラマル周辺は 路上駐車厳禁 です。弁天島海浜公園駐車場(1回410円)を利用してください。利便性とアクセスの良さを維持するため、マナー遵守をお願いします。
まとめ:絶景と実釣が交差する、浜名湖の「聖域」
サクラマルは、キビレ・シーバス・マゴチ・カレイ・シロギス・タコなど多彩なターゲットが通年で狙える、赤鳥居を望む絶景ポイントです。
- 春(4〜6月)夜間のブッコミ釣りが大型キビレの最大チャンス
- 秋(10〜11月)の電気ウキ釣りでキビレ・クロダイの数釣りが楽しめる
- 投げ釣りは25〜30号の重めのオモリで激流に対応する
- ウキ釣りは捨石のギリギリを攻めるほどヒット率が上がる
- 夏のマゴチはジグヘッド+ワームのボトムバンプが定番
- キャスト前は周囲の観光客・通行人への確認を徹底
- 赤鳥居ライトアップの夜は最高の夜釣りロケーションになる
赤い鳥居に向かって竿を振るという非日常を味わいながら、浜名湖の豊かな恵みを体感してください。難易度は中級で、激流への対応さえ覚えれば初心者でも十分楽しめます。ファミリーにも対応できる足場の整ったポイントです。
Important
「さくら丸」という名称は、かつてこの周辺にあった旅館の名に由来しています。歴史あるこのポイントで、ゴミを持ち帰り、新しい思い出を刻みましょう。